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紅葉に包まれた徳乃蔵

 
 

 
 


徳乃蔵は今、紅葉の真っ最中。 ドウダンツツジ、
イチョウ、カエデ、モミジが艶やかな色彩で目を楽しませている。

 
 

野村節子さんのクリスタルボウル演奏会とセサル・ラトーレ氏の点描画展・アンデス音楽会が無事終了。 ご来館頂いた皆様には厚く御礼申し上げます。 さて、これから12月末までおよそ1ヶ月半、再び「カブレラストーン 」写真展 が再開されます。  他では絶対に見ることの出来な貴重な展示会ですので、出来る限りご都合をつけてご来館下さい。

先日の白馬尾根への登頂の際の打撲と、久しぶりに再発した持病のアキレス腱痛が重なって、ここ1週間ほど松葉杖に頼る少々厳しい生活が続いている。  腕のヒジ痛はパソコンに向かうのが辛いだけだが、アキレス腱痛のひどい時は這うことすら出来なくなる。 幸い今回はあまり症状が重くないためなんとか松葉杖を頼りに、徳乃蔵での接客が出来ているのでありがたい。

著書の出版から始まった13年間にわたる全国講演会。 その間に何度か体験した、沖縄から札幌までの車椅子による旅の厳しい日々が蘇って来た。  今振り返って見ると、こうした体調不良や台風、道路封鎖、飛行機の欠航など様々な艱難に遭遇したが、幸いなことに講演会は 、3・11の東北大震災直後の沖縄講演を除くとほぼ休むことなく、400回近い講演を無事完遂することが出来た。 各地で支援して頂いたスタッフの皆様と 天界の神々様に感謝、感謝である。

徳乃蔵の休館日の昨日、2階の書斎から南アルプスに目をやると、朝日に照らされた見事な紅葉風景が目に飛び込んできた。 どうやら 我が家周辺はダケカンバやイチョウ、カエデなどの紅葉が最盛期を迎えようとしているようだ。 いつもなら早速カメラを手に飛び出すところだが、松葉杖に頼る状況下で はそうはいかない。 

そこで息子の嫁に運転を頼んで助手席から撮影を試みることにした。「窮すれば通ず」のたとえ通り、その気になればなんとかなるものである。 車の止まる場所や角度を色々と変えてもらい、 時には地べたに腰を下ろしてなんとか数枚の写真を撮ることが出来た。

より良いアングルを求めて道路から離れなければならない時は、彼女に撮影場所のポイント を教えて、代わりに撮影してもらうことにした。 一眼レフカメラなど持ったこともない嫁だったが、一時のレッスンにしては思った以上に飲み込みが良く、絵心も心得ているようで 結構絵になる写真を撮ってもらうことが出来た。どうやら息子よりセンスがありそうだ (-^〇^-)。 上段の徳乃蔵の写真を含めて、掲載した写真の内、何枚かは彼女の撮影した写真である。

車で走りながら驚いたのは、今年の柿の実の豊富なこと。 道中で目にするどの木もみな驚くほど多くの実をつけていて、枝が重たそうに感じられるほどであった。 写真F、G を見てもらえれば、豊作の程をお分かり頂けるはずだ。 しかしながら、この辺りの柿はみな渋柿。 従って、気楽にもぎ取って食べるというわけにはいかない。

竹竿(たけさお)を使ってもぎ取って皮をむいた後、1本の縄ヒモに10個ほどを結んで軒先に並べてつるし、干し柿として食べる のが昔からの習わしだ。 地元ではそれを「つるし柿」と呼んでいた。 小さい頃よく眺めた、2階の軒先にぶら下がった「干し柿」の姿は、八ヶ岳山麓の冬の風物詩であった。 

我が家では干すだけでなく、焼酎の入った樽(たる)に晒(さら)して、数日間、コタツの中で暖め、渋をとった後食べたものだ。 「干し柿」にしろ「さらし柿」にしろ、甘柿よりずっと甘さがありおいしい。 昔の人は何につけ、知恵を絞って美味しく食べる努力をしていたというわけだ。 しかし、スーパーで気軽に 甘柿や干し柿が手に入る昨今、自家製の柿を食べる家は少ない。 そのため、熟した柿はヒヨドリやカラスなど鳥たちの餌となってしまっている。

 



 

写真 @


徳乃蔵のカエデ


写真A ドウダンツツジ

垣根に使っている家が
多いが、この時期、陽
に照らされ真っ赤に紅葉
したその姿は実に美しい
 

写真 B

徳乃蔵のモミジ

写真 C


 



 


写真 D

花はヘレニウム
花と紅葉との組み
合わせは珍しい
 


写真 E
 

写真 F

写真 G

18個の実をつけ
枝が重たそうだ

 




 

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