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21年前を振り返って思い出すこと
21年前を振り返って想い出すこと A
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イランの「犬の保護活動」がピンチに
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野党指導者ナワリヌイ氏逮捕で揺れるロシア
世界各国で衝突次々と発生
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今年も又広がるオーストラリアの森林火災
中国政府が行うジェノサイド(集団殺害)
不思議な動植物
コロナ禍の米国を襲う記録的な寒波と暴風雪
米国最南端の温暖な地・テキサス州で寒波と雪害の被害拡大
実体経済と乖離する株高の真相
PCR検査の実体とワクチン接種の真相
米国でコロナウイルスの「変異種患者」発生
サウジアラビア皇太子のジャマル・カショギ氏殺害指示明らかに
郷土から中国本土へ移住させられるウイグル族
沈没する船から猫を救助
1億人の貧者がいる中で、22兆円を国防費に投入
国際刑事裁判所がイスラエルのパレスチナに対する戦争犯罪で捜査を開始
天からの裁きが続く米国
中国による香港の選挙制度改革
欧州ではアストロゼネカ社のワクチン接種一時中止
米国でアジア系の人々に対する憎悪犯罪急増
九州の夜桜
米国と中国・ロシアの関係悪化が強まる
欧米と中ロの対立鮮明化
再び米国で銃乱射事件
罪深きブラジルのボルソナーロ大統領
北京で再び最悪の砂嵐

郷土から中国本土へ移住させられるウイグル族

   非人道的な大規模移住計画を
                  進める習近平政権

 
 

 
 


中国本土へ移住する人々。
この写真を見たら移住者のほとんどが若い人々であることが分かる。
彼らは学校で中国語を学ばされているので、移住させるには都合がよいのだろう。

 
 

 

習近平政権がチベットに次いで新たに占領した新疆ウイグル自治区において、ウイグル族の撲滅に向けて女性の卵管や男性の輸精管を縛る不妊手術が実施されるなど、非人道的行為を拡大して来ていることは、「中国が行うジェノサイド(集団殺害)」でお伝えした通りである。

こうした非道な「ウイグル族削減政策」を続ける中で、いま習近平が力を注いでいるのは新疆ウイグル自治区から多くのウイグル族を追放し、漢民族の人口比率を多くする政策である。実はそうした政策に力を入れていることを示す文書をイギリスのBBC社が入手し、今朝のトップニュースで伝えていた。

この文書は政府高官に向けて書かれた文書で、そこには、ウイグル人労働者の中国本土への移住計画はウイグル族の同化政策や思想改変、人口密度の減少に役立っていると記されており、中国政府が国家戦略として、いかにウイグル自治区の中国化に力を入れているかが示されていた。

いまウイグル自治区の村では出稼ぎに出る人数が決められており、数千人規模小さな村でもその数は100人以上となっているというから、驚きである。特に問題なのは若い青年男女が対象となっていることである。政府はそれによって、村でウイグル族の子供が生まれることが押さえようとしているのである。

移住させられる人々は先ず、巨大な再教育キャンプに送られて共産主義思想の教育を受けた後、各地に向かって送り出されるわけである。その移住先の多くは中国本土の中部地域など自治区から3200キロも離れた場所で、彼らはそこでウイグル族の衣服を脱がされ、中国の国家を歌わされて政治的な思想を教え込まれ、工場間の移動は警備付きであるというから、まさに奴隷扱いである。

こうして中国共産党政権はチベット、モンゴル、新疆ウイグル自治区と、長年にわたって異民族の人々が暮らす土地を次々と侵略し、そこで暮らす先住民の人口を削減して、伝統や文化、更には言語までを奪おうとしているのである。

そうした中国政府の振る舞いを考えると、中国という国家の抱えるカルマがいかに巨大化しているかが分かろうというものである。こうして習近平主席は、米国と入れ替わる覇権国家を目指しているわけであるが、覇権国家どころか、国家そのものの滅亡が刻一刻と迫って来ているのである。

我々はその姿を、遠からずして我が目で眺めることになるに違いない。

 
 

 
 


移住を希望しない若い女性は移住せざるを得なくなり、泣き別れする親子


 

 
 

 
 


思想教育を受ける移住者たち。

 

 
 

 
 

 

 

 

 

 

 




 

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