近頃、実感する異常気象

 

ホーム
上へ
「財政の崖」回避
不思議な火星の写真
オーストラリアの猛暑
中国共産党政権の実体
寒波に襲われた北海道
カムチャツカの火山噴火
チベットの暴動を怖れる中国政府
日銀、アベノミクスに取り込まれる
カオス化する地球の気候
ピラミッド型UFO出現
北朝鮮をエサに使った米国のアジア戦略
新年度予算案がもたらすもの
アルジェリアのテロで思うこと
深刻化した中国の大気汚染
南極を解かす温暖化
ベネディクト16世・退位
大荒れの世界の異常気象
杉吉貢画伯の世界
大雪と干ばつ
動物実験の場と化した中国
イタリア総選挙が示すもの
世界的な株価バブル
綱渡りの北海道講演会
リークされたTPP草案
キプロスで預金封鎖
まだ続く寒波と大雪
恐ろしきは隣国・中国なり
預金カット80%へ
中国の鳥インフルに警戒を!
現実化する北朝鮮の挑発行為
富士山噴火情報
ワシントン・夏日の桜見物
後悔先に立たず!
始まった「カルマの刈り取り」
「異次元的」金融緩和策の行方
頻発し始めた大型地震
更なる「太陽の異変」
ユーロ危機の火種
絵画展のご案内
近頃、実感する異常気象
生き地獄と化したシリア
地震・噴火情報
噴煙を上げ始めた世界の火山
オール電化への警告
益々ひどくなる異常気象
地震・噴火情報追記
秋山弁護士のご紹介
続く異常気象
アベノリスク発生の予兆
続く米国の異常気象(1)
続く米国の異常気象(2)
EU金融政策転換
ギリシャの窮状
人類への警告・欧米を襲う記録的災害
チベット・母親の焼身自殺
米・国家安全保障局員の内部告発
「徳乃蔵」オープンのご案内
子宮頸がんワクチン接種・推薦中止
世界同時株安
カオス突入を目前にした地球
徳乃蔵・客人来訪
中国のもう一つのカルマ
咲き誇る花の精霊たち

異常な風の強さ

 


 
 


新緑の候というのに、甲斐駒ヶ岳は白雪で覆われたままである
 

 

この数年、特に1年ほど前から、日々の生活の中で強く感じるようになったのは、異常なまでの風の強さである。私が住む八ヶ岳山麓では、冬になると昔から「八ヶ岳降ろし」と呼ばれる冷たい風が吹く。八ヶ岳の峰々の山頂に積もった雪で冷やされた風であるから、それは冷たく凍える程の寒さを山麓一帯にまき散らすことになる。

しかし、その風は決して大木の枝を揺り動かすほどの強い風ではない。運ぶ空気が冷たいために寒く感じるだけである。ところが最近は冬場だけでなく年がら年中、唸りを上げた強風が吹くようになって来た。テレビでは台風並の強さと表現されることが多いが、 それは風速で言うなら20〜30メートル/毎秒ほどの風、私が呼ぶところの「バカッ風(馬鹿風)」である。

こうした「バカッ風」が晴れた日でも曇りでも、雨の日でも天候にかかわらず1年中吹いているのだから異常である。昔なら台風のシーズン、8月の終わりから9月にかけてしか吹くことのなかった程の強風が3日に1回 、時によっては、連日と言っても良いほどのペースで吹いている。その強さは家が揺れるほどで、夜中にゴーゴーと唸る風の音で目を覚ますこともしばしばである。

2階の書斎から庭先の大木が揺れる姿を眺めていると、やがてやって来る大異変の前兆を見せられているようで、日中でも、なにやら不気味な気持ちに駆られることがある。 低気圧と高気圧の張り出し方に変化が生じ、それが局所的にジェット気流を発生させて異常な「大気の循環」をカオス化させているのではないかと思われる。

