本格化してきたウォータークロック
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世界の異常気象

世界各地で洪水のオンパレード

 

フランスの洪水

 
 

 
 


地中海のコルシカ島の洪水。 茨城県常総市の洪水時の被災状況に瓜二つ
 

 
 

 
 

『世界に散った龍蛇族よ!』の取材でニュージーランドを訪ね、ワイタハ族のポロハウ長老から、地球がストーンクロックからウォータークロックの時代に入ったことを伝えられたのが2011年1月。 あれから間もなく5年になろうとしている今、長老が伝えて下さったとおり、まさに世界はウォーターによる大災害に見舞われ、各国で記録的な洪水被害が発生している。

我が国で先月発生した鬼怒川の氾濫による大洪水から1ヶ月もたたない内に、常総市の被害に勝るとも劣らぬ巨大災害が世界各地で発生。 2日には、地中海一帯を襲った豪雨によって散在する島々に記録的な被害をもたらした。 地中海西部に浮かぶフランス領のコルシカ島やイタリア領のサルデーニャ島などを襲った大雨は、各地で大規模な洪水を発生させ、幾つかの村を飲み込み死傷者も出ているようだ。

フランスのF2チャンネルが伝える被害状況を見ると、まさに茨城の被害状況と瓜二つ。 街や畑が水に埋まり、あっと言う間に水に飲み込まれた家の住民たちは、天井裏や屋根に避難。 そうした人々を警察や軍のヘリコプターが救助する姿は1ヶ月前の常総市の情景そのもの。 救助された人々は「この世の終わりのような恐ろしい光景だった」と語っている。

コルシカ島の被害から1日たった3日から4日にかけ、今度はフランス本土南部のリゾート地コート・ダジュール地方が豪雨に見舞われ、17名の死者と4人以上の行方不明者が発生。 大きな被害が出ているのは観光都市として日本人にもお馴染みのカンヌやニースとその近郊の町。 1時間の間に1ヶ月分の豪雨が降り、3日夜のカンヌの中心街は誰も止めること出来ないほどの急流に飲み込まれ、何も持ち出すことも出来ないまま避難した人々はコルシカ島の被災者と同様、「この世の終わりのようだった」と語っている。

 
 

 
 


カンヌの中心街はあっと言う間に濁流の流れる川と化してしまった
 

 
 

 
 

 

 
 

 
 


住民は「この世の終わりのようであった」と語っている。
しかし、これから始まる地球の大掃除はこんなものではない。
 

 
 

 
 


イタリア領のサルデーニャ島もこの有様だ

 
 

グアテマラの大雨による崖崩れ

 
 

 
 


死者86人を出した崖崩れで土砂や岩に埋まってしまった町。 

 
 

死者や行方不明者の数ではフランスや次に記す米国の被害とは桁違いなのが、中米グアテマラの崖崩れである。 首都グアテマラシティー南部の都市・サンタカタリーナピターラでは、9月1日、一昼夜降り続けた大雨で住宅地の裏山が崩れ、流れ下った大量の土砂や岩に家々が埋まったり崩壊されてこれまでに86人が死亡、350人以上が行方不明となっている。 被害に遭った都市は私もグアテマラ探索で立ち寄ったことがある町だけに、心が痛む。

 
 

 
 


人海戦術で行方不明者の発見に努める人々。
そこには350人を超す人々が埋まっているようだ。

 
 

米国東海岸の洪水

 
 

 
 


車も家も河と化した濁流に埋もれてしまった

 
 

自然災害のメッカと化している米国。 しばらくHPでは記していなかったが、自然の猛威は各地で相変わらず続いており、被害の規模も大きくなる一方である。 カリブ海で発生したハリケーンはバーミューダー島を襲った後、フロリダ沖合に向かう途中、その進路先に停滞している低気圧の勢力を強めて東海岸一帯に大雨をもたらしている。

こうした状況は、台風が来る前にその進路先の低気圧が影響を受けて台風とは遠く離れたエリアで、大雨による被害をもたらしている我が国の最近の気象状況とよく似ている。 一端消滅した台風が北の海・日本海で1100ミリヘクトパスカルからたった1日半で950ミリヘクトパスカルに急発達し、北海道各地に台風並みの大雨や強風をもたらしたのも、かって経験したことないという点では同様な異常事態である。 とにかく世界の気象は完全に狂ってしまっており、従来の概念では予測できない状況が発生するようになって来ていることは確かである。

こうした現象はブロッキング現象を呼ばれているようであるが、米国の東海岸はニュージャージー州からフロリダ州に至る広大なエリアで、ブロッキング現象によってここ2週間雨が降り続け、各地で洪水の被害が発生している。

先週末からニュージャージー州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州にかけて非常事態宣言が発令され、5000万人に影響を及ぼしてている。 昨夜のABCニュースは4日夜に発生したサウスカロライナ州の凄まじい洪水の被害状況を伝えている。 一連の災害で少なくとも4人以上の死者が出ているようであるが、これから先も続く大雨によって被害はさらに広がりそうだ。

こうして見てみると、まさに今地球は完全にウォータークロックに突入したことは明らかで、水による災害、洪水、津波、崖崩れ等はこれから先、その規模と頻度をますます増して来ることになりそうである。 いつも申し上げていることだが「明日は我が身」である。 「まさか私のところがこんなことになるとは思わなかった!」などという、愚かなコメントを発することのないよう、読者におかれては、物心両面の備えだけは十分にしておいて欲しいものだ。 

今日も朝6時から書き始め、サーバーに送信出来たのが2時前。 写真が多かったこともあり、どうやら8時間近くかかってしまったようだ。 役に立ててもらえないようなら、労多くして益なしとなってしまう。 そうならないことを心から願って筆を置くことにする。

 
 

 
 


サウスカロライナ州の惨状
 

 
 

 
 

 

 
 

 
 

 

 




 

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