早春の野鳥

私の写真の師匠・桑島賢一氏からカワセミが近くに現れたことを知らされ、原稿書きの合間をぬって撮影に飛んでいく。

空飛ぶ宝石と言われるだけあって、コバルト色の羽根が艶やかだ。なかなか思った場所に止まってもらえず、通い続けること三日、何とか絵になる場所で写真に収めることが出来た。

4枚目のチョウゲンボウと8枚目のハヤブサは、釜無川の河岸で撮影したもの。

オシドリは近くのため池に現れたもので、運良く交尾するところを撮ることができた。

                                     写真説明:参考『日本の野鳥』

 

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カワセミ@

コバルト色とオレンジ色
の体、長いクチバシと短い尾が特徴の水辺の鳥

全長17センチ

 

カワセミA

一時、河川の水が農薬
に汚染され減少したが、70年代に入ってから
やや復活してきている。

 

カワセミB

水上に伸びた枝から、あるいはホバリングしながら一気に水中にダイビングして魚などを捕食する

 

  

チョウゲンボウ

川原や草原で見かける猛禽類ハヤブサの小型種。

ホバリングしながらネズミや小鳥、昆虫などを狙って捕食する。

全長 35センチ

 

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ジョウビタキの雄

中国西部からサハリンにかけて繁殖し、冬鳥として渡来し、春には早く渡去する

お腹の赤褐色と頭頂の銀色が特徴

縄張り性が強く、車のミラーに写った自分の姿に攻撃を加えることもある

普段は木の実を好んで食べるが、渡去する直前には、昆虫などの小動物も食べる

体長15p

アオサギ

全身灰色の大型のサギ。

川や干潟などで主に魚
を補食する。大きな魚
はクチバシに突き刺し、
小さな魚は両クチバシ
で挟んで獲る。

 

体長 93センチ

 

交尾するオシドリ

冬鳥として大陸から渡来するものの他に、本土で繁殖するものもある。

水鳥にしては珍しく、木の枝の上をねぐらとし、水辺の林の樹洞に営巣する

色彩色豊かな雄に比べてメスは地味な羽根をしている

体長48p

kawasemi1-9.jpg (80301 バイト)

 

ハヤブサ

留鳥と渡来種と2種類おり、特殊鳥類に指定されている猛禽類。

ヒヨドリ、ハト、カモ、シギなどを餌とするが、希にネズミやウサギを捕らえることもある

3月のはじめに、釜無川沿いの絶壁に営巣したので、4月にはヒナが孵り、5月中旬に巣立つものと思われる

体長49p

 

                     次回は珍鳥「ヤツガシラ」の写真を掲載します。お楽しみに!!