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記録的な寒波に襲われたロシア北西部
11月だというのに、一夜で−20℃から−45℃へ

 
 

 
 


−45℃の極寒に襲われたシベリア地方の状況を伝えるロシアTV

 
 


米国やロシア、さらにはスカンディナビア半島のフィンランドやノールウエーが異常な寒気と降雪に見舞われていることは、「オーストラリアの森林火災と米国の寒波・降雪」「異常気象により、米国では農家の破産が急増」などでお伝えして来ている通りである。

こうした異常気象は北極海の低気圧の異常な流れの影響によるものと言われているが、昨日のロシアTVはシベリア地方からモスクワに至るロシア北西部の広い地域が、更なる寒波と降雪に見舞われていることを伝えていた。

驚かされたのは、シベリア地方ではまだ11月中旬だというのに、数日前から−47℃という異常な寒気に襲われていることで、寒さには慣れている人々ではあるが、平年を15度も下回るこの記録的な寒気には驚き、困惑されているようである。

現地の人々の語る驚きは、単なる温度の低さだけではなく、一夜にして20℃という急激な冷え込みに遭遇したことであったようだ。私の住む八ヶ岳山麓も標高が高いため、真冬には−5℃〜−7℃という寒気に見舞われることはあるが、前日まで0℃だった最低気温が一夜の内に−10〜15℃を下回ったら、驚天動地である。

それにしても、−45℃などという極寒の中で日々の生活ができるのかと不思議に思う。私が北極点に立った時は、7月であったのでせいぜい−10℃前後であったように記憶しているが、−30℃を超したらとても船外には出れなかったに違いない。数日前のシベリアでも、さすがに学校は全校休校となり、幹線道路には体を温める救護施設が設けられたりしたようである。

同じ北極海に面したロシアでも東のハバロフスク地方では、異常な高温に見舞われライラックやタンポポの花が開花しているというのだから、なともはや驚きである。これを異常気象といわずになんと言うのか。我が国とていつこうした事態に遭遇することになるかは分からない。「明日は我が身」であることをお忘れなく

 
 

 
 



サハリン州の大雪。空の便もフェリーもすべてストップ。
 

 
 

 
 


この風景を見るとその寒さのほどが身に迫ってくる

 

 
 

 
 


ハンティーマンシースク州では−39℃

 

 
 

 
 


ウラル地方ではこんな珍しい光景が。
極寒の中を昇る太陽が空気中の氷で屈折した金色の光に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

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