イタリア・地震学者らに実刑判決

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求刑を上回る禁固6年の判決

 

 

 
     


9月22日付けの「地震予知の在り方について」で、イタリアで地震予知に関して専門家らが間違った判断をしたとして禁固刑を求刑されているという記事を掲載した。22日、それに対する第一審の判決が下された。それは、被告側7人全員に対する検察側の求刑禁固4年を上回る禁固6年という厳しい有罪判決であった。

3年前の2009年、309人の死者を出したイタリア中部・ラクイラの大地震。その数ヶ月前からラクイラ地方一帯は小規模な地震が多発していた。そのため、大規模な地震につながる可能性があるのかどうかを問う地震予知の専門家の会合が開かれた。

その結果、参加した研究者達からは短期的には大きな地震は起きそうもないという見解が示され住民達を安心させた。しかしそれから1週間後の夜半3時に地震が発生、多くの死者を出すに至ったというわけである。

今回の判決は地震発生の予知の責任を問うものではなく、多発している群発地震に対する十分な分析が行われなかったことと、知り得ていた情報を住民に対してしっかり伝達しなかったことに対しての責任を問うものであった。

研究者の見解の裏には、住民を不安に落とし入れ、混乱させないための配慮の面もあったのかも知れないが、判決はそれが決して正しい判断ではなかったことを示している。つまり、人々を安心させるのが科学者・研究者の役目ではなく、彼らの果たすべき仕事とは、事実をありのままに伝えることにあるというわけである。

イタリア政府が先月開いた地震研究の専門家による国際委員会では、地震発生の日時や場所、規模を事前に特定することは困難であるとする考えが発表された。それを受けて開かれた1週間ほど前の日本地震学会では、地震「予知」は非常に困難であるため、「予測」として情報を伝える方向で進めていくという見解が示された。

これからは、警告を発する側も、それを受け取る側も自然が相手であることを前提にして、謙虚な気持ちで情報を流し、それを受けとめることが大事となって きた。警報を発する側は、事実を変に隠し立てせずありのままに情報を伝え、それをどう受け止めるかは受ける側の自己責任で判断するしかない というわけである。
 

情報分析の難しさ

それでは、現在日本で心配されている東海、東南海をはじめとする地震発生や富士山噴火に対して、現時点での観測情報が十分に国民に伝えられているかどうかというと、必ずしもそうなっていないというのが実際のところである。それは研究者たちが情報を発表していないというのではなく、政府やマスコミが国民の混乱を防ぐためと言う名目のもとに、情報発表を抑えているためであるようだ。

というのは、密かに私の下に伝えられている情報では、日本列島を取り囲む状況がかなり厳しいことになっており、それを裏付けるデータは日本地震予知会などを通じて政府首脳やマスコミにも伝えられているはずであるからである。因みに、富士山のマグマは宝永地震の際の地下10キロより更に浅くまで上昇して来ており、マグマ圧力も大分増した状況になっているようである。

こうした面とは別に地震予知を更に難しくしているのは、これまでに世界各地で起きている巨大地震は、その全てが自然発生的なものではないという点である。先の阪神淡路大震災や東日本大震災を含めて幾つかの巨大地震が人間の手による人工地震であったことは、既に多くの人々によって語られている通りである。

私はこれから先、我が国では少なくとも年を越し春先までの数ヶ月間は、地震も噴火も起きることはないと考えており、そう願っているところである。それは龍神様とつながっている数人の人物からの情報をもとにしているわけであるが、人工地震の発生はそれとは また別であるため、万一に対する準備だけは怠らずにいて欲しいと願っている。

つい先日、富士山を守護しておられる龍神系の存在から「富士山単独が揺れる地震が考えられる」という奇妙な情報が伝えられている。この情報をどう解釈するかは皆さんにお任せするが、なかなか意味深な物言いであることは間違いないようである。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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