パキスタンの洪水被害は復旧作業が遅々として進まず、被害者は生死の境をさまよう状態が続いているようだ。もともと財政が豊かとは言えないパキスタン。そこにアルカイダとの抗争が発生ｓ内戦状態が続いていたところに、今度の大洪水である。

今年に入ってからの世界中で発生している自然災害。その中でもハイチとパキスタンが支援と復興が最も遅れる国となりそうだ。パキスタンはいまモンスーンの季節で２次、３次災害の追い打ちの可能性が高い上に、道路が寸断され航空機による救助と物資の配送しか手段がない分、被害者の困窮度合いは尋常ではないようだ。

「よいこと貯金箱」に貯めていたお金を、日本赤十字社のパキスタン洪水災害救助金に振り込むことにした。昨今、災害続きでどこに送金したらよいのか迷ってしまうが、パキスタンの支援に回すことにした。皆さんも、私が講演会で呼びかけている災害者への支援のための「よいこと貯金箱」に貯まった資金があったら、是非パキスタンの支援に回して頂きたい。

講演会等で渡された支援金もあるので、振り込み用紙を添付させて頂いた。

＊　「よいこと貯金箱」　：　家族で食事をしたり、洋服を買ったりしたときに、その５％を「消費税」ならぬ「消悲税」（他人の悲しみを消す税）として、「よいこと貯金箱」に入れ、災害時の支援金等に回そうという呼びかけである。