ウクライナ情勢緊迫化


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米軍の動き始まる


 

 
 


黒海に配備される米国の艦船テーラー号

 


ウクライナ情勢は、1週間前スイスのジュネーブで開かれた米・ロシア・EU・ウクライナによる4者会談後も、一向に収束の見通しがつかないまま、ますます情勢は混沌としてきている。クリミア自治共和国がロシアに編入された後、東部のドネツク州などでロシアへの編入を望む親ロシア派が州政府の建物を占拠するなどして、無政府状態に近い状況が続いている。

反政府のデモや政府庁舎を占拠したりしている新ロシア派集団の裏には、100人を超すロシア軍の特殊部隊がいる。そのため、ウクライナ政府が軍隊を派遣しても鎮圧にはほど遠い状況で、死者が出るなど事態は悪化する一方で、緊張感が次第に高まってきている。

そんな状況下、ウクライナの親ロシア系住民を陰で操るロシア政府に対して、穏やかな制裁にとどまっていた米国政府は、バイデン副大統領がウクライナを訪問し財政支援を発表する一方で、ここに来てようやく軍事力を行使するジェスチャーを見せ始めた。これは、これまでに米国が発した最大のメッセージで、プーチン大統領に対するロシアの軍の後退と撤収を迫る明確なメッセージである。

昨日のABCワールドニュースがトップで伝えたところでは、イタリア駐留の米国陸軍部隊をウクライナの隣国ポーランドとバルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)に派遣し、軍事演習を行うことになった。さらに米国の艦船テーラーがこれまでの駆逐艦に変わって黒海に配備されることになったようである。

すでにロシアは数万人規模の兵士と装甲車や戦車などをウクライナ東部の国境地帯、およそ100ヶ所に配備しており、 国境に近い飛行場には新型の爆撃機も配備されている。これでウクライナを挟んで東と西で、その規模は異なるものの米軍とロシア軍が対峙することとなったわけである。このまま事態が緊迫化すれば、当然EUも動かざるを得なくなってくるはずで、その際、指導的立場に立つのはドイツである。

ところで、ドイツ人のアロイス・アールメイヤが残した予言には、ヨーロッパが壊滅状態となる第3次世界大戦と思われる壮絶な状況が記されている。その中に、ロシアやドイツ、黒海やバルカン半島という言葉が登場するだけに、緊迫化する一方のウクライナ情勢の先行きが気になるところである。

 

 
 


軍事演習を名目にロシアとウクライナに面した国々に 、米国陸軍歩兵部隊が配備されることになった

 


予言についてはブログ「In  Deep」(http://oka-jp.seesaa.net/article/354797860.html)より、その一部を転載させて頂いたのご覧頂きたい。

 

アロイス・アールメイヤが残した予言

戦争は夜明けと共に始まる。彼らは突然やって来る。農民や市民たちがパブでカードゲームに興じている時に、窓の外に外国の軍隊の姿が映る。まだ外が真っ暗なうちに彼らは「東」からやって来る。すべては突然に、そして急速に起きる。

これらのことはまったく予想されていなかったことなので、人々はパニックを起こして避難する。多くの人々が家にいる時間で、みんなが車で逃げようとして、道路は渋滞する。また、一般の道路も高速道路も戦車が通過していく。結局、逃げようとした人々もほとんど戻るしかなくなる。

私には、あるはずのドナウ川の橋が見えない。そして、大都市フランクフルトは見る影もなくなっている。ライン渓谷の空気はよどんでいた。私は3本の槍が迫ってくるのを見た。ロシア軍だ。彼らはどこにも止まらず進軍する。昼夜を通して進行し、ルール地方に到達する。彼らの目的はルール地方の獲得だ。

中略 

長い長い列が続いている。人々の死体の列だ。槍の先がすべてを破壊してまい、誰も戻ってくることはない。航空機は黒海と北海の間に黄色い粉を落とす。なので、この「死の列」は黒海から北海の間に長い距離につらなる。バイエルン地方と同じくらいの距離だ。

この地域では、草は育たない。シアからの供給も中断される。東から多くの車両がやってくる。しかし、それらの車両は徐々に停車し、運転している者はすべて死んでいる。ライン川で最後の決戦がある。兵士たちは誰ひとりとして戻ってこないだろう。

航空機のパイロットたちが、小さな「黒い箱」を投下する。それは、地面に触れる前に爆発する。そして、黄色や緑色の煙や塵を巻き上げる。その煙や塵に触れると人間であろと動物であろうと、あるいは植物であろうと、すべて死んでしまう。1年間はこの場所にはいかなる生き物も入ることはできないだろう。立ち入ることは生死に関わる危険を伴う。

これらの「黒い箱」はまるで悪魔だ。これらが爆発すると黄色や緑色の塵や煙が発生し、接触したものはすべて死ぬ。人間は真っ黒になり、肉は彼らの骨から落ちてしまう。兵士たちは誰ひとりとして戻ってくることはないだろう。

そして、私は東から誰かが飛んできて、海の中に何かを投下する光景を見た。海の水はまるで塔のような高さまで立ち昇ってから倒れた。これらのすべてのできごとは長く続くわけではない。3日か、あるいは3週間か、あるいは3ヶ月。それは私には正確にわからない。

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