その元を探れば、北極海の氷の融解であり、宇宙からの生命エネルギーの照射に行き着くことになる。こうした傾向はこれから先さらに強まり、風のスピードも増してくるものと思われる。こうした「バカッ風」が雨や雪を伴って吹き荒れた時には、 この冬、北海道東部で発生したような猛吹雪や大暴風雪となって、人身事故を引き起こすことになりそうである。
 

異常な陽(ひ)の強さ

もう一つ気になるのが、寒暖の激しさである。夏日を思わせるような日が続いたかと思うと、突然襟巻きとコートが必要なほどの肌寒い日がやって来 て、冬物衣服や暖房器具をしまえずにいる。それは日本や八ヶ岳山麓に限ったことではない。同じことが世界各地で起きているのだ。

5月直前の先月末、連日30度を超していたスペインでは突然氷点下となり、10センチを超す雪が降っ ている。また、サウジアラビアでは40度の猛暑日の翌日、一転して巨大な霰(あられ)が降り積もって市民を驚かしている。米国ミネソタ州のダルースでは、130センチの雪が降り、4月22日には、全米で 995の観測地点で降雪の記録が破られ、489の観測地点で観測史上最低気温の記録が更新され ている。

 

 
 


新緑の代わりに雪化粧 米国デンバー
 

 

北海道・道東の寒波と大雪も観光客を震え上がらせている。29日には、日中の最高気温が軒並み氷点下近くまで下がり、斜里町ウトロでは24時間の降雪量が50センチを超えた。また、最大瞬間風速も弟子屈町や中標津町で30メートル を観測している。

今年の始め、「6月はかなり暑い日が続くけれど、8月は冷夏と言うより寒い夏になるよ」と告げた小学生の子供の話や「8月には雪が降るかもしれませんよ」という 福岡講演会参加者の予測が、現実にな りそうな気配である。もしかすると、今年の夏、我々は雪や雹が舞う前代未聞の夏景色を見ることになるかも知れない。

5月に入って3〜4日、八ヶ岳高原の一帯では寒い日が続き、 我が家の温度計もマイナス2度を示していた。そのため、周辺の農家では春に蒔いた野菜が遅霜にやられ全滅してしまった地域も出ている。高原地帯とは言え 、5月を迎えた季節にしては極めて珍しい現象である。それは8月の冷夏を暗示しているかのようである。

日によって、寒暖の差が激しいのは都会に住む読者にも感じられていることと思うが、私が異常に感じるのは、1日の中で日中の温度と夜間の温度との差が異常に激しいという点である。このところ、燦々と太陽が照っている日中は肌が痛いほど暑さを感じるのに、日が落ちとたん寒く感じられることがしばしばである。

太陽表面で異常な現象が起きていることは、「太陽の異変」や「更なる太陽の異変」 に記した通りであるが、そのためか雲のない日中に感じる日の光が異常に暑く感じられる一方、太陽が沈んだ後は一気に肌寒く感じられる。地方都市や田舎に住んでおられる読者 の方々も、同じようなことを感じておられるのではないだろうか。

最近、寄せられてくる多くの情報が今年の夏、特に8月の異常気象を伝えており、予測通りとなるようなら、農作物や稲作に大きな影響が出るのではないかと心配である。これか ら先、地震や噴火などの自然災害も予測されるだけに、食料品の備蓄は早めにしておかれることをお勧めする。

 

太陽で起きている異常現象


このところ話題になっている太陽表面における異常現象の最新版を追記しておくことにする。NASA などの太陽の動画資料を提供しているサイト・Helioviewerに掲載されている写真である。そこには何か巨大な光点が太陽から真上に向かって飛び出していく姿が写っている。 「写真1」は 2013年 4月 28日のものであるが、2月2日にも同じような現象(「写真2」)が発生している。いずれにしろ、近年太陽に異常事態が発生していること を示す確かな証である。

 

 

 
 


写真1



写真2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戻る 上へ 進む

 

ext.gif" width="100" height="20" border="0" alt="進む" align="middle" name="MSFPnav67">