日本にも送られていた警告書
こうした詳細な内容と驚異的な的中率を誇る予言は、見てきたように、すべてその当事国の行政府の代表者や大使館、またマスコミ関係に警告書として送られている。実はその中に、我が国に届けられた重要な予言が含まれている。その代表的なものは、昭和天皇の崩御に対する予知、オーム教の地下鉄サリン事件、5000人を超す死者を出した「阪神・淡路大震災」と5ヶ月にわたって強い余震が続いた「中越地震」である。
昭和天皇崩御 : 1979年3月15日告知 → 1989年1月7日ご逝去
昭和天皇崩御の10年前に、ブラジルの日本大使館と皇居内の裕仁天皇宛に出状された手紙には、「私はあなたが1989年に病が悪化し、そして恐らく死亡されるのを見ました・・・・・・」と記されている。
阪神・淡路大震災 : 1979年3月15日告知 → 1995年1月17日マグニチュード7.2の大地震発生、6500人が死亡。
上と同じ手紙には、「私の古い夢で、1995年に日本の神戸で大きな地震が起き、5000人以上の人が亡くなるのを見ています」と記されている。
東京地下鉄サリン事件 : 1989年8月11日予知 → 1995年3月20日発生
警告書にはつぎのように書かれている「私が日本について見たのは、東京の地下鉄駅で、サリンといわれる毒ガスを使って、アウム(オウム)真理教という名の新興宗教のリーダーが引き起こす事件です。このことは1989年8月に天皇陛下と警察当局にも手紙を送りましたが、受け取りの返事はありませんでした」
事件は手紙を出された6年後に起きている。予言通り、オーム真理教のリーダー麻原彰晃の指示でサリンが使われ東京の地下鉄で13人が死亡、5000年を超す重軽傷者が出た。
奇妙なことに、この警告者には、原文も確認してみたが事件の日時が書かれていなかった。こういった予言も中にはあるようだ。多い日には、日に何百通も出状することがあるようだから、ひょとすると、ジュセリーノが書き漏らしたのかもしれない。
新潟県中越地震 : 2003年10月29日告知 → 2004年10月24日マグニチュード7.5の大地震発生、17人が死亡、負傷者数は1000年を越える。
2003年に出状された世界の各地で発生する自然災害をまとめた告知書には、第18番目の項目に「2004年から2005年にかけ大きな地震が日本に衝撃を与え、死者は数千人にのぼる歴史的災害になります」と記されている。
この予言は、予知された年月日は完全に一致しているが、幸いなことに、死者の数が少なくすんだ事例である。しかし、震度(マグニチュード7.5)からして、地震の発生場所がもう少し新潟市寄りにずれていたら警告書並みの数字になっていたかもしれない。ジュセリーノの予言を詳細に見てみると、この程度のずれは幾つかあるようだ。
なお、中越地震の特徴は、2004年10月24日の本震だけでなく、11月28日のマグニチュード7.1、さらに2005年3月20日のマグニチュード7.0などの非常に強い余震が5回にわたって発生していることである。この告知書に明確な日付が予言されていないのは、地震が長期にわたって発生することを予知していたからではないかと考えられる。
人類に、「地球大異変」を知らせる男
こうやってみてくると、ジュセリーノの予言
は、従来の予言とは明らかに異なることが分かる。彼の驚くほどの精緻な予言は、20世紀末から21世紀に向かう激変の時代に、世界各地で発生してきている数々の重大事故や巨大災害、それに重要人物の死去を次々と的中させてきている。
昨年末のテレビ朝日で彼の予言に接したあと、この驚異的な人物に興味を持った私は、ペルーの友人を通じてブラジルのある人物に、予言の詳細とジュセリーノの人物像を調べてもらうことにした。その後、ブラジルから送信されてきたメールには、予言者ジュセリーノは学校の教師で、小さい頃から予知夢を見ており、最初は個人的な内容が多かったようだが、ある霊能力者(ジュセリーノは彼を「シャビエル大聖人」と呼んでいる)に会ってから
、社会的な出来事や世界規模の大災害の予知が多くなったようだと書かれていた。
ジュセリーノは、数年前から時々、ブラジルのテレビにも出演するようになり、多くの人が彼の存在を知るようになってきていることや、その予言が成就する確立は90%を超しており、また未来予言はかなり衝撃的だとも書かれていた。
最後のメールには、9・11テロ事件をはじめとする既に的中した予言や、これから先の近未来の予言が幾つか書かれており、詳細を知りたかったら、最近ブラジルで出版されたマリオ・エンジオなる男が書いた著書を送るので、それを読んでみてくれと書かれていた。
