エクアドルでも大地震発生
 

 


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連続テロならぬ連続地震

 
 

 
 


エクアドルでも大規模な地震発生

 
 

今回の熊本の地震はあまりに異常である。 マグニチュード7と7.3の前震、本震が発生し、マグニチュード4前後の余震が5日間にも渡って頻発し続け、その回数は既に80回を超えている。 こんなことはこれまでに聞いたことがない。 避難施設にも入れず車の中で、何日も夜を過ごしておられる現地の人達の心労は、いかばかりであろうか。 地震大国として支援体制が整っているはずなのに、水や食料が十分に支給できていないのも気になる ところである。

そんな中、昨日、今度は南米エクアドルでマグニチュード7.8の大規模地震が発生し、熊本の死者数を遙かに上回る230人以上が死亡。

地震は、日本時間の17日午前、ロイター通信などによると、震源に近い沿岸部や最大の都市グアヤキルで特に被害が大きく、多くの人が倒壊した建物の下敷きになるなどして、すでに233人の死亡が確認されている。 しかし、現地は土砂崩れなどで主要な道路が寸断されたほか、通信状況も悪く、被害の全容は分かっていないことから、死者の数はさらに多くなりそうである。

震源から南東におよそ170キロほど離れた首都のキトや、南におよそ300キロ離れたエクアドル最大の都市、グアヤキルでも少なくとも50秒間にわたって強い揺れを感じたと報じられており、広範囲に停電が発生、家屋や橋の倒壊も伝えられているところを見ると、地震の規模は相当の大きさであったようである。

 
 

 
 


つい数日前日本で見られた光景が広がっている。 死者の数は10倍近くに達しそうだ。
 

 
 

 
 


 

 

 

実は、先月3月15日から1ヶ月の間に、環太平洋地震帯とその周辺で、マグニチュード4・5以上の地震が400回近く起きているのである。 また、熊本で「前震」とされるマグニチュード7の地震が発生した4日前から南アジア一帯で、マグニチュード6.5以上の地震だけでも3回発生している。

4月10日、アフガニスタンでM6.6、4月13日にはミャンマーで6.9、4月14日にはバヌアツでは6.5。 中でも環太平洋地震帯に属するバヌアツでは、熊本と同様、マグニチュード6以上の地震が4月はじめから3回発生している。  

今回のエクアドルの地震を加えると、4月10日から昨日までのわずか1週間で、大西洋岸一帯で、大規模地震が5ヶ所以上、また回数では、2週間で8回にわたって発生していることになる。 まさに「世界同時テロ」ならぬ「世界同時地震」である。

以前からお伝えしてきているように、近年、環太平洋地震帯における大規模地震の発生は次第に頻度を増してきているが、4月以降はその発生回数が急増。 まさに異常事態である。 この様子だと、そう遠からずの内に、北米のカリフォルニア半島や南米のチリやペルーの沿岸でも、発生することになるかもしれない。 

チリのケウレ海岸では1週間ほど前に、600トンのイワシが打ち上げられているだけに、その可能性は大きそうだ。

 
 

 
 


チリのケウレ海岸に打ち上げられた大量のイワシ

 
 

 

 
 

 

 




 

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