人類の未来世 ・ PART V
ハサン・シャーリーニ博士の予言
渡邊延朗氏が発行する緊急リポートによると、チュニジアの高名な天体物理学者で占星術師でもある、ハサン・シャーリーニ博士の「2006年への予言」と題する記事が、現地チュニジアの新聞に掲載され、今世界中で話題になっているという。
世界中がこのシャーリーニ博士の予言に注目するのは、占星術による博士の予言の的中率が、異常ともいえるほどに高いためである。
数例をあげると、イギリスのダイアナ妃の死を11ヶ月も前に予言し的中させたり、2004年12月のインド洋沿岸の大津波発生や2005年10月の超大型ハリケーンのアメリカ南部直撃なども的中させている。さらに、ヨハネパウロ2世の死を3ヶ月前に予言し、また2005年のロンドン爆破テロも前年に予言している。
確かにこれだけの予言を的中させる力はただものではない。
またシャーリーニ博士は2006年以降の全般的な動きについて、「さらに多くのテロリストたちが、世界中で暗躍するだろう。そして世界の天候は怪奇的現象に見舞われ、劇的かつ予測不能な気候の変化が訪れるだろう」と予言しており、そうした予言の中で、イラク情勢とアメリカの動向について次のように述べている。
★ イラク国民はアメリカに対して、ますますレジスタンスの意気を強め、かってのベトナム戦争時より、さらに国内は泥沼化するだろう。イラクはますます無政府状態になり、アメリカに抵抗している新しいレジスタンス・グループが次々に生まれてくるだろう。彼らは次ぎ次ぎに外国人を人質に取り、さらに数多くのアメリカ兵たちが命を落とすことになるだろう。(イギリスの日刊紙に載った2005年12月末のデーター:アメリカ兵の死者2300人、負傷者1万6000人、イラク国民の死者3万5000人、イラク武装勢力の死者5万5000人、誘拐された外国人250人)
★ 反ブッシュ政権や反戦に対する運動はヨーロッパとアメリカで組織化され、アメリカの一国中心主義やイラク占領に反対する抵抗運動のうねりが起きるだろう。
★ ヨーロッパ諸国では、大きな社会的混乱が起きるだろう。特にフランスでは、大きな社会運動が起こり、政府は麻痺状態になるだろう。そして次の選挙では社会主義者たちが劇的な勝利を収めることになるだろう。
私がシャーリーニ博士の予言を取り上げたのには大きな理由がある。
これまでの博士の予言の的中率が高いことと併せて、博士が2006年の世界情勢の中で予言しているフランスの社会運動による混乱が、いま目の前で現実となり始めているからである。
フランスに在住するイスラム教徒に対する差別に反発した若者たちの暴動が、世界の耳目を集めたのは記憶に新しいところであるが、今また新たに若者雇用策「初期雇用契約」に対する若者や労働者の憤懣が爆発し、全国規模での大がかりなストライキが発生している。
その規模は300万人を超え、デモ参加者の一部が暴徒化し、警察を攻撃したり略奪や放火を行な
うなど過激な行動も起きている。政情の不安を恐れたドビルバン首相が法案の撤回を表明したことによって、事態はひとまず沈静化するものと思われるが、拡大しつつある貧富の差と若者の就職難に対する不満は依然として解消しておらず、さらなる社会的混乱が懸念されている。
このように、地球外生命体が映し出した地球の未来や占星術から占った未来予言がタイターの予言と多くの点で合致していることを考えると、ますますタイムトラベラー「ジョン・タイター」という信じ難い人物の登場とその戦慄的な未来予言を
、狂人の戯言と無視することが出来なくなってくる。
未来は幾通りも存在する
しかしここで留意しておくべき点は、仮にジョン・タイターが未来からやって来た人物で、彼が自分の見た2036年の世界を語ったとしても、人類の未来が彼の語る通りになるとは限らないということである。
というのは、私は人類の未来は幾通りも存在し、そうした未来世界が多次元世界の中にパラレル的に存在していると考えるからである。
それを裏づける現象を『前世療法』の著者で、アメリカ屈指の精神科医・ブライアン・ワイス博士が新刊『未来世療法』(PHP出版刊)の中で明らかにしている。
