| 凄まじい中国の現況
凄まじい気候異変と環境汚染が進む中国の現状を再びレポートする。
北部・西部の干ばつはさらに進んで、水不足に陥っている人の数は、3500万人を突破してきた。
一方、南部の洪水の被災者はなんと8200万人に達し、この勢いが続くと、夏の終わりまでには、日本の総人口と並ぶ1億人を超す被災者が発生する可能性が出てきた。
また、竜巻や雹、落雷の被害も広がってきており、被害総額も次第に大きなものとなってきた。
公害による被害もまた一段と進み、添付した写真を見ると目を背けたくなるほどだ。数万尾の首なし魚の死骸や数などとうてい数え切れない100キロを超すゴキブリの死骸、また、洞庭湖沿岸部を埋め尽くした2億匹のネズミの襲撃など、その様相は、まるでこの世の終わりを思わせるようだ。
11lを超す驚異的な経済成長が進む中国であるが、成長率を半分に抑えても、早急に国家の総力を挙げて対策に乗り出さない限り、中国の未来に待ち構えているのは、暴動と環境破壊の地獄絵だ。
こんな国から輸出される食品など食べれたものではない。肉まんに段ボールを混入し、それが肉と混ざりやすいように劇薬のカセイソーダを使っていたと言うから、開いた口がふさがらない。アメリカでは、メイドインチャイナの排斥運動が始まっているが、我々日本人も中国製品のボイコットをするぐらいの毅然とした態度をとらないと、そのうちに毒入り饅頭を食べされることになりかねない。
あなたは、北京や香港の大気汚染の凄さをご存じだろうか? 先日、ドイツの新聞が、中国オリンピックでは屋外競技での世界新記録は不可能と報じたのは、その汚染の凄さゆえである。あなたも一度現地へ行って、街行く人々がハンカチで口を押さえながら歩いている姿を見てみたら、いかに汚染が進んでいるかを実感できるだろう。
こんな折り、中国へ観光旅行で出かける人を見ると、その神経の太さに感心させられる。ただそんな御仁に一言だけ申し添えておこう。「得体の知れないものを食べさせられて緊急入院し、点滴を受けたら、下水の水が混ざっていたなんてことのないようご用心あれ!」と。
干ばつ
7月4日 干ばつで3578万人が水不足、昨年の全国水利統計―中国
2007年7月2日、水利部が発表した全国水利発展統計によると、昨年1年間で干ばつにより被害受けた農地が2万738kha、このうち深刻な被害が1万3411
khaに及び、一時的な水不足も含めると3578万人に飲み水が不足していたことがわかった。
7月4日 “緑の絨毯”に干ばつの爪痕!340万ha以上の草原に影響―新疆ウイグル自治区
新疆ウイグル自治区では深刻な干ばつが続いている。アルタイ地区の草原では、例年ならば20cm以上にまで伸びる草が、今年はわずか6cmまでしか伸びない。340万ha以上の草原が干ばつの影響を受けていると見られる。また200万頭以上の家畜の食料・飲料水が不足している。
中国では昨年に引き続き今年も各地で異常気象が起きている。南方の洪水、北部・西部の一部地域での干ばつは特に大きな被害をもたらした。地球温暖化の影響との見方が強い。
猛暑
7月10日 水族館の熱帯魚にはスイカ!夏バテ防止、効果のほどは?―福建省福州市
2007年7月8日、気温が38度に達した福建省福州市の水族館「海底世界」で、暑さを気遣う飼育員から思いがけないプレゼントが贈られた。
色とりどりの熱帯魚には、なんとスイカが贈られた。魚たちにとってはちょっとビックリなエサだったように思えたが、水槽に投げ込まれた途端、魚が集まり「いただきます!」。思いがけない夏の味覚を堪能したようだった。
一方、ペンギンたちには大きな氷が贈られた。故郷の氷山には及ばないが、氷の上に乗ったり滑ったりと、ひと時の涼感を楽しんだ。同市では連日の高温が続いている。福建省気象部はこの夏、すでに6回も37℃以上の高温注意報を出している
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洪水
7月7日 広域豪雨の被害甚大、死亡88人、避難民34万人に―四川・湖北など6省
2007年7月6日、中国民政部の統計によると、6日18時の時点で、四川・湖北・陝西・河南・江蘇・安徽の6省にまたがる広域の集中豪雨により88人が死亡、23人が行方不明となっている。被災者の数は1421万8000人、自宅から緊急避難した住民は34万6500人に上った。
