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中国・四川省でマグニチュード7

 


 
 


中国・四川省でM7.0の地震発生。5年前の地震と同じような状況が発生しているようだ。

 


中国地震局ネットワークセンターによると、四川省雅安市蘆山県で20日午前8時2分(日本時間同9時2分)、マグニチュード(M)7.0の地震が発生。震源の深さは13キロ。 少なくとも160人以上が死亡し、3000人以上が負傷、うち600人は重傷と発表した。多くの家屋が倒壊し、約150万人が被災しており、人民解放軍など7500人が出動して救出作業に当たっているが困難を極めている。

同省では2008年にM8.0の四川大地震が発生し、倒壊家屋の下敷きになるなどして約7万人が死亡、約1万8千人が行方不明者となったことは記憶に新しいところだ。今回の地震を体験した60代の男性は「前回(08年)の地震よりも激しかった」と話しており、死者や負傷者の数はさらに増えるものと思われる。

ところで、読者もお気づきのことと思うが、このところ世界各地でやけに地震の発生が多くなって来ている。3月から4月にかけて発生したマグニチュード6以上の地震を下記に列記してみたが、今回の四川省地震を含めて何と 10回に達している。特に4月は、6日から20日までわずか2週間の間に8回と、不気味な程にその数を増して来ている。
 

各地震の共通性

我が国では、13日に淡路島を震源とするマグニチュード6.0の地震が発生したすぐ4日後に、三宅島近海で6.2の地震が発生。 福島県や宮城県沖のマグニチュード5クラスを入れると、さらに多くの地震が発生している。一方、イランでもまた同様、9日のM6.3のすぐあと16日に はM7.8の大型地震が起きて多くの死者を出している。

地震国とは言うものの、日本やイランでマグニチュード6を超す地震が1週間以内に2度も起きるのは異常である。また、中国と日本の地震にも共通性がある。今回の中国・四川省の地震は2008年の四川大地震とほぼ同じエリアであるが、淡路島の地震もまた1995年の阪神・淡路大震災と同じ場所で、震源の深さは共に前回の地震と同じ10〜13キロであった。

カムチャッカと三宅島の地震にも共通点が見られる。 それは地震と火山活動との連動性である。カムチャッカ半島沖の地震は、「カムチャッカの火山噴火」でお伝えしたように、半島の5つの火山が 事前に噴火を始めていて、地震と火山との連動性が懸念されるところだが、三宅島近海の地震もまた、逆の形で三宅島や富士山の噴火の導火線となる可能性が ありそうだ。

いずれにしろ、ここ1〜2ヶ月、中〜大規模の地震発生の頻度があまりに高くなって来ていて、不気味である。地震学者から送られてくる情報や大気重力波などのデーターを見ていると、日本列島やその近海で 、いつ大型地震が起きてもおかしくない状況にあることは確かなようである。もはや大地震は「起きるか、起きないか?」ではなく、「何ヶ月、何年先に起きるか?」 の段階に来ているように思われる

今私が一番心配しているのは、M7規模の地震が富士山近傍で起きることである。たとえ地震そのものの被害は少なくても、この規模の地震が発生すると、山頂から4キロ近くまで上昇してきているマグマ 溜まりを刺激し、噴火を誘発する可能性が非常に大きいからである。

中国の鳥インフルエンザやアメリカのテロ、化学工場の大爆発と共に、このところの地震は間近に迫った大型自然災害や大事故、大事件の前兆のような気がして、これから先が 、なにやら心配である。
 

3〜4月のM6以上の地震発生リスト

@ 3月1日カムチャツカ半島沖 (千島列島)でマグニチュード(M)6.9の地震が
  発生した。震源の深さは約52キロメートル

A 3月24日 カムチャツカ半島沖 (千島列島)でマグニチュード6.1 震源の深さ
  は9.7キロ

B 4月6日、 ソロモン諸島付近でマグニチュード8.0の強い地震が発生し、
  小規模な津波が観測され、テモツ州のラタ島にある滑走路が浸水している。

C 4月9日、イラン南西部のブシェール近郊でマグニチュード6.3の地震。
   少なくとも37人以上が死亡。

D 4月13日、淡路島付近で、マグニチュード6.0の地震で、淡路市では震度
  6弱を観測。

E 4月16日、イラン東部のパキスタンとの国境に近い 地域で、マグニチュード7.8
  
の大きな地震が発生し、イラン側で数百人、パキスタン側でも40人以上が死亡、
  300人が負傷した模様。震源の深さは82キロ

F 4月17日、パプアニューギニア北岸の沖合で、マグニチュード6.8の地震が
  発生した。震源の深さは約10キロ

G 4月17日、三宅島近海を震源とするマグニチュード6.2、震度5強の地震が
   発生。
震源の深さは約20キロ。
  
警視庁航空隊のヘリコプターが三宅島の東側約7キロの海域で、海面が長さ
   約100メートルにわたりエメラルドグリーンに変わっているのを発見。
気象庁に
   よると、三宅島では大量の火山ガスの放出が続いているようだ。

H 4月19日 カムチャツカ半島沖 (千島列島)マグニチュード7.0 震源の深さ
   は10キロ

I 4月20日、中国の四川省でマグニチュード7.0の地震が発生

 
  ★ 追記 見落としがありましたので、追加修正しておきました。

 

 

 

 


 



 


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