博士は、
最近の催眠療法から知り得たことから、現在をいかに生きるかによって、人の未来はいかようにも変わってくる、と述べている。つまり、運命論者の言うように人の人生は決して固定したものではないというわけである。もしも、博士が説くように、個々の人間の未来がその生き方によって変わってくるものなら、その個人の集合体である人類の未来もまた同様であるはずだ。
したがって、タイターが生きた未来は、あくまでパラレルワールド(並列世界)に存在している未来の一つに過ぎないことになってくる。したがって、人類の未来は彼の見たとおりの世界になる可能性もある一方、まったく違った世界に進むこともあり得るというわけである。
それを裏づけるように、未来や過去が固定した一つの世界でないことを、タイター自身が体験している。彼はタイムトラベルをしたあとの2000年初頭に、心配された「Y2K問題」が大山鳴動ネズミ一匹の結果に終わったことに、ひどくショックを受けたらしいのだ。それはヘーパー弁護を訪ねた両親が明らかにしている。
「Y2K問題」とは、製造時のプログラムミスにより西暦2000年を迎えた瞬間、世界中のコンピューターが異常な数値をはじき出し、社会的な大混乱を招くことになると懸念されたコンピューターの2000年問題のことで、因みにYは年、Kはキロ=1000を表している。
どうやら彼が2036年の未来から眺めた2000年初頭の地球世界では、Y2K問題
が発生し大きな混乱が生じていたようである。それゆえ、当然その混乱状況を目にすることができると思っていたところが、現実の世界ではそれは起きなかったのだ。
タイターのショックはさぞかし大きかったに違いない。自分が知る過去の歴史に狂いが生じていたからである。もしも我々が9年と3ヶ月ほど過去にタイムトラベルして、1995年1月16日の早朝
、8000人の死者を出した神戸大震災の地に立ったとき、何事もなく平穏な朝を迎えたとしたら、大きな戸惑いとショックを感じるに違いない。
タイターもまた同じショックを味わったことだろう。おそらくこのショックが彼をしてインターネットに登場させ、未来の地球像を我々に見せようとしたのかもしれない。自分の知る未来と現実の未来との違いを我々に知らしめるために。
ノストルダムスもまた一つの近未来を見ていた!
私がタイターの「Y2K問題」を読んだとき思い出したのは、「ノストルダムスの予言」であった。それは読者も記憶しておられるに違いない、「1999年7の月 恐怖の大王が空から降ってくる」という「諸世紀」に書かれたあの有名な詩である。
20世紀末、終末予言として世間を騒がせたこの四行詩も、特段の危機もなく21世紀を迎えた瞬間、そら見たことかとあざ笑いの対象になり、予言など当てになるものではないという風潮が広がるところなった。
しかし、ミッシェル・ド・ノストルダムスの生涯を詳しく調べてみると、決して世を欺くような戯言(たわごと)を書き残す人物でなかったことがわかる。1506年南フランスに生まれたノストルダムスは、16世紀、ヨーロッパで大流行したペストに立ち向かった偉大な医学者であると同時に、時のフランス王、シャルル9世に使える一流の占星術師でもあったのだ。
その彼が戯れ言であのよう4行詩を書き残すとは考えにくい。類い希な占星術によって知った衝撃的な世界の未来を、後世の人々に伝える使命を強く感じたからに違ない。でなかったら、966篇にも及ぶ膨大な詩を書き残すことはなかったはずである。そしてその中で、人類にとって最も重要な一篇にだけ、特別に年代を明記したのだ。
しかし1999年、実際には空から「魔の大王」にふさわしい巨大彗星も核弾頭も落ちてこなかった。だが、私はノストルダムスの見た未来は決して幻覚の世界ではなかったと思っている。彼は実際に人類の未来の断片を覗き見たに違いない。ただその未来像は16世紀に生きたノストルダムスから見た「一つの未来」に過ぎなかっただけなのだ。
それは、当時の人類の生き様から導かれた、最も可能性の大きな未来であった。しかし、人類のその後の生き方・行動によって、人類の未来像が別の一枚に変わったのだ。しかし、
