厳寒の王ヶ頭
 

 



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厳寒の王ヶ頭
標高2600mから宝剣山を撮る
雪景色
冬の入笠山
梅林を訪ねる
咲き誇るフクジュソウ
春の野草
春の富士
白馬山麓を訪ねる @
白馬山麓を訪ねる A
白馬山麓を訪ねる B
忘れな草
初夏の草花・昆虫
立山を訪ねる @
立山を訪ねる A
入笠に咲く花 @
入笠に咲く花 A
秋の野草
乗鞍高原の紅葉
白駒の池の紅葉
秋本番
八ヶ岳山麓の紅葉

2012年激動の年明け

東日本大震災からタイ大洪水へつづく未曾有の自然災害、米国と欧州各国の財政破綻による世界的経済危機、チュニジアからエジプト、リビア、シリアへと広がった「アラブの春」 とは名ばかりの人心動乱・・・・・・・世界を揺るがした激動の2011年が暮れ、いよいよ今日から世界が注目する2012年の始まりである。

私の昨年1年間を振り返ると、ニュージーランドのオークランドでワイタハ族のポロハウ長老とお会いし、ウオーター・クロックの始まりを告げられたのは、正月を終えて間もなく 1月12日。長老と共に龍神復活の願いを込めての祈りの旅を終えて帰国し、4月に『龍蛇族直系の日本人よ!』を出版。

4月 6日には、龍蛇族の存在と人類との関わり求めてグアテマラとメキシコへと旅立つ。探索から帰国して間もなく書き上げたのが『世界に散った龍蛇族よ!』。秋には『イカの線刻石』の文庫本を出版し、12月には『最後の楽園PERU』の改訂版を出版 ・・・・・ なんともめまぐるしい1年間であった。

この1年の世界の動きは読者には十分にお分かりのことと思うが、まさにポロハウ長老の語られたウオータクロックの始まりを実感するところなった。先日、名古屋でお会いした際にお聞きしたところでは、2012年の世界経済の混乱と自然災害は更に一段と激しさを増し、人心の混乱は世界の各地で暴動・内乱へと進む可能性 は大きそうである。

今年もまたHPではそうした動きを追いながら、人類の行く先で待ち受けている様々な出来事を予測し、心の準備を説いてくことになりそうである。

 

2012年新春の王ヶ頭

 

 
 


立ちこめた霧に包まれた2011年の最後を飾る夕陽

 


年末の12月30日、31日、長野県の美ヶ原高原にある王ヶ頭を訪ねた。

12月に入ると車が規制されてしまうため、王ヶ頭へはホテルからの迎えのバスで訪ねるしか手はない。松本駅からおよそ1時間で標高2006mの王ヶ頭ホテルに到着。山頂は昼だというのに氷点下4度。おかげで今朝発生した霧氷が溶けずに残っており、眼を楽しませてくれた。

翌朝は6時に起床、外に出て日の出を待つ。外気温はマイナス17度。三脚を据えカメラを設置していると、あまりの寒さに手がかじかんで動きが取れなってくる。着るものは南極、北極行きで使った 防寒服で十分しのげるが、手先だけは手袋をつけているとカメラの操作がしにくくなるので、いつも難儀をすることになる。

日の出は7時、遠く東の彼方に浮かぶ富士山が朝の陽光に照らされ、次第にその輪郭を鮮明にし始める。手前の雪原は美ヶ原、夏場は放牧された牛の姿が見える平原である が、今は白銀の世界である。日の出と共に青白く光った雪原が浮かび上がってくる。2011年最後の日の出である。来年の今頃、どのような気持ちで同じ日の出を迎えることになるのだろうか。
 



 


標高2006mの
王ヶ頭ホテル
 

王ヶ頭の頂上には
テレビ局のアンテナが立ち並ぶ


王ヶ頭から美ヶ原へは
雪上車で向かう

 



 



 


背景は立山連峰

王ヶ頭から眺めた
2011年最後の日の出


雪原の彼方に富士山
が浮かぶ
 

 



 

雪化粧したハイマツ


1週間前の雪が残る松林。
クリスマス以降穏やかな日
が続いて証拠である。
 


30日に発生した霧氷
 

 




 



 


奥穂高、槍ヶ岳が連なる
南アルプス連峰
 


標高2008mの王ヶ鼻の
頂上に置かれたお地蔵さん
が南アルプスと松本市街を
展望している
 

 


次回は標高2600mから積雪の宝剣山を見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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