ところが、のんびりしたのが取り柄の南米だけあって、期待した本は2ヶ月待っても一向に届かずイライラしていたそんな矢先、「たま出版社」からマリオ・エンジオの翻訳本『未来からの警告』が出版されたので、急いで取り寄せ読んでみると、そこには、驚天動地の予言が記されていた。(このレポートの警告文書は、『未来からの警告』から引用させて頂いた
ものである)
私がジュセリーノなる人物が本物の予言者だと感じたのには幾つか理由があるのだが、その一つは、世界的規模の数多くの予言を的中していながら、彼は決しておごり高ぶる姿が見られない点であった。彼は本の中で「私は単なる伝達者に過ぎず、神でもなければ予言者でもない。私の役目は予知夢によって示された出来事を忠実に書き留めて、その内容を間違いなく該当者に送り届けることである。予知夢を知らされた本人がどう受け止めるかは、自由意志であるから私は関わる必要はない」と述べている。
今一つは、現在も個人的な人生相談に乗っているようであるが、一切相談料は受け取らず、清貧な生き方を貫いているという点である。因みに、彼が使っているタイプライターは、「オリベッティ・リネア98」と呼ばれる40年ほど前の代物で、彼の部屋に置かれた什器を見た人は、博物館の骨董品と見間違えるに違いない、とマリオ・エンジオは述べている。
1件の相談事に数十万円の料金を要求し、指に何千万の指輪をはめ、何十万の洋服で身を飾った我が国の霊能者や予言者たちとは、次元が違う人物であることがお分かりになられるであろう。
実は、彼には予言の他に驚くべき才能があるらしく、母国語のスペイン語はもとより、英語、ポーランド語、ドイツ語など数カ国語を書いたり話したり出来るのだが、それらの外国語は寝ている間に学ぶのだというから凄い。
この特殊な才能を利用して学んだ外国語を使って、外国の首脳やマスコミに警告書を送る際には、出来るだけその国の言葉で伝えているとのことである。因みに、ジュセリーノは最近日本語に興味を持っているようなので、近いうちに日本語で書かれた警告書が
、どなたかのもとに届くことになるかもしれない。
彼の背後には高級な指導霊がいる
ジュセリーノの予言の多くは、寝ている最中に見る予知夢が元となっているようであるが、彼は「自分に予知夢を見させているのは霊的な助言者である」と語っている。ジュセリーノは自分を大人物に見せようとする意図がないため、背後にいる霊的存在を単に「助言者」としか呼んでいないが、彼の予言が驚くほど精緻(せいち)であることや、的中率が極めて高いことを考えると、この助言者が大変レベルの高い背後霊
、少なくとも6次元以上の高級霊であることは間違いなさそうである。
予言というのは、その時点から眺めた自然や人物の未来像である。だから、人類の集合意識や、個々の人間の生き方や考え方が変わってくれば、当然その未来像も変化していくはずである。それが、これまで見てきたように、10年、20年先の個人や世界の未来像が完璧なまでに現実となっているという事実は、驚異的なことである。
冒頭で紹介した2002年のワールドカップのブラジルの優勝についてのジュセリーノの予言は、13年前の1989年に為されたものであるが、実は、それよりさらに10年前1979年に
彼がシャビエル聖人に初めて会ったとき、聖人は既にそれを天から知らされており、ジュセリーノにその内容の一部を伝えていたというのだから驚きである。
『未来からの警告』を読むと、助言者の声は、夢の中で聞こえるだけでなく、目覚めていても伝えられることがあるようである。また、彼に予知夢を見させているのは一人の助言者だけでなく、他にも数人の支援グループがいるようである。それを彼は「天使たち」と呼んでいるが、皆同じ霊団の高級霊だと思われる。
先述したダイアナ妃暗殺の予言の中で、「事故を起こす悪意のたくらみが仕掛けられることを、7人の天使が私に語りました」と述べている。そう考えると、彼の発する警告は、「予言」という寄りむしろ「預言」(キリスト教やイスラム教で、霊感を得た者が、神の考えを伝えること)に近いものかもしれない。
日に3〜9件伝えられるというこうした予言や預言は既に8万件を超しており、その中で未だ成就していないものが約600件ほどあると言われているが、彼の頭の中と整理箱の中に入っているというこれらの未完成予言は、時の経過と共に一つ一つ成就していくことになる
のだろうか。
それでは、これから先、近未来にに起きると思われる出来事については、ジュセリーノは一体どう予言しているのだろうか?
続く