新疆ウィグル自治区で爆破事件

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死者31人 負傷者100人を超す

 

 
 


ウルムチ駅から3キロの朝市場で起きた爆破事件 (香港ATV)

 


先月、3人が死亡、数十人がけがをするというテロ事件が発生したばかりの新疆ウィグル自治区で、今度は同じウルムチ市の朝市において39人が死亡 100名近くが負傷するという爆発事件が発生。2009年にイスラム教徒のウイグル族と漢族との衝突によって、200人を超す死者が出た事件以来最悪の爆破事件となった。

22日早朝の7時過ぎナンバープレートを付けない4輪駆動車2台が買い物客で賑わう市場に、鉄製の柵をなぎ倒して進入、その後、爆発物を投げ込んで買い物客を殺傷させたものである。死者や負傷者の多くが買い物に来ていたお年寄りで、現場は地獄絵のごとくの惨状となっている。

習近平国家主席は21日午前、上海で開かれた中露など26か国・地域が加盟する「アジア相互協力信頼醸成措置会議」(CICA)の基調公演で「テロリストを断じて許さない」と発言したばかりだけに、ショックの度合いはさぞや大きいことだろう。 

中国当局は犯人は厳罰に処し、再発は許さないとする声明を発表しているが、これは毎度のことで、爆発物や刃物を使ったテロ事件は一向に収まる気配がなく、政府の思惑通りには収まることはなさそうである。こうした悲惨なテロ事件がなぜ起きているのか? その根本的な問題を把握しその対策をとらない限り、ただ力で押さえ込むだけでは事件の抑止は不可能である。

2009年に起きた衝突事件と、今年に入ってから発生している北京の天安門広場で車両が突入・炎上して40人余りが死傷した事件や、雲南省・昆明駅での無差別に刃物で切りつけ29人が死亡した事件、それに今回の爆破事件とを比べてみると、明らかにその様相が異なってきているのが分かる。
 

テロ事件の背後にあるもの

前者はウイグル族と漢族との一般市民同士の闘争であったが、後者は先鋭化したウイグル族の一部が中国政府を相手にした無差別テロ事件となっている。 また一方、同じウイグル族を犠牲者にしている点を考えると、テロ犯の裏に彼等を動かしている裏組織があることも間違いなさそうである。

いずれにしろ、問題の本質に変わりはない。新疆ウィグル自治区、そこは、その名の示す通り元々イスラム教徒のウイグル族が多く住む地域であった。しかし今は漢族が大量に入り込んでその数はウイグル族を上回って来ている。その結果、この漢族は地方政府の上層部に賄賂を渡して利権を手にし、経済的に潤うようになって来ていると言うわけである。

賄賂により利権獲得などお手の物の漢民族にかかっては、ウイグル族など叶うはずがない。この手法は、占領したチベット自治区で漢民族が行って来たものとまったく同じである。その結果、元々貧困に苦しんでいたウイグル族との経済格差はますます広がり、彼等の不平不満は限界を超えるところまで来てしまっているのである。

新疆ウイグル自治区を治める主要官僚の多くが漢民族によって占められてしまっている今、ウイグル族に対する優遇処置などとるはずがなく、彼等の不平不満を解消させることなど、とうてい無理というものである。これから先、漢族に牛耳られた自治区政府が再発を防ぐためにとる手段は、より厳しい規制強化であることは明々白々。その結果、先鋭化したウイグル族の一部によるテロ事件は、ますますその頻度と規模を増してくることは間違いなさそうである。

新疆ウィグル自治区では近年、学校で中国語が教えられてきたことから、中国語が話せる人の数が増え、彼等は厳しい生活環境から逃れようと中国各地に移住している。しかし、移住先で待っていたのは、チベット自治区と同様の差別待遇と収入格差であった。

こうした彼等の一部がテロ行為へと走っているため、新疆ウィグル自治区以外の地、北京や香港、南京など広い地域においても、これから先、今回と同様、習近平体制を揺るがすテロ事件が発生してくる可能性は大である。我が国やベトナム、フィリッピンとの領土問題で世界からの非難が集まってきている中国、プーチンと手を組んだところで、この後の政局の安定はそう簡単にはいきそうもなさそうである。


 

 
 


(香港ATV)

 
 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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