油井の封鎖

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原油流出止めの最後の作業

 

 

 
 


この原油の帯の後遺症は本当に少なくて済むのだろうか?

 


オバマ大統領が原油封じ込めが完全に成功しそうだと発表。 先ずは人類にとっての吉報である。

8月5日で流出から109日目。ここ20日ほど、破裂した油井(ゆせい)からの原油漏れを停める最後の作業が行われてきていた。油井に泥とセメントを詰める作業である。

油井に蓋(ふた)を取り付けた段階から、原油の流出には歯止めがかけられていたが、流出を完全に封じ込めたわけではなかった。今行っているスタチック・キル(Static Kill) と呼ばれる作業が成功して、はじめて封じ込めは成功したことになるのだ。

まず最初に泥をゆっくり注ぎ込む。 原油に比べ泥の比重はかなり大きいので、油井の中に泥が入れられると、原油は押し込められ管の下の方に沈んでいく。その上にさらに比重の思いコンクリートを流し込み、噴出している原油を岩盤付近まで押し返してしまう。こうして 流失を元から断とうとしているわけである。さらには、両サイドから掘っている油井からもセメントを流し込むことで、より完璧を期すことになる。

アメリカのABCテレビは、数日前から、この作業は90%の確率で成功するだろうという専門家の考えを伝えて いたが、今日の大統領の発言で、作業の成功のメドが立ったようである。

ただ数日前のTVでは気になるニュースも流していた。一つは、現在蓋がかぶせられて、漏れは一切発生していないと伝えられているが、セントメアリースポイントのパラダジア湾にはここ数日 、新たな原油が流れ着いてきており、原油の流出が完全に止まっているとは思えない、という責任ある立場の人物の発言である。

また、これまでの流出量も当初の推定値とは大きく異なっており、1日当たり62,000バーレル(10,000キロリットル)となっていたことが 、明らかになっている。この数値は「止まらない原油流出 A」で私が書いた数値よりは少ないものの、BP社が4月に発表していた数値に比べると、桁違いに大きな数値となっている。

やはり、BP社は嘘をついていたことになり、アメリカ政府の担当部署も正しい数値をつかみかねていたことになる。この数値は大型タンカー18隻分の量になるようだが、それだけの流出量だとすると、当初予想されていた被害より実際の被害状況が小さす過ぎる点が、かえって心配になってくる。

その点について、BBCが伝えるニュースでは、流出した原油のうち回収されたものは25%しかないが、41%が自然蒸発、8%が拡散剤による分解、残りの26%が海中や沿岸に流れ着いた、という科学者の見解を伝えている。

自然蒸発の数値が高いのは、海水温の高いエリアでの事故が不幸中の幸いであったということかもしれないが、海面に浮かばず海中に漂っている原油の塊が、想像以上に多い可能性は否定できないため、楽観視しない方がよいかもしれない。

海に撒(ま)かれた原油分散剤の毒性についても問題は残っている。政府関係者は「分散剤は原油の毒性を超えるものではないから、心配はいらない」というコメントを流しているが、 一部の科学者から、この発言は十分な調査結果に基づいたものではない、という批判的な意見が出されている。

私自身も毒性はかなり大きいのではないかと考えている。散布剤での問題発生を押さえるために、製薬会社や政府にとって都合のよい学者の発言を取り上げている可能性が高いからである。

BP社だけでなく、アメリカ政府も事態を沈静化するために、「石油の毒性を超さない」などと言う詭弁(きべん)を弄(ろう)し、状況の正しい状況を伝えようとしていない 点が見え隠れしているので、楽観視は禁物かもしれない。

とは言え、完全に原油流出を封じ込めることが出来たとしたら、先ずは一安心である。

 

 

 

 

 

 

 

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