先月28日以来、降り続いている豪雨により、住宅被害は倒壊家屋3万2300戸、破損家屋17万6200戸に上った。また作物に被害が出た農地面積は665キロヘクタール、このうち91.8キロヘクタールは収穫が絶望的となった。この広域集中豪雨がもたらした直接被害額は25億5900万元(約409億4400万円)、農業だけでも15億5700万元(約249億1200万円)に上るとみられている。
6日の調査では、湖北省北部の雨は止んだものの、その他地域では依然、強い雨が降り続いている模様で、被害は今後さらに拡大すると見られ、警戒を強めている。
7月9日 歴史的大洪水の恐れ高まる!1600万人が被災、各地で豪雨・洪水被害が深刻化
―中国南部
2007年7月8日、中国南部は豪雨と洪水に見舞われ、多大な被害が発生している。
中国民政部によると、8日午後4時の時点で、江蘇省・安徽省・河南省・湖北省・四川省・重慶市・陝西省の各省に豪雨・洪水災害が発生中だ。被災者数1667万人、死者94人、行方不明25人、避難者56万人と発表された。また耕地123万haが被災し、14万haで収穫が絶望的となった。倒壊家屋は4万9000戸、損傷を受けた家屋は24万戸。直接的な被害額は38億元(約610億円)にのぼる。
今次の災害は6月28日以来、中国南方で降り続く豪雨によるもの。嘉陵江では水位が史上最高記録を更新し、大洪水の危険が高まっている。淮河の水位も上昇し、付近住民の避難が進められている。
7月10日 <続報>わずか1日で被災者1千万人増、豪雨・洪水被害の拡大続く―中国南部
2007年7月9日、中国南部では激しい雨と洪水が続いている。民政部が発表した9日午後4時時点での統計によると、被災者数は7省市の2783万人と前日から1000万人もの大幅な増加を記録した。101人が死亡、26人が行方不明となった。78万人が避難している。
農地も213万haが被害を受けた。前日と比べ、被災面積は80万ha以上も急増している。収穫が絶望視される面積は35万haと前日の倍以上にまで急増した。直接的な損失額は69億元(約1100億円)と推定されている。
今次の災害は6月28日以来、中国南方で降り続く豪雨によるもの。各地で洪水・土砂崩れなどの被害が相継いでいる。四川省・重慶市などでは被害拡大は一服する傾向を見せているものの、安徽省・江蘇省では豪雨が続き、淮河は危険水位を超えたままとなっている。
7月13日
<続報>降り止まぬ豪雨で洪水続く、政府は緊急支援を決定―中国南部
2007年7月10日、財政部・水利部・民政部は中国南方の豪雨洪水被災地に緊急支援2億3200万元(約37億円)を拠出することを決定した。国家洪水干ばつ総指揮部弁公室・程殿龍(チェン・ディエンロン)副主任が11日に明らかにした。
中国の南部地区では6月末から強い雨が降り続いている。安徽省・江蘇省・河南省・湖北省・四川省では洪水・土砂崩れなどの災害が続いている。とくに淮河流域では大洪水の危険性が高まっている。
今回拠出される資金は被災民の避難に重点的に用いられるほか、ゴムボートや土のうなどの購入にも使われる。
7月15日
洪水被災者8,205万人に! 死亡者も403人―中国メディア
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2007年7月14日付けの報道によると、中国24の省と直轄市、自治区および新疆生産建設兵団で発生した集中豪雨と洪水被害による被災者の数は8205万人、死亡者403人、行方不明者105人、被害を受けた農作物面積は550万haにおよび、直接被害総額も319億元(5104億円)にのぼることが判明。
重慶市の一部地域では最大降水量が170ミリに達し、都市部でも道路の冠水や停電が起こり、土砂崩れによる通行止めも国道319号線をはじめ各所で見られた。 |
また四川省南部および東北部地域では連日の集中豪雨で大洪水が発生、42人が死亡し25人が行方不明となっている。現地政府の調査によると被災者の数は1200万人とされ、被災地の人民政府は救援物資の輸送や医療チームの派遣などに積極的に取り組んでいる。
