奇っ怪な逮捕劇




ホーム
上へ
世界が恐れるデフォルトの脅威
奇っ怪な逮捕劇
米国・今度は巨大砂嵐
後悔先に立たず!
米国・失業率3ヶ月連続上昇
アセンションに導くアンデス音楽
ペルーの異常気象
なでしこジャパン快挙
熱波・夏の雪・秋風
伝説のスピーチ
中国高速鉄道事故の背景
中国共産党政権の実体
世界に広まる借金地獄
乱高下の米国株式
ソマリアの大飢饉
覇権国家の凋落
「霊性の目覚め」講演会
京都の送り火トラブル
ひた隠す汚染の実体・中国
経済減速化がもたらす不気味な兆候
ローマ法王スペイン訪問
天からの警告
中国にミステリー・サークル出現
米国・出揃った自然災害
台風12号
竜の歌
1000万カウント達成
ユーロ圏の経済危機
一先ず安心ギリシャ危機、されど。
警戒心を呼び始めた中国の投資
洪水ラッシュのアジア
中国報道規制の波紋
世界経済崩壊の本質とその行方 @
世界経済崩壊の本質とその行方 A
世界経済崩壊の本質とその行方 B
水星に不思議な窪地発見
進む北極海の解氷
北極海の異変
拡大する「反ウォール街」デモ
驚異の写真
広がるアジア各国の大洪水
マヤカレンダーの発売について
久保画伯画アトリエ訪問
米国南部にオーロラ発生
EU財務危機一先ず回避
米国東部の雪とデモ
ギリシャ国民投票へ
日和見主義の日本人
イルカ・ハヴェルカ氏来訪
南欧の洪水と財政危機
拡大する欧州危機
自治体の破綻が進む米国
ブータン国王ご夫妻の来日
冷漠社会と化したした中国
ペルーで話題のミイラ
写真集出版のお知らせ
欧州情勢 @
欧州情勢 A
中国漁船の横暴
ロシア情勢 @
ロシア情勢 A
フィリピンの台風被害

「闇の勢力」の内部分裂

 


 
 


3月に世界の経済システムの復活は嘘話であると、
警告を発していたストロスカーンIMF専務理事

 

 

IMF(国際通貨基金)の専務理事としてトップにいたストロスカーン氏がニューヨークの宿泊先のホテルで、客室係の女性を強姦しようとした容疑で逮捕され、逃亡の恐れがあるとして軟禁状態におかれてい る事件は、人物が人物だけに驚かされた。

私は、この事件を知ったとき、ストロスカーン氏の奥さんがご主人の無実を主張し、釈放に奔走しているのを見て、報道されている内容は間違っているのではないかと直感した。もしも 、ストロスカーン氏が言われているような性癖があるようなら、奥さんは報道陣の前に登場することなく、弁護士に任せているはずだと、思ったからである。

案の定、ここにきて起訴の骨格を支えていた被害者の女性客室係の供述がほころび出し、虚偽の発言が次々と明らかになってきたため、検察は裁判開始をを取り下げ無罪放免と する可能性が出てきた。

ニューヨークタイムズは、客室係が襲われたとされる時点から28時間後に、アリゾナ州で麻薬取引容疑で拘束されている知人との間で交わした「大丈夫、この男はお金を持っているから」という電話の会話が明らかとなった ことを伝えている。

一体この事件の裏には何があったのだろうか?「闇の勢力」同士の争いで、相手側にはめられた可能性が大である。

理由は2つ考えられる。

@ 世界経済を操作しようとしている連中に狙われた。
A 原子力発電を推進しようとしている連中に狙われた。

@の可能性

世界経済が崩壊に向かって進んでいることを隠し、楽観論を唱えて株式市場の崩壊を先延ばししている連中がいることは、これまで何度かこのHPで述べてきた。 実は、通貨と為替相場の安定化を目的とした国際連合の専門機関であるIMFのトップに立つストロスカーン専務理事が、それを裏付ける発言をしているのだ。

「若干の専門家達が、世界の経済システムの復活と楽天的に呼んでいるものは、実際は、新しいショックへ続く道に過ぎない」
2008年の危機後、世界経済の回復は続いているが、これは、世界の安定につながるようなプロセスではない。この間、最も悲劇的な結果をもたらし得る4つの基本的な問題が先鋭化してしまった。
その問題とは、世界における極めて高い失業率、金融・貿易領域において増大する保護貿易主義、国家間に存在するアンバランス、個々の国々内部の平等の欠如である。特に最後の二つの問題は、最も危険な状況にある。」

こうした発言が、金融制度の延命を狙っている連中にとっては、うれしいはずがない。早い段階で彼を追い出し、見せしめにしようとした可能性は十分にありそうだ。

Aの可能性

原子力開発を進めようとしている連中にとって、その推進役をさせようとしているのがフランスのサルコジ大統領である。だから彼は福島原発の事故発生直後 、外国のトップとしては一番先に訪日し、原発に対する危機意識を高めるような発言をしないよう、菅首相に釘を刺しに来たわけである。

このサルコジ大統領にとって、次期大統領選で最大のライバルとなろうとしていたのが、IMFのストロスカーン専務理事であった。彼が立候補 したら形勢不利と見た勢力が、立候補を宣言する前のIMF在職中に、しかも、アメリカに滞在中に事件を起こさせ裁判にかけたら、アメリカでの裁判 のために長期間拘束され、フランスに戻れないことを狙った可能性もある。

「IMF」そのものが世界を我が物にしようとしている輩の作った組織であることを考えると、その組織の専務理事まで上り詰めたストロスカーン氏が 、自然エネルギー推進派などであることは考えにくい。恐らく彼は原子力産業で利益を得ようとしている一派ではなく、石油産業に後押しされている人物だったのではなかろうか。 言うならばアル・ゴア派ではなく、ブッシュ派である。

いずれにしろ、今、「闇の勢力」の中で分裂が起きて来ているため、こうした内部分裂による抗争が我々の目に触れるところとなってきているのである。

 

追記

3日、フランスの「トリカスタン原発」の1号機で、変圧器が爆発を起こして、黒煙が上がったようである。これも何か意味があるのかもしれない。

 

 

 
     

 

 

 

 

 

 

戻る 上へ 進む