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中国の命運を握る異常気象

 

 

 


山東省で枯れた麦苗を見せる農民 (STR/AFP/Getty Images)

 

中国の直量不足がしだいに表面化し始めてきているようである。昨年の10月辺りから北部では雨なしの天気が続いており、また南部では低温が続いて小麦や稲作、さらには野菜の生産が大きく落ち込む危険性が出てきていることは、すでにお知らせしてきているとおりである。

河北省や山東省など8省の主要小麦生産エリアの深刻な干ばつは現在も続いており、もう1〜2ヶ月こうした状況が続くようだと回復は絶望的とな りそうである。小麦の生産量の80%を締める8省がこの状態では小麦の生産に深刻な影響を与えることは必至である。

中国では08年の時点ではまだ150万トンの小麦を輸出していた。しかし、国連食糧農業機関(FAO)のデーターを見ると、09年と10年には輸出は完全にストップしており、すでに生産が国内の巨大な需要への供給を賄えない 状況にあることを示している。

その上に、主要生産地が大干ばつで生産が半分近くに落ち込むようなら、大量の輸入をしなければならなくなってくる。大紀元日本のニュースを見ると、最近の小麦買い付け価格はすでに40%以上も高騰しており、ここ5年で最高額になる ことが予想されているようである。

小麦価格の高騰は今後、小麦粉を原料とする食品類全般の価格をつり上げることになる。一方、南方の低温による冬季稲作の生産量の減少により、米価格も上昇し始めており、一部 の人々は米の買いだめを始めているようだ。

野菜や果物の価格高騰は既に始まっており、それに食生活の中心となる小麦や米価格が上昇するようなら、国民の大半を占める中低所得者層に大きな衝撃となることは間違いない。いくら中国政府が外国から輸入しようとしても、ロシアやオーストラリア、ブラジル、インドなど世界の重要な穀倉地域が昨年来の熱暑や洪水によって凶作に陥ってきていることを考えると、そう易々と輸入できるものではない。

仮に、輸入が出来たとしても従来のような価格で市場に出回ることは考えられない。物価高騰、生活苦による中低所得者層の不満は一段と増してくる可能性は大である。チュニジアの「ジャスミン革命」に端を発したエジプトの革命、さらにはリビアからオマーンへと拡大されている民主革命も、元はといえば生活苦と格差が火種であった。

今、中国各地で発生し始めている抗議集会は、警察と軍によるなりふり構わぬ阻止行動で大事に至らずに済んでいるが、中低所得者層の不満がさらに拡大した暁には、その数はエジプトやリビアとは桁が違うだけに、 阻止することは到底無理である。だからこそ、世界からひんしゅくを買うほどの度を超した警備をしているのである。

このところ、マスコミで北アフリカや中東の民衆革命が中国に飛び火する懸念が取り上げられてきているが、私は事の成り行きはこれから数ヶ月の天候しだいであると考えている。

比嘉良丸氏や木内鶴彦氏が見せられた中国の暴動・騒乱のヴィジョンが現実となるかどうかは、異常気象の進捗しだいである。 それはまた、金総書記の別荘および官邸など10カ所余りに、計100台の戦車が配置されていると言われる北朝鮮も同じ事である。

 

 

 
 


2月27日、上海の集会場所で警戒にあたっている警官
(PETER PARKS/AFP/Getty Images)

 

 

 


 

 

 

 

 

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