砂漠化
7月11日 湖水面積が年々縮小、“シルクロードの宝石”「天池」が消滅の危機!―中国・新疆ウイグル自治区
007年7月10日、中国科学院新疆分院の発表によると、新疆ウイグル自治区のボゴダ生物圏保護区の環境破壊が危機的状況にあり、“シルクロードの宝石”の異名を持つ有名な湖、「天池」は土砂の流入などの影響で湖水面積が年々縮小していることがわかった。
同院と「天池」管理委員会の共同調査によると、「天池」周辺の生態環境は近年急速に悪化。森林枯死などによって土壌がもろくなり、土砂崩れが頻発している。
ここ数年に起こった洪水や土石流が原因で、「天池」湖底には土砂の堆積が進行。10年前には平均100mであった水深が現在は80mに減少した。湖周辺の草原も大部分が砂礫化し、不毛の地となっている。2003年から現在に至るまで、天池に流れ込んだ土砂の量は25万tから40万tに達するともされ、このため湖水面積が大幅に減少。湖面も南北の方向から岸中央に向かって数十mも後退している。
こうした環境悪化の原因について、中国科学院では1960年代から70年代にかけて行われた「天池」上流の大規模な自然林伐採に加え、近年の過度の放牧や観光開発に伴う乱開発を挙げている。
7月11日 中国最大の青海湖、温暖化で200年後に消失か!危機にさらされる湖畔の生態系―青海省
007年7月5日、イギリスのロイター通信は、地球温暖化と砂漠化の影響で中国最大の湖・青海湖が200年後には消失する可能性が高いと報じた。
青海湖は中国最大の湖で、内陸潮湖としては世界第2位の面積を誇る。湖水の周囲長は350km。平均水深は18m。海抜3000m以上の高地に位置し、周囲を囲む鮮やかな緑と美しい湖水とで知られている。しかし周囲の砂漠化・過剰放牧が原因で、湖畔の生態系は危機にさらされている。乱獲により魚も50年前の10分の1にまで数を減らした。さらに急激に湖水の減少が続いているという。
政府は今後10年間に68億元(約1090億円)を投じて環境改善に取り組むが、専門家らは、もし現在の速度で青海湖の縮小が続けば、200年後には完全に消失するだろうと状況の厳しさを指摘している。
竜巻
2007年7月3日 特大の竜巻で23人死傷!家屋倒壊し1万人超が被災―江蘇省揚州市
江蘇省揚州市内の高郵市で大型の竜巻が発生した。5人が死亡、18人が負傷した。竜巻は天山鎮・菱塘鎮・郭集鎮の10か村300戸に被害を与え、多くの住宅を倒壊させた。被災者は1万人を超えると推定されている。
現地では各レベルの地方政府等による救援作業が続けられている。
雹
7月12日 まるで銃弾!降り続ける雹でリンゴ園は壊滅状態―北京市
2007年7月9日、猛暑に悩まされる北京市昌平区を、今度は突然巨大な雹が襲った。
直径5mmにもなる大きな雹は40分にわたり降り続けた。その勢いはまるで銃弾の雨のようだったと被災者は話している。被害は崔村など40か村の農地1650ヘクタールに及んだ。特にリンゴ畑の被害は深刻で、一部農園では収穫は絶望的だという。区政府の推定によれば、被害総額は3000万元(約4億8000万円)を超える見込み。
10日、保険会社は被害が特に深刻な三合庄果樹園に一時金として20万元(約320万円)を給付した。
落雷
7月16日 異常気象で落雷などが多発!32県市で46万人が被災、18人が雷直撃で死亡―江西省
2007年7月9日から14日わたり、江西省では大気が不安定となり、雹害や落雷が多数発生した。
被害は南昌市を始めとする32の県市に及び、被災人口は46万人、落雷による死者は18人にのぼった。被害を受けた農地は1万1000ヘクタール、直接的な被害額は6000万元(約9億6000万円)以上となった。
この異常気象による災害を受け、現地政府は災害対策本部を設置、各地の被害調査・被災者の生活支援などを始めている。
公害
7月1日 北京五輪「世界新記録樹立は不可能」、大気汚染が選手に悪影響!―海外医療専門機関
2007年6月30日、ドイツの週刊誌が来年開催される北京オリンピックについて、北京市の深刻な大気汚染を取り上げ、これが各国から参加する選手たちに何らかの悪影響を及ぼすとの報告を掲載した。
報告の中で、北京市の大気中の粉塵濃度は無雨無風状態で国際衛生基準の2倍から3倍の値であると説明。
