活発化するハワイ・キラウエア火山

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ふもとの村に迫る溶岩流

 
 

 
 

 

 
 

2011年3月9日付けの「ハワイ・キラウエア火山噴火」で、キラウエア火山のプウ・オオ火口でここ30年で最大級の噴火が起きたことを記した。あれから3年半、噴火活動は現在も続いており、先月徳乃蔵に来られたハワイ在住の方から、「この夏頃から 、これまで海側に流れていた溶岩が内陸部に向かって流れ始め、危険な状況になってきており心配です」という話をお聞きしたところである。

その後の様子を見守っていたところ、昨日の米国のABCニュースで、噴火のより厳しい状況が伝えられていた。火山活動は3年前よりさらに活発になってきているようで、6月頃から流れ出した溶岩 流は現在ふもとの村・ポホアから数百メートルにまで迫っており、周辺の住民の避難が始まっている。

摂氏1094度に達する溶岩流の幅は140メートル。この24時間でサッカー場3ヶ所分を燃やしながら時速9メートルのスピードで進んでおり、 数日後には住宅街の真ん中を通って町を分断し、パホアの幹線道路を埋め尽くすことになりそうである。

地元の当局者はこの流れはいかなる手段を持ってしても、避けることは出来ないと述べている。科学技術が進歩していると自負しているが、我々人類は 、1000度を超す超高温の溶岩流を堰き止めるいかなる手段も持ち合わせていないのだ。 そういった意味では、ボンペイの時代と何ら変わってはいないということである。

読者の中には、遠く離れた米国のことゆえ杞憂する必要はないのではないか、と思われる方もおられるかもしれない。しかし、ハワイ島の火山群は、富士山麓から西之島のある小笠原諸島を経由 して延びる火山帯につながっており、決して他人事として見過ごすわけにはいかないことを知っておいて欲しい。 地殻や地底のマグマが本格的に動き出した時には距離など関係ないのだ。

6月12日付けの「時宜を得た2本の映画上映」で、2014年というこの年に映画「ノア約束の船」と同時に「ボンペイ」が上映されることの意味について記しておいた。覚えておられるだろう。映画制作者たちは大衆向けの娯楽映画という手段を使って、しかるべき者たちに「時の到来」を密かを伝えようとしていたのである。 今年に入ってからの動きを見ればよく分かるはずだ。

記録的な洪水は世界各地で次々と発生しており、「ウォーター・クロック」の到来を告げている。また、ボンペイの噴火に代表される巨大噴火の徴候も 、「時を待つ世界の噴火活動」に記したように、カムチャッカ半島や日本の西之島、フィリピン、パプアニューギニアなどで始まっている。 御嶽山やキラウエア山の噴火活動もまたその一つで、地球は今、人類に対して「ファイアー・クロック」の始まりを告げているのである。

 
 

 
 


アナウンサーの後方には冷え固まった溶岩流が広がっている

 
 

 
 


野原を1000度を超す溶岩流が焼き払って行く。人間はそれを止める手段を持ちあわせていない。

 

 

 

聖なる木曽御嶽山の噴火の意味

 

9月25日に「時を待つ世界の噴火活動」を記した直後の27日、御嶽山が噴火 。 57人の死者と6人の行方不明者を出したことは記憶に新しいところである。 あれから昨日で1ヶ月が経過。 噴火の様子が次第に明らかになってきているが、3回目の噴火が最も凄まじく、硫黄臭の噴煙と一緒に、洗濯機や軽トラック級の巨大な噴石が飛び交ったようである。

今回の噴火は溶岩の噴出には至っていないが、次回には1000度を超す溶岩流が地元の村に向かって流れ出す場面を目撃することになるかもしれない。富士の噴火を押さえておられる龍神様から西之島の噴火のあと、今度は北の山でエネルギー抜きが起きるだろうということが伝えられていた。

私はもしかすると浅間山ではないかと心配していたが、それは木曽の御嶽山であった。御嶽山は富士山同様、古くから信仰の山とされ 、かっては白装束に身を包んだ人々が登っていた。しかし、最近の登山客の多くは「聖なる山」に登るという意識はなく、数ある山岳登山の一つとして気軽な気持ちで登頂していたようである。山頂に安置された国之常立大神の石像が切断された姿を見るにつけ、今回の噴火には大きな意味が 秘められているように思えてならない。

昨日の世界ニュースを見ると、南ヨーロッパを襲っている記録的な洪水や米国西海岸のハリケーンによる暴風雨など、世界各地を襲っている自然災害 の猛威はますます大きくなってきている。 併せて「イスラム国」によるテロの脅威、さらには感染者が1万人を超えて来たエボラ出血熱など、世界は今、日に日に不安の度を増してきている。

「影を映す水のように冷静な心が必要である」という京都伏見のお稲荷様のお言葉を、各自がしっかり心に刻んで置かねばならない時が、目の前に 迫っている。 次なる噴火は九州方面である可能性が高いようだ。 現に桜島の噴火活動は活発化してきており、さらに気象庁は霧島連山の硫黄山では昨年12月より火山性の地震が続い ていて、噴火の危険があると警報を出している。

いずれ富士山の噴火が始まったら、「富士の噴火は狼煙(のろし)である」という預言が正鵠を得ているなら、日本だけでなく世界各地の火山は 、一斉に噴煙を上げ始めることになりそうである。噴火に限らずいかなる災害もみな、「明日は我が身」となること だけは忘れないでおいて欲しい。




 

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