またもやイージス艦とコンテナ船衝突
 

 


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2ヶ月で2度、 その裏に秘められているものは?

 
 

 
 


民間タンカーと衝突し直径4メートルの穴が開いたイージス駆逐艦・ジョン・S・マケイン

 
 

6月17日、静岡県の伊豆半島沖で米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍のコンテナ船が衝突し、イージス艦の乗組員7人 が死亡、艦長を含めた3人が負傷したばかりだと言うのに、あれからわずか2ヶ月しか経っていない8月21日、またもやシンガポール沖でイージス駆逐艦 「ジョン・S・マケイン」が民間タンカーと衝突。 10人の乗組員が行方不明となっている。

イージス艦といえば屈強なイメージがあるが、実際は機動力を重視し、艦の装甲は軽くなっている。特に今回はイージス艦が8000トン、コンテナ船が 3万トンと3倍以上の重量差があり、またコンテナ船の球状船首と呼ばれる固い部分がイージス艦の比較的弱い船腹部分に衝突したため、イージス艦に大きな損傷が出た ようである。

駆逐艦自体が沈没したわけではないのに、二つの事故ともなぜこれだけの死者が出たのかというと、衝突でイージス艦の居住スペースがある船底付近に4メートルを超す大きな穴が開き、そのまま放置すると一気に浸水し沈没する危険性があるため、出口を閉めたためである。

米海軍太平洋艦隊司令官は、22日、シンガポールの海軍基地内で記者会見し、衝突で陥没した左舷後方の海水が流入した部屋の中から複数の遺体を発見したと発表。 一方、海軍制服組のトップのリチャードソン作戦部長はこうした相次ぐ事故を受けて、世界各地で展開する 全艦隊の運用を1〜2日間停止し、事故の原因を調査すると発表。 また本日の報道では、第7艦隊司令官の解任が伝えられている。

 
 

 
 


艦内から複数の遺体を発見したと発表する米海軍太平洋艦隊司令官

 
 

衝突の原因は?


それにしても、何ともおかしなことである。 同じ第7艦隊に所属する駆逐艦が、わずか2ヶ月間に2度も大型のタンカーと衝突事故を起こすことなど、通常ではあり得ることではないからである。 米国CNN テレビはマケイン号は、操舵機能が衝突の直前に失われ、事故後に回復した形跡があると、伝えているが、その原因については語っていない。

一説では、両イージス駆逐艦はサイバー攻撃を受けたのではないかとする噂が広がっているが、米海軍のリチャードソン作戦部長は21日、記者団に対し、それを示す証拠は現段階では見当たらないとした上で、「調査では全ての可能性について探る」と述べているが、サーバー攻撃の可能性 もありそうだ。

もし外部からのサイバー攻撃だったとすると、対象国としてはロシアや中国、北朝鮮などが想定されるところだが、今回の事故は多数の兵士の死者が出ているだけでなく、米海軍としてのメンツがつぶれる事故となったことを考えると、もしも 事故の原因が他国からのサイバー攻撃によるものだったとしたら、事態は思わぬ方向に進展することになるかもしれない。 

それとも単に乗組員の怠慢や不注意によるものかもしれないし、その可能性も決して小さくはなさそうだ。 巨大軍事力を持ち続けてきた大国の末路はとかくそういうものだからだ。

 

衰退に向かう米国の姿

 
 

 
 



北朝鮮戦争で銃を向け北朝鮮の兵士を捕虜にする米兵 (Keystone / Getty Images)

 

 
 

 
 


ベトナム戦争で、米軍のナパーム弾攻撃を受け負傷した少女の写真。
(ベトナム・ホーチミン市の博物館で展示)

 
 

私が今回の一連の衝突事故を聞いたとき思ったのは、事故の要因ははっきりしないものの、その背景にあるのは米国がいま国家衰退に向かっている一つの兆候ではなかろうかということであった。 栄華を誇ったローマ帝国 も、「屈強なローマ軍」の間に乱れが生じるようになった後、あっという間に滅亡しているからだ。

世界の覇権国家となり、絶大な軍事力保持するようになった後、米国は建国の理念とはかけ離れて「闇の勢力」の思うままに、戦争を世界中にまきちらし、原爆投下から始めて、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン・イラク戦争と、世界を揺るがした全ての戦争で主役を演じ、多くの人々を悲惨な状態へと追いやってきた。 

世界の警察官として正義を行うという大義名分の下、かの国が為してきたことは、徳積みとは裏腹な私利私欲による不徳を積む行為であったことはまぎれもない事実だ。 今のシリアやアフガン、イラクの惨状や 何百万人に達している悲惨な難民の数を知ればご理解いただけるはずだ。 

そこで得られた巨大な利益は軍需産業を通じて、「闇の勢力」とその傘下の企業に集められて、その結果、巨大な格差社会を生み出し、憎しみと悲しみを世に蔓延させる ところとなったのだ。 トランプ大統領の登場がそれを示している。  「闇の勢力」に利用されたとはいえ、米国という国家自身が不徳を積んで来たこと には変わりはないのだ。 

 
 

 
 


湾岸戦争を引き起こしたジョージ・ブッシュ大統領

 

 
 

 
 



イラク軍の残虐行為をアッピールするために利用された石油にまみれた海鳥

湾岸にイラク軍が流した石油によって海鳥が苦しんでいるされる写真が世界に発信された。
 しかし、後日、この写真はアメリカ軍によって作成された「えせ写真」であることが判明した。

 
 

大国となれば一つ一つの行為が積み上げる「徳の力」も大きいが、「不徳の力」も巨大だ。 そしてこの数十年に積んだ不徳はカルマとなって蓄積され 続けて来た。  三次元世界が終ろうとしている今、その積んだカルマを刈り取らねばならないのは、個人だけでなく国家も同じだ。  いま米国ではそれが始まっているのである。  昨日、トランプ大統領が意に反して米軍のアフガニスタン駐留継続と増員を決めざるを得なくなったのも、皆そのためである。

勿論、カルマを積んで来たのは決して米国だけではない。 我が国をはじめ、すべての国が大小の差はあれども皆、カルマは積んで来ていることに変わりはない。 そして、地球という大きな生命体が今アセンションという一大イベントを前にして、それぞれが積んだカルマ の刈り取りが始まっているのだ。  

ただそのカルマの大きさは千差万別。 それをすべて知っているのは天の大神様だけだ。 米国の国民の中にも、不徳とは反対に大きな徳を積んで 来られた方もたくさんおられる。 しかし、そうした方々といえども、米国国民としてのカルマの刈り取りに加わらないわけにはいかないのだ。   ただ、その後の行く先 は、各自の積んだカルマと徳の大きさによって異なってくる。 一人でも多くの方が高次元世界へ旅立たれんことを願っている。

 
 

 
 



父親ブッシュが湾岸戦争を、そして、息子のブッシュはアフガン戦争とイラク戦争を
引き起こした。 その結果、ブッシュ親子の魂が背負ったカルマはとてつもないほど
大きく、 彼らがこれから先地上を離れた後の世界を想像するだけで身震いがする。
 

 
 

 
 


大量破壊兵器を保有しているのを理由に米軍はイラクを侵略。

しかし、終戦後、イラクには一切の大量破壊兵器は存在しないことが明らかとなった。
アメリカが引き起こした全ての戦争は、軍産複合体のぼろもうけのために引き起こされたものであった。

 

 




 

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