視界2〜3kmが一般的な北京市内でのオリンピック開催で、もっとも深刻な健康被害を受けるのは屋外陸上競技選手、特にマラソン選手が危険だと指摘。英国オリンピック委員会顧問のマーク・カディナール医師は「北京五輪でマラソン競技の世界新記録樹立は不可能」と予想した。
国内14都市で行なわれた中国当局の調査によると、大気汚染により毎年5万人の新生児が死亡しているという報告もあり、北京国際医療センターの医師も「運動はなるべく屋内で」と提唱している。
7月5日 化学廃水汚染、断水続き20万人に影響=中国江蘇省
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中国東部の江蘇省沐陽県にある化学工場からの廃水が河川を汚染したため、水の供給が中断せざるを得なくなり、20万人が影響を受けているという。住民たちは井戸水で問題解決を図っているという。台湾紙・中広新聞が報じた。
情報筋によると、7月4日午前10時までに、江蘇省沐陽県城区ではすでに42時間の断水が続いていた。約20万人が影響を受けたという。同県環境保護部門はチームを組み、新沂河に沿って汚染源を追跡しているが、今のところ飲用水源の汚染は、川上にある化学工場からの廃水によるものだと推測している。
地元当局は、新沂河の上流にある化学工場からの汚染状況が把握していないため、的確な予防対策を講じることができないでいる。地元の住民・李金萍さんは「7月2日午後3時から、水道水が黄色くなっていて、汚泥の臭いがした。それから暫らくして、断水になった」と語った。
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著しい工業発展に伴い、中国大陸の環境汚染がもたらされた後遺症は続出している。少し前に、北京当局は、北京の水道水は生のままで飲用できるようになったと発表したが、果たして、どれくらいの市民が水道水の生水を飲んでいるのかは疑問視される。
中国国家環境保護総局は、大陸の七大河川の内、2・6割の流域、九大湖の内、7つの湖の水質汚染が人間の健康に危害を与えるほど深刻であることを認めている。
また、世界銀行の統計によると、中国大陸では毎年、40数万人が大気または水の汚染によって早死にしているという。中国当局は、2012年までに、中国全土にわたり、水道水が生のままで飲用できるようにすることを目標にしているという。
7月9日 七夕明けに「
首なし魚」数万尾が漂着、沿岸住民の食卓へ―陝西省安康市
2007年7月8日午前、陝西省安康市を流れる漢江に数万尾におよぶ死んだ魚が流れてきた。しかも不気味なことにほとんどの魚は頭がない「首なし魚」。しかし沿岸に住む漁民たちは総出でこの予期せぬプレゼントの引き揚げにおおわらわ。雨に濡れながらも笑顔を見せていた。
この「首なし魚」は上流のダムから流れてきたものだという。現在、漢江流域には大雨が降っており、安康市の水力発電用ダムでは増水分を放水した。この時、ダム湖に住む魚も同時に排出され、高い位置にある排水口から河面へと投げ出される。その衝撃で頭がもげてしまうのだという。
説明してくれた村民によれば、同様の「首なし魚」は以前にも時々流れてきていた。ただ、これほど多くの魚が流れてきたのは初めて。引き上げた魚は村民自身で食べたり、業者に売るのだという。説明で謎が解けたとはいえ、やはり不気味に思える「首なし魚」。味は変わらないというが、よそ者には食べる勇気がなかなか出ないかもしれない。
7月9日 恐怖のゴキブリ“テロ”?100kgって…、身の毛もよだつ超大量発生―四川省
2007年7月7日、四川省ラン中市の公務員宿舎でゴキブリが大量発生した。地元のマスコミが駆けつけた時、すでに薬剤散布により死んだゴキブリが片付けられているところだったが、集められたその死骸は優に100kgを超えていた。もはや何匹発生したなどと想像がつくレベルではないのだ。
発生直後の様子についてある住民は「もう戦場としか言いようがありません。まさに、び〜っしり、思い出しただけでも身の毛がよだつ」と話す。「殺虫剤を撒いたのでほとんどがどこかに逃げてしまい、死骸はほんの一部」という。じゃあ、残りはどこへ消えた?
