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ペトル・ホボット氏の後を追って戸隠神社へ


ペトル・ホボットが既に2度訪ねている戸隠神社。彼は3月に我が家で対談を終えたあと、まだ雪の残る戸隠の奥社の参道をスノーシューを履いて参拝 している。彼にとってよほど魅力的な場所だったからに相違ない。あとで、感想を聞いたところ、非常に波動の高い神社で清らかさの漂う素晴らしいパワースポットであったと、語っていた。

私も夏になったら一度参拝してみたいと思っていたが、高千穂峡や幣立神宮を回ってきた後で、神社への関心が強まっていたこともあったので、時間 を作って訪ねてみることにした。我が家から中央道と北陸道を乗り継いで、およそ2時間。訪ねてみると、神社の周囲には、「戸隠森林植物園」や「鏡池」 、「みどりが池」など景色の素晴らしい場所もあって、疲れた心を和ませてくれた。

長野インターチェンジで降りて最初に訪ねることになるのが、「宝光社(ほうこうしゃ)殿」。山門を過ぎて急な階段を上りきると、拝殿前に出る。祈願をしたあと拝殿の天井を見上げると、竜神の素晴らしい彫り物が目に飛び込んできた。かなりの彫り師が彫ったものらしく素晴らしい出来映えである。最近、竜神の描かれた絵や彫刻を見ると、なぜか その威厳を持ったお姿に引きつけられ、厳粛な気持ちになってくる。

 

龍蛇族と人間との葛藤


地球にまだ人間が登場しない太古の昔、波動の高く清らかな地上界では、龍蛇族が自然と一帯となって暮らしていた。 その経緯については、このシリーズを最後まで読まれれば納得されるはずである。その後に悠久の時を経て登場するのが人間である。

やがて彼らは地球の支配者となり、奢(おご)りの心で自然をないがしろにし始めた。それを一番怒ったのが龍人たち。幾度となく争いを繰り返していたが、いつしか龍蛇族の姿が地上から消え始めた。

彼らは決して戦に敗れたからではない。時代を経るに連れ次第に高まる人間たち心に蔓延していった憎悪心や敵愾心。そうした強烈なマイナスエネルギー を浴びることは龍蛇族にとって、避けがたい苦痛であったからである。波動の高い聖者や修行者が、争いの絶えない娑婆世界から遠く離れて、聖なる地に身を寄せるのと同じ原理である。

それから長大な歳月を経て、地球が大きな変革の時を迎えようとしている今、彼ら龍蛇族たちは再び地球に戻り、汚れきったこの地を浄め始めようとしている。 このままでは、地球という生命体そのものが命を失うことになってしまうからである。

地球を我が物顔に治めてきていた輩にとって、いま一番の恐れは、龍蛇族の帰還である。龍蛇族が一番いやがるのが、人間の持つ恐怖心や憎悪心であることを熟知している地球の支配者たちは、この世から憎しみや恐れを無くしてしまっては、彼らに太刀打ち出来ないこと はもとより承知である。

それゆえ、彼らがいつの世にも必ずまき散らしてきたのが「恐れの心」や「敵愾心」、「憎悪心」である。いつまで経っても戦争が止まず、世界中至るところで争いが続いているのは、龍蛇族の再来を防ぎ 、その力をそぐために彼らが散布している毒薬のためであったのだ。

龍蛇族帰還の時の迫ったことを知る地球の影の支配者たちはが、先手を打って本格的な行動に出たのが世界を震撼とさせた「9・11テロ事件」である。9・11テロの裏には、石油権の獲得や兵器の在庫一掃などを目的とした中東派兵 といった一面もあるが、一番の狙いは、アルカイダなるテロ組織を登場させ、世界中の人々に恐怖心と憎しみを植え付けることであった。

8年前のテロ事件以降、イラク、アフガン、パキスタンをはじめ、世界中で起きている自爆テロなどもみな彼らの戦略 の一環で、それらが世にどれほどの憎しみと恐怖心をまき散らしているかを考えれば、彼らが魔神と手を結んだ恐ろしい姿が見えてくるはずである。

アルカイダに武器や戦費を渡しているのが闇の勢力であることは勿論であるが、ニューヨークやヨーロッパで時々起きるテロ騒ぎなども、みなテロへの恐怖心を持続させるための計画的な戦略 に変わりはなく、必要とあらば、第2の「9・11テロ」を起こすことも、当然考えているはずだ。

国家間の争いはそう長い間は続かず、一度終わるとしばらくは平穏状態がやってきてしまう。しかし、国民同士、民族、種族、部族間同士の争いなら、それは際限なく続く。アラブとイスラエル、シーア派とスンニ派の争いを見れば一目瞭然である。 

今、アメリカ仲裁のイスラエル、パレスチナの和平交渉が始まっているが、アメリカが本気になってイスラエルを説得しない限り決して和解が成立し、中東に平和が訪れることなどない。 しかし、そのようなことになれば、闇の支配者たちは、我が身を守るバリアを失うことになる わけだから、彼らが今回の和平交渉を成功させるとはとうてい思えない。ただ、オバマ氏が命がけでやるというなら、話は別だが・・・・・・。

こうした状況下で我々に出来ることは、心を込めて神々 にお願いするしかなさそうである。拝殿の前では、個人的な欲得の祈りはやめて、この世界から憎しみや悲しみの連鎖が、一日も早く断ちきられることを願って欲しいものである。

拝殿の欄干をじっと見入っていると、黄金色に輝いた竜神様の目が、日月神示の伝える、悪との最後の大戦の火ぶたが切られたことを、告げているように思えてならなかった。

 



 


大座法師池
 

みどりが池


鏡池

池を鏡に見立て、戸隠連峰の
四季それぞれの表情を映し出す。
 

 



 


参道入り口に建つ大鳥居
 


杉の古木の中、270余段の
石段を登ると、神仏習合
時代の面影を残す荘厳
な社殿にたどりつく
 

宝光社
(ほうこうしゃ)

 



 


宝光社拝殿の上には
竜神をはじめとする
素晴らしい彫り物が見える
 

2柱の龍神の姿を見ていると、
凛とした気持ちになってくる

 

 



 


中社の大鳥居
 

拝殿には急な石段を登っていく


拝殿の境内に置かれた
狛犬の像
 

 



 


樹齢700年の神木
 


境内には、中社拝殿の隣
に戸隠神社の社務所が
置かれている。
 

中社(ちゅうしゃ)

祭神:天八意思兼命
(アメノヤゴコロオモイカネノミコト)

 



 


中社の拝殿内部
 

祭りでかつがれる御輿


中社に入る別の入り口
に建つ大鳥居
 



次回は戸隠神社の奥宮を訪ねます


 

 

 


 

 

 

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