再びアンデス越え
マナワからの帰路、キジャバンバ(QUILLABANBA)という街で一泊する。決して大きな街ではないが、ジャングル生活をした後だけに、街のスーパーがやけに立派に見える。
ホテルを出発し、再び、アンデス越えに向かう。往路とは別のルートでの山越えだが、こちらの道も又険しい。山間の谷から流れ下る激流によって川となった道を渡るために、その都度、裸足(はだし)になり膝をまくらねばならない。
幸いにも。一度高所を体験したせいか、高山病の症状が出る人は少なく、ホッとする。それでもしんどいのか、車の中はいたって静かだ。
最高峰に近づくにつれ、木々の背丈は次第に低くなり、岩肌には高山に特有の藻類が生えているのが目につく。4000メートルを超えた山間にも人家が散見される。こんな高い山の中にも人々の暮らしがあるのかと思うと、人の生き方は様々だと感じる。
早朝、7時過ぎに出発した我々は、夕方、6日振りのオリャンタイタンボに無事到着することが出来た。
思い起こせば、貴重な体験の連続の1週間であった。激しい揺れから解放された車の中で、明るい村人と天真爛漫な子供達の姿が蘇ってきた。来年も又このコースをたどることになるのだろうか。
長期間にわたって、「アンデスの学校を訪ねる」をご覧頂き有り難う御座いました。今回を持ってこのシリーズを終了します。