同市は連日の大雨に加えて気温が上昇し、湿度が高い状態が続いていた。どうやら宿舎のゴミ収集所がゴキブリとネズミの温床になっていたようだ。2年ほど前から発生が確認されていたが、まさか突然、これほど大量発生するとは住民たちも思わなかったという。
警察や疾病予防センターをも動かす騒動となり、薬剤が散布され、集められたゴキブリの“山”は焼却処分された
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7月10日 湖だけじゃない!海洋も汚染で今度は海藻が大量発生―山東省青島市
山東省青島市の湾内に大量の海藻が発生した。からまりあった海草は数十メートルから数百メートルもの帯となって、湾を埋め尽くしている。現在、引き揚げ作業を実施中だ。
中国科学院海洋研究所海洋生物標本館で、藻類を研究する丁(ティン)氏によると、大量発生した海草はボウアオノリ。春から夏にかけて近海で成長する。窒素・アンモニアの増加など、いわゆる富栄養化により、爆発的な大繁殖を起こすことで知られる。富栄養化といえば、今春太湖での藍藻の大発生が問題になったばかり。湖も海も汚染が進んでいることが明らかとなった。
7月12日 また白い腹で覆われる湖面!水質汚染と猛暑で魚が大量死―湖北省武漢市
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湖北省武漢市の官橋湖でまたも魚の大量死が発生した。水面は死んだ魚の白い腹でびっしりと埋め尽くされ、悪臭が漂い、不気味な様相を呈していた。
観光保護局の責任者の話では、水質の汚染と猛暑が大量死の原因で、今回だけで50トンの魚が死んだという。現在、ボート8艘を動員して回収作業に当たっている。
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この湖の汚染は今に始まったことではなく、ゴミの不法投棄や周辺住民の勝手な魚の養殖による富栄養化が以前から問題になっていた。多くの排水口がこの湖に向けて設置されている状況が変わらないため、浄化剤を何度撒いても、根本解決にならないという。
7月12日 ネズミ20億匹との“戦争”続く、数百万匹駆除も焼け石に水―湖南省洞庭湖沿岸
湖南省岳陽市を中心とした洞庭湖沿岸部で、人間と20億匹のネズミの戦いが続いている。被害をうけた農地は160万ヘクタールを超えると伝えられており、付近の農村では防衛に必死となっている。
ここ2年間、洞庭湖周辺では大規模な水害がなかったため、ネズミはその数を大量に増やしたという。今年は3年ぶりに洞庭湖の水位が大幅に上昇し、ネズミが住んでいた中州が水没。そのため増えに増えた20億匹が住みかを失い、堤防沿いに移動を始めた。
不運にもネズミの経路に当たった村では、農作物に大量の被害が出ている。毒薬を使ったり、イタチなど天敵を放したり、もっとシンプルに農具で叩き殺したりとさまざまな手段でネズミ撲滅戦争が進行中だ。すでに数百万匹の駆除に成功したといわれるが、20億匹という数には焼け石に水といったところか。農民はネズミ害の発生は初めてではないが、今回の規模はここ10年で最大だと被害を嘆いている。専門家はネズミが病原体を保有している可能性も高いので、直接触れないようにと注意を呼びかけている。
7月17日
<続報>島はネズミが完全征服!“刺客”のネコさえ食い殺す―洞庭湖
連日お伝えしている湖南省洞庭湖のネズミは、2007年7月16日現在、連日の雨で水位が増したことから次々堤防に集まり、堤防に穴を開け始めた。先日、当局が撒いた毒餌で死んだネズミの死がいが未だに処理されず、山成す死がいは腐乱し異臭を漂わせ、疫病発生の危険が高まったという。
また同湖に浮かぶいくつかの島も、完全にネズミに占拠された状態だ。付近の住民は数匹のネコを刺客として島へ送り込んだ。しかし数日後発見されたのは食い殺されたネコの死がいだった。ネズミはもはや人間をも恐れぬ“暴徒”集団と化し、村民に立ち向かってきたという。エサがないのでいよいよ共食いも始めたようだ。
島には本来、天敵のヘビ・フクロウ・イタチがいた。しかし、人間が食用にこれらを乱獲し、食物連鎖を破壊したため、そのツケが今頃回ってきて、ネズミの増殖を許してしまった。ヘビはネズミを一匹食べれば消化に4、5日かかるため、これからヘビを多数島へ送り込んだとしても駆除の役には立たず、食物連鎖はもはや回復しないという。
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