ヤマセミを撮る

1月18日の早朝、釜無川下流にヤマセミを撮りに出掛けた。久しぶりの撮影、それも念願のヤマセミの撮影とあって、胸が高鳴る。

まだ夜の明けぬ国道20号線を走ること30分。ようやく当たりが明るくなり始めた頃、川沿いの測道に入った。そこは、武田信玄公の築造で有名な「信玄堤」である。

昨夜来の雪ですっかり雪化粧した桜並木が、純白の華を咲かせている。川面には朝霧がかかり、両岸の雪景色と相まって幻想的風景が広がる。

教えられた目的地に着いて、防寒具に身を包んで待つこと1時間、待望のヤマセミが現れた。

レンズ越しに見るその姿は、白と黒の鹿の子模様が美しく、冠羽(かんう)があるせいか、ことのほか大きく見える。つがいでいることが多いらしく、雄が飛び立った後すぐに雌が現れた。首のつけ根辺りに黄褐色の縞模様があるのが雄である。

一旦小枝にとまって川面をのぞき込み、魚の姿を見つけると急角度で水中ダイビング。捕獲した魚は木の枝や岩に何回も叩きつけ弱らせたあと、頭から呑み込む。

思いがけなく、モズやジョウビタキ、それにシメやイソシギまで現れてくれた。お陰で久しぶりにホームページを華麗な野鳥で飾ることが出来た。ご覧頂こう。

 

 

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雪原を舞う寒雀 @

 

A

モズ @

モズ A

 

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ジョウビタキの雄

大きな黒い瞳が愛らしい
赤褐色の小鳥で、頭頂が
美しい銀色に輝いて見える

全長14センチ

 

イソシギ

小魚をくわえた
ハクセキレイ

ツグミ

 

 

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ヤマセミの雄

雄の胸には黄褐色の
斑点がある

全長38センチ

 

ヤマセミの雌