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数秘術が占う2015年

 
 

 
 


昨年の年頭の記者会見で、国際通貨基金( IMF )のラガルド専務理事は
2014年は西洋の数秘術で終わりの年となることを語り、2015〜2016年は
新しい世界の始まりとなる2017年に向けての大変動期 になることを示唆した。

 
 

私がメインナビゲーターを務めたBS・TBS局の開局10周年特別番組「 2012年12月21日・マヤ歴の真実」の中で、マヤ族のアレハンドロ長老は、「2012年12月21日は、いつもと同じ朝を迎え、夜を迎えるだろう」と述べていた。つまり、マヤの長期歴の終わりは巷間いわれていた2012年末ではなく、それより後になるというのが長老の考えであった。

ワイタハ族のポロハウ長老も私との対談の中で、ウォータークロックが本格的に始まるのは、2015年 以降となるだろうと述べている。こうした賢者の考えやペトロ・ホボットやマオリツィオ・カヴァーロなどの意見を参考に、私自身もこれまでの講演会や著書の中で、地球の変動の本格的な始まりは2015年から16年にかけてではないかとお伝えして来た。

一方、西洋における数秘術においても2014年という年は重要な意味を持っているようだ。数秘術の創始者はピタゴラスの定理で有名なピタゴラスと言われており、ピタゴラスの後、その思想はプラトンに引き継がれ、数学の発展と共に成熟してきた。生年月日や姓名を数字に置き換えて、ひと桁になるまで全ての数字を足し、最後に出た数字の持つ意味から占うのが数秘術である。

2014年は「2+0+1+4=」となり、この7という数値は中世神秘学では、「完成した状態」と見なされている。完成とは「先がない」ということで、終わりを意味する。もちろん他の年でも7になる年は、2005年などいくつもあるが、2014年は7が2つ重なるという意味で 特別な意味を持った7(終わり)の年と見なされているのだ。

国際通貨基金( IMF )のクリスティーヌ・ラガルド専務理事は、昨年2014年の1月に行われた年頭の記者会見の場で、「7という数字が特別な数であることを知ってますか? 2014年は数秘術的に7を現し、14は7の2倍となります」と語っている。つまり、 彼女のように世界を動かしてきた人々の頭の中には、2014年は終わりの年となっていたのである

それでは今年と来年、2015年と2016年はどういう年になるのかというと、2015年(2+0+1+5)=8、2016年(2+0+1+6)=9となり、中世神秘学 では、8や9といった世界が存在しないので、次の2年間は「概念の上では存在しない世界」となり、我々はそのような世界を生きていくということになるようである。

それではその後に訪れる2017年はどうか? 「2017年=2+0+1+7=10=1+0=」となり、この年より世界は新しく始まることになるのである。

こうした数秘術的な概念はあくまで、西洋における世の出来事を数字的な概念で考えた世界観であるが、現代社会を裏で操っている「闇の勢力」配下のエリート集団は、そうした考えをもとに政治や経済を動かしてきているわけであるから、2015年〜2016年は新しい世界の始まりである2017年に向かって、政治的・経済的両面から世を一変させようと目論んでいる可能性は大である。

自然災害や天変地異が2015年以降、本格化することはこれまでに何度も記してきたので、読者は十分に承知されていることと思うが、さらに政治、経済の混乱が加わるようなことになるなら、民衆の不満は大規模な蜂起や暴動へとつながり、世情は地球的規模で大混乱状態に陥ることになりそうである。

イスラエルやギリシャの議会選挙をきっかけとした中東やEUの混乱、貧富格差に端を発した中国の民衆の蜂起、米国における人種差別問題の発生など、どれが発端となってもおかしくない。

しかし、読者におかれては無用な不安感や恐怖心は持たないことである。全てが産みの前の苦しみと考えて、「冷静な心」を持って日々を明るく楽しく過ごすことである。生まれ変わった新星地球を支えるのは、 苦しみと悲しみを乗り越えアセンションを果たしたあなた自身であるからである。



 

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