先々週、14日に色づき始めた紅葉を見ようと、上高地を訪ねた。

私の住む八ヶ岳高原では紅葉はまだ先であるが、標高1450mの上高地一帯は木々の葉が大分色づき始めており、目の保養ができた。

あいにく天気が悪く、時々雨に降られてしまったが、雨の中の紅葉も風情があり、途中、雨のやんだ時に見られる、霞のかかった風景はまるで水彩画に色を付けたようで、一段と素晴らしく、久しぶりに心がなごむ一時を過ごすことが出来た。

河童橋までバスで入り、そこから写真を撮りながら梓川の右岸沿いに明神池へ。帰りは、明神橋を渡って対岸沿いを戻るという、およそ4時間の行程であった。

低地や都会ではまだ見られない紅葉をお楽しみ頂きたい。次回は雨の中の紅葉をお届けする予定である。