利尻・礼文島への旅 F

 

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利尻・礼文島への旅 F

高山植物

「花の浮島」と呼ばれる礼文島には、海抜0メートルの海岸沿いから200メートルの丘陵に至るまで、島の隅々にたくさんの高山植物が咲き、本土では八ヶ岳や白馬山といった2000〜3000メートル級の高山でないと見ることの出来ない珍しい姿を、遊歩道をトレッキングしながら眺めることが出来る。まさに北緯45度に位置する北限の島ならではの醍醐味である。

しかし、一度の訪問で島に咲く全ての高山植物を見ることが出来るわけではない。花の開花時期はその種類によって5月から9月頃と異なるので、訪問した時期によっては 、見ることが出来ない花もたくさんある。島の一番の代表格である「ランの女王」とも呼ばれるレブンアツモリソウの開花の時期は6月初旬〜中旬なので、本来この時期には見ることが出来ない。

下に掲載したはアツモリソウは島の高山植物園で特別に時期をずらして生育させているもので、植物園の許可を得て撮影させて頂いたものである。花の種類を数多く見ようとするなら6月辺りが一番良さそうだが、エゾカワラナデシコやヨツバヒヨドリ、エゾノコギリソウなどのように7月下旬から8月にならないと見られないものもあるので、 あの花もこの花もと思ったら何回か訪問するしかない。

礼文島では晴天に恵まれなかったが、花の写真を撮るにはむしろ曇り空の方がよいので好都合であった。読者に出来るだけ多くの花を見てもらおうと頑張って撮影したので、ゆっくりとご覧頂きたい。世の中これから大きく 変動し始めることになるが、それだけに日々の生活は今以上に心穏やかに過ごすことが肝要となってくる。そんな日常生活に少しでも役に立って頂ければと願っている。

礼文島から稚内に戻る途中、利尻島にも立ち寄ったがあいにく小雨模様であったので、じっくり見て回ることができなかった。天気予報を見ると、この先3日ほどこんな天気が続くようだったので、今回は利尻島に留まらず帰途につくことにした。

 

 

 
 


レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)(クリックで拡大)

レブンアツモリソウは、礼文島にだけ自生するアツモリソウの
変種で、袋状の唇弁を持つ花の色はアツモリソウの赤紫色と
違って、淡いクリーム色である。アツモリソウより早く、1994
に「特別国内希少野生動植物種」に指定されている。

 

 



 


レブンソウ @
 

レブンソウ A


レブンウスユキソウ
(花弁が散った後)
 

レブンウスユキソウ
の花の色は黄色

 



 


レブンアツユキソウ
 

ヨソバヒヨドリ


ハマナス

ハマナスと言えば
森繁久弥が歌った
知床慕情を思い出す
 

エゾウメバチソウ

 



 


チシマキキョウ
 

キクバクワガタ

ハイキンポウゲ

チシマワレモコウ

 



 


アサギリソウ
(花が散った後)

海岸の岩場に
へばりついている。
 

キタノコギリソウ
@

 

キタノコギリソウ
A

 

エゾイブキトラノオ

 



 


エゾヨロイグサ
 

エゾニュー

エゾカンゾウ

エゾカワラナデシコ

 



 



 


リシリオウギ

八ヶ岳や白馬山で
も見ることが出来る
 

キタノコギリソウ
利尻島

高山植物の名前については図鑑を参考に調べてつけたが、間違いがあったらご連絡頂きたい



7回シリーズで掲載した「利尻・礼文島への旅」はいかがだっただろうか? 一度訪ねてみたいと思っていた日本最北の地をようやく訪ねることが出来た。 5日間の短い旅であったが、土地勘のある斎数賢也氏に同伴して頂いたお陰で、効率よく天売島、礼文島、利尻島の3つの島や西海岸の景勝地、 さらには日本北端の宗谷岬、ノシャップ岬も訪ねることが出来た。斎数氏には感謝申し上げる。

同じ日本国内の旅とは言え、八ヶ岳山麓の我が家から礼文・利尻島までは直行したとしても、およそ14〜15時間を要する旅であった。南米やエジプト程ではないが、ニュージーランドへの旅と同じくらいの所要時間である。往復だけの時間で丸2日間とられてしまうので、しっかり見て回ろうとしたら最低1週間はかける必要がありそうだ。

講演会続きの毎月であるが何とか時間を見つけて、雪山の利尻富士と春から初夏の高山植物たち、それに、天売島のオロロンチョウの姿などを撮影するために、来年には再度訪問してみたいと思っている。必要なら天が時間を与えて下さるのではないだろうか。

旅の往復に要する時間もそうだが、HPの作製にもかなりの時間を要するところとなった。写真の整理から始まって花の名前やコメントのための情報収集まで入れると、優に 60時間近い時間を要するところとなった。ご覧になる読者にとっては簡単な1ページ、1ページであったかも知れないが、作製する者にとっては相当の時間と労力を要するものである。

次回の参考にさせて頂くために、今回の「利尻・礼文島への旅」の感想を、下記のメールでお聞かせ頂ければと思っている。(最終回)

感想のメールはこちらへ。
info(アットマーク)npo-shizen.org
 

 

 

 
 


利尻島に入港するフェリーから撮影した利尻富士 (クリックで拡大)

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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