ジュセリーノ氏の講演会
東京と大阪で、来日中のジュセリーノ氏の講演会が開かれた。読者の中でも聴かれた方がいることと思うが、会場は満員で盛況だったようだ。
私は18日の講演会に行ってきたが、満席の中で皆さん熱心に聴かれていた。ただ講演内容は、新しい予言や衝撃的な話を期待した方には、物足りないものとなったようだ。私は、話そのものより、彼の人柄を知ることに重点を置いていたので、特段落胆することはなかった。
お人柄は思っていた通りで、心根の優しい清貧な暮らしが伺える人物であった。しっかりした信念を持っておられるようなので、これからもさまざまな批判や中傷にひるむことなく、たぐいまれな予言者としての道を歩ゆまれのではないかと、安心した次第であった。
今回の来日に努力された関係者の方々からお聞きしたところでは、ジュセリーノ氏は日本に関する予知が、外れる確立が高いことに特別の関心を持っておられるということであった。
悲しい事故や災害の予知が外れることは、とても結構なことであり、これからも是非そうあってほしいところであるが、なぜ、日本の災害や事故の予言が回避されたり、小規模のものになる割合が、特別に高いのだろうか? 読者は不思議に思われるに違いない。
それは、我が国には、日本神界の神々をはじめとする高位の存在から知らされた艱難を、抑えたり、時期をずらそうと、命がけで神事を行っている「祈りの人」たちがいるからである。今回、私が『祈りの島「沖縄・久高島」』を書いたのも、その一端を皆さんに知って頂こうと考えたからである。この件については、次回のHPに改めて書くことにする。
12月の「アメリカ・テロ」の件
前回の緊急情報「アメリカでテロは発生するか」でお知らせした、ジュセリーノ氏が予知していたアメリカでのテロは、多くの「祈りの人」たちのご努力で、無事回避されたようである。昨夜(25日夜)、4日間にわたる神事を終えた、沖縄のシャーマン・比嘉良氏から、その旨の連絡が入り、ホッとしているところである。
聞くところでは、テロはハワイで勃発し、その規模は皆さんがお考えになられているものより遥かに大規模なものになるようであっただけに、祈りの力によって未然に回避することができて、何よりであった。
2008年9月13日の地震について
『未来からの警告』では、9月13日、中国の南寧と海南島を震源地とするマグニチュード9・1の地震が起きて、
30m以上の津波が発生し、百万人を超える犠牲者が出る
とされていたが、最新の著書『ジュセリーノ・未来予知ノート』では、震源地が日本の東海沖に移動し、M8・6
被災者3万人規模の東海地震となる可能性が指摘されている。
しかし、100パーセント、中国沿岸から日本近海に移動したということではなさそうで、新著には、両者の可能性をどちらとも断定せずに、併書きしている。
なぜこんな表現になったのか不思議に思ったので、関係者の方にお聞きしてみたところ、今回彼を日本に招聘した方が、ジュセリーノ氏に日本近海の地図を渡したところ、彼がそれを見て、自分の見た予知夢は中国沿岸ではなく、日本の東海岸だったかもしれないと語ったことが、その理由だということであった。
もしも、ジュセリーノ氏が見せられた予知夢が、地球上空の超高度から眺めさせられたヴィジョンであったとしたら、中国大陸に接する小さな島国の東海岸を、中国東岸と解釈した可能性はあり得るかもしれない。
しかし、100万人以上の死者が発生するほどの大災害の発生場所を、神々がそのような漠然としたヴィジョンや啓示で伝えるとは思えない。
インドネシアのように、彼の予知を真摯に受け止め、事前に対処しようとする国が出始めているだけに、このようなあいまいな形で予言することは、絶対に避けるべきである。私は現時点では、地震の発生はあくまで前著の記述どおり、中国東岸・海南島付近を震源地とするものではないかと考えている。
もしも、東海沖であるとするなら、また祈りの人々の出番がまわってくることになりそうであるが、そうした状況が伝えられた折には、改めてHPでご案内する予定でいるので、注意しておいてほしい。
震源地がどれほど列島寄りであるかにもよるが、何しろ静岡県・御前崎市には、悪名高い「浜岡原発」が稼動中であることを考えると、とても気を抜くわけにはいかない。東海地震と浜岡原発の恐怖については、『祈りの島「沖縄・久高島」』で詳しく触れている。
2010年のニューヨーク株式市場崩壊と日本の景気について
今回の講演と新著『未来予知ノート』で気になったのが、2008年から日本経済が中国の発展に伴って上向き、2010年にアメリカの株式市場が暴落するまで、かって見られなかったような活況を呈すると述べている点である。
前著では、2010年6月15日、ニューヨークの株式市場が崩壊し世界中に影響を及ぼすため、世界経済が危機に陥ると述べている。株式市場の崩壊ということは、単なる株の暴落などではなく、ウォール街が閉鎖されることを意味しているはずである。となると、突然そんな状況が発生することは考えられないから、事前、少なくとも1年や1年半前から、株の下落やドルの下落は始まっていなければおかしい。
つまり、遅くとも2008年の後半からは、その兆候が見え始め、アメリカ経済の落ち込みが表面化しているはずである。グローバル化した今日、アメリカ経済が悪化し始めていることが明らかとなっているのに、中国や日本の経済が活況を呈するということは、考えられないことである。
既にHPで述べてように、サブプライム問題は想像以上に悪化しており、容易に解決できる代物でないことが明白になってきている。1週間ほど前に、ヨーロッパの各国政府が無制限にドル融資を始めたことを一つ見ただけで、その危機の深さは分かろうというものである。
今後、アメリカにしろヨーロッパ諸国にしろ、国をあげての対策に乗り出さない限り、サブプライム問題は遠からず爆発し、欧米をはじめ世界中が悲鳴を上げる事態が発生するはずである。
そう考えると、これから2年余にわたって、中国や日本が未曾有の好景気に沸くとは到底考えられないのである。そんなわけで、ジュセリーノ氏が『未来予知ノート』の中で述べている経済の見通しについては、正直、疑問を感ぜずにはおれないところである。
私は年明け早々(2月後半あたり)から、世界の株式市場の下落局面の発生と日本経済の下離れがあってもおかしくないと考えている。ロウソクの燃え尽きる時のように、残り火の一燃え相場があるかもしれないが、例えあったとしても、それもほんの一時で終わるに違いない。
日本の経済予知については、ジュセリーノ予言が当たってくれた方がうれしいのだが、どうなることだろうか。
なお、ジュセリーノ氏は、2010年の株式暴落の後は、世界中の経済が深刻な景気後退に入り、日本では、ハイパーインフレが発生し、貨幣価値が日ごとに下がって、人々はお金を一切信用できなくなり、仕事の報酬は生活必需品などで支給されるようになると述べている。
この点は、私も、彼の予言通りになるのではないかと考えており、杞憂しているところである。さらに、私が心配しているのは、アメリカが気の遠くなるような借金をチャラにするために、金や穀物に裏づけされた新札(ニュー・ダラー)の発行に踏み切ることである。
これもまた、ハイパーインフレを引き起こす可能性が高く、旧ドルを持ったアメリカ人は、「レンテル・マルク」を車いっぱいに積んで日常品を買いに走った、大戦後のドイツ人の二の足を踏むことになるようである。この点も新著『祈りの島「沖縄・久高島」』で詳しく述べている。