ペルーで話題のミイラ

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宇宙人?それとも奇形児?

最近ネット上で話題になっているのが南米ペルーで発見された奇形のミイラ。その形があまりにも奇っ怪なため宇宙人のミイラではないかと物議を醸している。

ミイラの体長は1メートルほどで非常に小さい。しかし、大人にしか生えない臼歯があることから、子供のミイラではないようだ。問題のミイラは下の写真を見てもらえれば分かるが、胴体部分の約50センチに対して 頭部がその半分近い20センチ超ある。

さらに不思議なのは、顔の形が下が細くなる三角形型であることと、眼球の大きさが異常に大きいことである。臼歯の形も一般の人間のものとは少し違うようだ。

10月後半、クスコの近郊40キロほどの場所にあり、私も立ち寄ったことのある小さな博物館を訪れたロシア人とスペイン人の医者が、このミイラを見て、 その体型が人間のそれとあまりにかけ離れていることから、宇宙人の遺骸ではないかと、11月17日のリマのRPP ・ラジオに出演して語ったことから、ペルーで一気に話題となったものである。

発見されたのは2009年で、その場所はペルー南東部の小さな町、アンダワイリジャス「Andahuaylillas」 、発見者は上記の博物館で働く考古学者・レナート ・ダヴィラ ・リケルメ氏である。発掘された場所が古くからインカの聖なる墓地とされているワカ・デ・ロス・アプス(神々の聖なる地)であることから、発見された ミイラは太古の昔、この地にやって来たグレイのような存在だったのではないかと推測を呼んでいるわけである。

宇宙人とはいえ、人間型生命体として誕生した存在である限りバランスの取れた体型をしているはずなので、わずか1メートルの弱の体に20センチを超す頭部というのは異常である。それゆえ異星人というより単なる奇形児だった可能性 の方が大きいように思われが、グレイなどの姿を見ると確かに異常に頭が大きいことから、彼らと同様、遺伝子操作によって造られた人間型生命体の可能性も残されている。

いずれにしろ、墓の状況や骨のDNA等を調べてみれば、埋葬年代だけでなく地球人とは異なる遺骸であるかどうかも分か るのに、科学者という人たちはこういったものに興味を示さないのだから困ったものである。

 

 

 
     

 

 

 

 

 

 

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