世界を覆う記録的な寒気と高温

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日本でも寒波と大雪

 
 

 
 


札幌市内の積雪 (斎数賢也氏撮影)

 
 

現在、人類が遭遇している異常気象が地球的規模のもので、地球温暖化などという一言で説明できるものでないことを知って頂くために、前回に次い で今もなお続くヨーロッパ大陸の異常な寒波と降雪、オーストラリアの猛暑の様子をお伝えすることにした。 両者の温度差はなんと100度に達しているのだ。

比較的穏やかな気候が続いていた我が国も、今週は全国的に厳しい寒さと降雪に見舞われている。 中でも新潟や山形を中心に日本海沿岸地区は近年希に見る大雪で、山形県の大蔵村では 昨日11時現在で249センチとなっていたので、今朝は既に3メートルを超えているものと思われる。 新潟や秋田などでも2メートルに達している 所が出ているのではないだろうか。

もともとこうした地方は雪国であるから、この程度の積雪は当たり前のように思われる人も多いかと思うが、新潟県十日町の住民が「雪に慣れている私たちでも 、ちょっとこの降り方は急すぎる」と語っているように、ここ数日の雪の降り方は異常のようだ。 一冬かけて2〜3メートルに達するのと、わずか数日でそこまで達するのとはわけが違うのだ。

北海道の降雪量も例年にない量で、特にこの冬の札幌の降雪量は凄く50年ぶりだという。 札幌市に住む講演会のスタッフの斉数賢也氏の送ってこられた自宅前の写真を見ると、例年にない降雪量であることが分かる。 8年間講演会で訪れていた私もこれほどの量の雪は見たことがない。  今は30センチ前後の積雪が当たり前になっている帯広や北見なども、昔の雪の降る回数はずっと少なかったようで、北見などではほとんど積雪することがなかったようである。

一方、私の住む八ヶ岳山麓は降雪量は少ないものの、このところ気温の低い日が続いており、 2階の書斎の窓に設置してある温度計は今朝はマイナス13度。 昨日は日中でもマイナス6度 前後で、さすがに外出する人の数がめっきり少なくなっている。

 

広がるヨーロッパの寒波と大雪

 
 

 
 


11月以来ポーランドでは低体温症で65人が亡くなっている。
 

 
 

 
 


ギリシャの凍った壁に触れる少女。    温暖な地中海性気候の
ギリシャに比べ、遙かに高緯度の札幌や帯広でも滅多に見ることのない景観だ。

 
 

こうした我が国の厳しい状況も欧米に比べるとまだまだましの方で、この冬のヨーロッパ大陸と北米の寒波と積雪は記録的な状況となって いる。 ヨーロッパを襲っている寒波については、先日「ヨーロッパ全域で寒波と大雪」でお伝えしたが、そうした状況は 1週間が経った現在もなお続いており、今やヨーロッパ 大陸全体が凍えるような寒波の中に置かれているようである。 

イギリスでも各地で寒波と大雪、強風で停電や住宅の破損の被害が広がっており、またドイツでは道路の凍結による交通事故が相次ぎ、フランスの大西洋岸では40メートルを越す強風で大聖堂の高窓が破壊されるなどの被害が出ている。  

なんと言ってもひどいのはポーランドで、8日には低体温症で10人が死亡、11月以来の死者の数は65人に達している。 上の写真でギリシャの寒波の様子を見ると、 とても温暖な地中海性気候の地とは思えない状況で、トルコ経由の難民が身を寄せているレスボス島の悲惨な様子が目に浮かんでくる。

ルーマニアの首都ブカレストでも4人が低体温症で亡くなっているが、下に掲載した3枚の写真を見ると、その寒さの程が想像できる。

 
 

 
 

 

 
 

 
 

 

 
 

 
 


ルーマニアの首都ブカレスト

 

 

ロシアでも記録的な寒波
 

一方、ロシアの気温も厳しく、極東地区では12月はじめには既にマイナス50度となっており、数日前には北部でマイナス54度、モスクワ市街でもこの120年間で最も低いマイナス30度と、まさに記録的な寒さ に見舞われている。 

モスクワと言えば極寒の都市のイメージが湧くが、マイナス30度というのは異例のようである。 21世紀に入ってからの記録では マイナス20度を下回る気温は、2002年のマイナス20度、2003年のマイナス26度、2015年のマイナス20度と3回しかないことを考えると、今年の寒気がいかに凄いかが分かる。

 
 

 
 


氷点下30度という記録的な寒気に見舞われたモスクワ市内の様子(1月7日)
  (
・vk.com)
 

 
 

 
 

 

 
 

 
 


 

 
 

 


 

オーストラリアの猛暑

 
 

 
 


シドニーで開催されているテニスの国際大会の会場で、扇風機の風で涼む来場者 
(1月11日 ・ AFP)

 
 

一方、南半球は今、夏の盛りである。 北半球が異常な寒波にさらされている中、南半球のオーストラリアでは異常な高温が続き、12月はじめには空から 暑さでやられた大量のコウモリが落ちてくる事件が発生。 これらのコウモリはウイルス菌を持っていて致命的な感染症を引き起こす可能性が高いため、死んだコウモリには絶対触らないようにという通達が保健省から流れたほどである。

1月に入ってから暑さはさらにひどくなり、東南部のニューサウスウエールズ州のシドニーでは45度を突破。 これは平年気温を19度も上回る記録的な猛暑で 、オーストラリア気象庁はこれから先、さらに高温に襲われることになりそうだと警戒を呼びかけている。 また暑さのため各地で森林火災が頻発しており、ニューサウスウエールズ州では同州全域に火気使用禁止令を発令している。

思い起こせば4年前の2013年1月に掲載したHP「オーストラリアの猛暑」では、世界的に今年とまったく同様な現象が起きており、次のような記事が掲載されている。

この冬、欧州からアジアにかけては記録的な超寒波が襲来しており、ロシアの東のシベリア地方ではマイナス55度という信じられない寒さに襲われている。  こうした状況は北半球のこと。 一方目を転じると、真夏を迎えた南半球各地では猛暑と異常乾燥に襲われて いる。

この記事を読まれると、地球全体の異常気象が数年前から始まっていたことが分かる。 そこにも今回の記事とまったく同様な、シベリアのマイナス55度と猛暑のシドニーの45度、なんと寒暖の差は100度に達すると言う記事が掲載されている。 この記事はヤフージャパンで「オーストラリアの猛暑」を検索して頂ければ、 2番目に掲載されているので是非もう一度読み直して頂きたい。

 
 

 
 


砂嵐で赤く染まるシドニーの空 (2009年)

 


 

 

 

 

 




 

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