火星を周回する「マーズ・グローバル・サーベイヤー」から、なんと、火星の表面に「原生林」が繁茂していると思われる衝撃的な映像が届けられた。(写真右)写真が撮影されたのは、1999年7月21日、既に南極の氷が溶け始めていた時期であるという。NASAは、氷が解けたために、その下の黒い砂や岩などの鉱物が露出していいるものだとしているが、大判のカラ
ー写真を見る分には、その主張はとても信じられない。どう見ても、植生が繁茂し、原生林が点在しているとしか見えない。
今回の発表された写真は、7月に南半球のクレーターに水の存在を示唆した際に、一般マスコミには公開
されなかったものと思われる。NASAの公開写真を研究しているアメリカの地質学者、リチャード・ソーダ博士が、入手して発表したものだが、博士は、「NASAは今回の写真で、どうやら火星に生命体が存在しているという証拠を掴んだようだ」と語っている。
次々と公開される火星の異常写真の背景には、NASAがこれ以上火星の真相を隠蔽することが出来なくなったために、徐々に真相を明らかにしていこうとする意図が強く感じられる。
NASAの火星探索における隠蔽工作の顕著な事例の一つに、1997年に火星に着陸した無人探索機
「マーズ・パス・フャイ
ンダー」が撮影した火星の地表写真が挙げられる。当初発表された写真には、きれいな「ブルー色」の空が映し出されていたのに、急遽、翌日には、「赤ずんだ」写真に変更されてしまった。
しかし、二枚の写真を比較検討した結果、一緒に写っている米国旗の色合いが最初に発表された写真
の方が自然であったことから、研究者の間では、NASAに何かの意図があって、最初の写真に赤のフィル
ターをかけて空の色を赤色系に変えたというのが通説となっている。
その他にも、何故か、NASAの発表には隠蔽工作としか思えない事例が数多くみられるが、それらについ
ては、今後掲載予定の「惑星探索の謎」でご覧に入れることにしよう。
NASAは、一般の人々が考えているように、宇宙の探査を目的とした純粋な科学機関などではない。ある
意味では、アメリカにとって国家防衛政策の最先端に位置している情報機関である。そのために国家安全保障の名目のもとに、情報はいつでも隠蔽することが出来るようになっているのである。このことは、ブルッキングス報告書を読めばすぐに理解できる。
情報の隠蔽工作は、単にアメリカの一般国民に対するだけではない。研究に関わる科学者に対しても同様なことが行われている可能性が強いといわれている。ところが、我が国においては、スペースシャトルでの研究に、日本人宇宙飛行士が参加し、その活動内容が一般公開されているために、いかにも平和利用を目的とした研究機関であるかのように思われているが、それはNASAの開かれた一面だけであることを忘れてはいけない。
NASAや宇宙探索に関しての無知さは、一般国民に限ったことではない。日本の科学者やマスコミの科学部門担当記者のなかでさえ、サーベイヤーが撮影した映像を、一般公開に先立つ6ヶ月間、独占的に研究する権限がある特定の人間に与えられていることを知っている人は皆無に近いといっても過言ではない。それほどまでに日本人はナイーブな国民なのである。
ところが、今回、NASAは2003年に、2機探査船を火星に着陸させる計画を発表したが、着陸に成功したら、探索機の送信してくる火星地表の光景を、インターネットでリアルタイムに公開すると、かってない異例なコメントを出している。長くUFOや惑星の真相に取り組んできた者にとっては驚異的であるというより、一種の不気味感さえ感じるほどである。
いずれにしろ、それまでにあとわずか3年である。その時、もしもNASAが探索機を正確に目的の場所に
着陸させ、ありのままの送信写真をインターネットに流したとしたら、我々は、青く澄み渡った火星の空と水をたたえた河とその周辺に生い茂る植物や原生林を目にすることになるかもしれない。
私の感じでは、それまでにNASAが既に秘蔵している数多くの衝撃的な写真の公開に踏み切るのではな
いかと思われる。もしも3年後に火星の真実の姿を公開するつもりなら、一般大衆のショックを少しでも和らげるために、それはどうしても必要な事前工作のはずであるからである。