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52年ぶりの熱波


世界中で異常気象が続く中、インドでは北部のビガネール市で47度に達するなど、52年ぶりの熱波が襲来し80人が熱中症で死亡、小麦などの収穫にも大打撃を与える事態が発生している。中国の干ばつ、アメリカの蜂の激減、ブラジルの洪水など世界の穀倉地帯を襲う異常事態は、世界的な食糧危機発生を予知する前兆の可能性が大である。
 

インド:52年ぶりの熱波 熱中症で80人死亡

 

 
 


11日、インド南部の都市バンガロール。熱波をふきとばすように湖で泳ぐ子供

 


【大紀元日本4月21日】インド全土では、52年ぶりの熱波に見舞われている。44℃の高温が記録され、少なくとも80人が死亡したとインドのメディアが報道している。小麦の収穫は大幅に減る見込み。

インド気象局が公表したデータによると、首都ニューデリーは18日、43.7℃を記録した。北西部のラジャスタン州ビカネール市では47℃に達するなど、52年ぶりの最高記録を更新した。同気象局によると、今年3月以来、インド北部と中部の大半の地区で、例年より4−6℃高い気温が測定されている。緩和の兆しは見えないという。

熱波発生の原因について、通常の降雨量が例年より少ないことが挙げられている。53人が熱中症で亡くなった東部のオリサ州では、すべての学校が20日から早めの夏休みに入った。 今後2日間、北部、北西部、中部地区で引き続き熱波が続く見込みであるとインド政府は発表している

 

中国青海省地震、被災地の実情

14日に発生した青海省地震から1週間が過ぎ、被災地の報道が次第にニュースから消えかかっているが、現地は中国の政府系報道機関が発表している状況とは異なり、最悪な環境で被災者たちは悲惨な状況におかれているようである。

テレビでは温家宝首相や胡錦涛主席が結古鎮に入り、瓦礫の山の上に立って被災者を励ましている様子が写し出され、人民軍の救援活動が順調に進んでいるかのように放送されているが、どうやら報道内容と実情とは大分異なっているようである。

中国「羊城晩報」紙が伝えるところによると、深刻な被害を受けたのは玉樹県内の主要都市・結古鎮だけではなく、近隣の隆宝鎮などの村々でもほとんどの家屋が倒壊し、死傷者数は今に至るも不明なままの状態が続いており、現地入りしたチベット人僧侶・羅松(ロォソン)によると、そこには、救助隊の姿は見られず、被災した3000人余のチベット人たちは、自分たち自らの手で救助を行っているようである。

また、地震発生後、多くの寺の僧侶やその弟子たち数千人が救助に当たり、毎日決まった時間に路上で粥(かゆ)の配給を行っているという。しかし、政府報道機関はこうした点を一切取り上げていないため、中国国民はそうした実情を知らされないままにいるようである。

一方、地震発生当日の晩、広州から被災区に派遣された300人余の消防救助隊員は深刻な高山病にかかり、一部には肺水腫や脳水腫などの症状が発生し、これらの隊員たちはすでに被災区から撤退しているというから、どこまで救援活動が行われているのか、実情は闇の中である。恐らく死者の数も報道されているように2000人やそこいらでなく、1万人に達している可能性が高いようである。

 

 
 


玉樹県結古鎮の惨状

 



ほぼ毎日砂嵐が発生

地震後の状況であるが、玉樹県では異常な天候に襲われているようである。太陽が照りつけているかと思えば、突然雨が降り出し、しばらくすると強風が吹いて地面の土ぼこりが巻き上げられ、空が暗くなる。そのうえ、ほぼ毎日砂嵐が発生しており、日に何度も強風が吹いているという。

住民によると、地震発生前は強風はそれほど多くはなかったが、地震後はほとんど毎日吹いているうえ、日に日にひどくなってきており、舞い上がる砂で目も開けられない状態だという。また、このような天気は砂漠でしか見られないもので、被災者の住むテントは木の上まで吹き飛ばされ、支柱がねじ曲がったテントもあるというから、どうやら、地震発生後に被災地とその周辺の気象状況は一変してしまったようである。

青海省気象台によると、19日昼から21日の昼まで、玉樹県では雪が降り、最高気温は4℃から6℃。また、21日晩から22日の昼にかけて、玉樹被災区ではみぞれになる模様で、一部では、すでに雪が降り始めているというから、被災者はまさに「泣き面に蜂」の状況に置かれているようである。
ハイチやチリと違って我々の支援の気持ちを届けることが出来ない国だけに、被災者の平穏を祈るだけである。

中国政府・共産党は21日を国を挙げての追悼の日とし、テレビや新聞で、哀悼の様子を大々的に放映しているが、こうした被災地の実情や救援の実体を知ると、政府や党の本心が被災者の90%を超すチベット人の不満による社会の不安定化を押さえるためと、華やかな上海万博への移行のきっかけを作るところにあることが見え隠れしてくる。

このように小手先で世間の目を誤魔化し、万博を盛大に開催したとしても、弱者や貧者の不安や憎しみの心は増すばかりである。それよりも、これだけ加速度的に自然災害が発生している現状を考えると、これから先10月末の万博終了時前に、次なる四川省地震、青海省地震、あるいは大々的な自然災害の発生も決してあり得ない話ではなさそうである。政府はその時にはどう対処するつもりだろうか。

 

 
 


上海万博の華やかさに違和感を憶える情景が写し出されている

 



 

 

 



 

 

 

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