驚かされるのは、その二枚の未来図にはそれほど大きな違いはなかったことである。
なぜなら、ノストルダムスの時代から450年後の20世紀末、人類は彼の垣間見た未来とさして違わない状況に立ち至っていたからである。もしも
「恐怖の大王」が核爆弾を意味していたとすれば、彼が人類の頭上に危機を見た、まさに1999年の夏、インドとパキスタンの核爆弾、広島形原爆の100倍を超す核爆弾が、両国のミサイルに積まれ発射寸前の状況にあったのだ。
そう考えると、「魔の大王」が落ちて来る、来ないより、半世紀も昔に、既に今日の混沌とした世界情勢が未来社会の一つとして存在していたことの方が脅威である。同じことがタイターについても言える。彼が本物のタイムトラベラーであったかどうかより、彼の語った地球や人類の暗い未来が、他の超能力者や地球外生命体の語る未来世界に符合していることの方が問題なのである。
さらに脅威なのは、そうした近未来予言が数千年も前から語り継がれてきた、ホピの予言が語る「大いなる清めの日」や聖書が説く「ハルマゲドン」と重なってくることである。
参考のために、ここに登場した人々が語るその他の近未来予言を併せて列記しておくので、読者はこれらの予言を頭の隅に置いて、テレビや新聞が伝える様々な社会現象を注意深く見守って頂けたらと思う。
もちろん予言されているそれぞれの年代については、先述した理由から、数年のプラス・マイナスは生じる可能性があるので、指摘された年に現象が発生しなかったからといって、短絡的にハズレと判断せずに、数年の有余を持ってみていく
ことが大切である。
特にタイターが語った予言については、仮に彼が本物のタイムトラベラーであったとしても、Y2K問題のハズレなどを考えると、年代のずれ(遅れ)が発生する可能性は大きそうである。
はっきり言えることは、今日の世界は多忙にまぎれてそうした注意を怠ることが許されるほど、心安らかな時代ではないということである。
ジョン・タイターの予言
★
世界オリンピックは2004年度の大会が最後になり、2040年にようやく復活する。(2008年の中国オリンピックは
内陸部の暴動に対する中国軍の暴走によって開催されなくなる)
★
世界恐慌が始まる。アメリカで内戦が勃発。
★
その直後アメリカ初の女性大統領が誕生する。
★
2012年 新世界政府樹立。 メネシス星が太陽系を通過、巨大地震発生し暗黒の3
日間が発生する。
ビリー・マイヤーの予言
★ ニューヨークはテロリスによる襲撃事件に始まり幾度も自然災害に見舞われ、その結果地下鉄が完全に機能不全に陥る。さらに大地震発生によって大洪水が起こり、マンハッタン島、クイーンズ、ブルックリンが全滅、最終的にはニューヨークは海底に沈没する。エンパイアステートビルその他の超高層ビルは最上階部分だけが水面から頭を出し、そこには浮浪者たちが集まって住むようになる。☆
ハサン・シャーリーニ博士の予言(いずれも2006年に起きるとする予言)
★ サダムフセインの裁判は隠蔽されている病気による死亡で、悲劇的な結末を迎える。その結果、イラクはますます混迷を深め、殺戮が繰り広げられることになるだろう。
★
イラク占領に反対する抵抗運動のうねりによって英国のトニー・ブレア政権は崩壊する。
★
フランスの都市では多くの火災が発生し、また大きな鉄道事故や自動車事故が起きて多くの生命が奪われ、またテロ行為も起きるだろう。
(ビリー・マイヤーとハサン・シャリーニー博士の予言については、渡邊延郎氏の緊急レポート「2007年の地球大波乱」を参考にさせて頂いた)
いずれにしろ、今我々にできることは、地球と人類の未来を悲惨なものにしないよう、「良心」という羅針盤に従って、後悔のない生き方
、人を傷つけ、自然を傷つけ、地球を傷つけるこのとのない生き方をすることである。それには、我々の持つ自由意志を、「悪」でなく「善」に、「
私利」や「我利」でなく「利他」に、「非情」でなく「思いやりの心」に、「憎しみ」でなく「愛」に用いるよう、精一杯努力することではなかろうか。