「熱帯ドリームセンター」
                     

入り口の直径20メートルのステンドホールを抜けて最初に入る温室は、色鮮やかな「ラン温室」。

そこには、バンダ類や、カトレア類、 オンシジウム、など、よく名の知れた有名なランの他に、シュークリームやアイスクリームに使われている香料で有名な「バニラ」など、珍しいランもたくさん栽培されていて、次から次へと目を楽しませてくれる。

この「ドリームセンター」は、ランの鑑賞施設としては国内でも有数で、保有種も1700種を超えており、季節をおって次々と美しい花々が 咲き乱れる。

 

 

   

 

 

 

 

 

 





20メートルのステンドホール


色鮮やかな花弁と芳醇(ほうじゅん)な香りに包まれながら、 園内をゆったりと散策していると、至福な一時を味わうことが出来る。係の人の話では、11月頃から3月頃が最も種類が多いそうなので、その頃また訪ねてみようと思っている。

さらにその先には、熱帯果樹園があり、熱帯・亜熱帯の花や果樹を鑑賞することができる。

 
 

 

 

 

 


Phal. Sogo Yukidian
×
Phal. Taisuco Kalaadian
×
Phal. shiira YUkihime

上記の混合ラン


Phal Mattie Mae Chambers
         ×        
Phal Joseph Hampton
 
上記の混合ラン

 

 



不明


ラウリフォリア
(Thunbergia launifolia)

 

 

Bc. Languedoc



Lc. Irene Finney

 

Lc. Shelie Compton
×
C. Walkeriana

上記の混合ラン

 

V. Gordon Dillon
×
Ascda Tan Chai Beng

上記の混合ラン

 

 

 

クササンダンカ

 

ネッタイスイレン
(熱帯スイレン)

ネッタイスイレン
(熱帯スイレン)

ウナズキヘリコニア




 


マツリカ
(Jasminum sambac)

 


キイロハギ

体長15p

伊豆半島以南、高知県、小笠原、琉球列島。〜インド・太平洋域(サモア諸島をのぞく)。
岩礁や珊瑚礁域にすむ。

尾に棘(とげ)、もしくは骨質板があり、素手でつかむと大怪我をする。

 

 


サザナミフグ

体長 45cm

房総半島以南;インド洋、
太平洋、紅海の熱帯域

水深30m以浅の沿岸に
生息する。多くはサンゴ礁
に単独で棲み群れはつく
らない。

前身を覆う白い点と胸ヒレ
の付け根にある黒い丸い
模様が特徴。

膨らんだ時とそうでない時
の色と模様が大きく違って
見える。

 


ツバメウオ

体長40p

太平洋からインド洋まで広く
分布している。

成長に従い群れを形成し、
サンゴ礁域を回遊しているが、幼魚期は単独で生活する。

一見してひ弱そうな印象を受
けるが、雑食でなんでもよく
食べ、その成長も著しく早い。

 

 



 


センネンダイ

体長60p


沖縄以南、インド西太平洋、
紅海、アフリカ東岸、オーストラリアなどの
サンゴ礁や岩礁周辺に棲息

頭部から尾びれにかけて、
3本の赤いラインがちょうど「小」という字に見えるのが
特徴。

コントラストは幼魚(写真下)ほど鮮やかで、老成するにつれて徐々に不鮮明になっていく。

幼魚

(リンク先 @)


モンツキハギ

体長35p


伊豆半島以南、東インド洋、オセアニア、マリアナ諸島に分布。

浅いサンゴ礁域で単独または小さな群れで遊泳しているのはよく見かけるが、成魚を見ることは非常に稀である。

幼魚は下の写真@のように、全身黄色だが,成長すると前半がうす黄色,後半がうす茶色で目の後ろに橙色の 班紋が出る。(写真A)


幼魚(写真@)
 

写真 A(写真@から半年後)

側面の前後が薄茶と焦げ茶の2色に分かれはじめ、眼の後ろにある橙色の斑が現れてきている。
(リンク先 A)

 


サザナミヤッコ

全長40cm


千葉県以南、インド、中部太平洋に分布。浅海のサンゴ礁や岩礁に生息する。

幼魚は成魚と全く異なり、濃紺の地に白線が弓なりの縞模様なので、さざ波に見立ててこの和名がつけられた。(写真下)

成長するにつて模様が著しく変化する。観賞魚として数多く飼育されていて、幼魚、成魚とも餌付きは良く、丈夫で育てやすい。
 

幼魚(全長4p)

 

若魚(全長15p)

(リンク先 B)


アデヤッコ

体長40p


慶良間諸島以南、インド洋・西太平洋に分布する。
浅海の岩礁域・サンゴ礁域の潮通しのよい礁斜面・ドロップオフなどに生息する。

日本で見ることは希である。主に単独で生活するが、ときにペアで見られる事がある。

目の周りが黄色で口から鰓にかけて鮮やかな青色をしており、体色の美しいキンチャクダイ科の中でも一段と艶やかなのでアデヤッコとされる。

ヤッコの由来はキンチャクダイ科特有の大きな棘(とげ)を奴(やっこ)さんのヒゲに見立てたところから来ている。

アデヤッコも幼魚の頃は模様が違い、縦縞である。

 

                                             リンク先 @ http://www4.synapse.ne.jp/~b-point/00230.htm

                                            リンク先 A http://www.asahi-net.or.jp/%7etj6m-etu/fphoto/montukihagi.html

                                            リンク先 B http://www.env.go.jp/nature/nco/kinki/kushimoto/zukan/sazanami.htm