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いよいよ始まった「祖先たちの帰還」の儀式
 

4月18日からアメリカのアリゾナで、ドン・アレハンドロをトップとしたマヤ長老評議会が主催する儀式・「祖先たちの帰還」が行われている。

それは、「ケッアールを象徴にもつ中央の民よ、北の鷲の民と南のコンドルの民 たちと一緒になれ。我々は手の5本のように一つであるからである」というマヤの予言を実行するための儀式である。

そこでは、北と南の民100部族が一堂に会し、祖先および賢人が帰還する長期暦の終わりに、地球と人類の新しい次元への旅立ちが成就することが祈られ ているのだ。

「ケッアールを象徴にもつ中央の民」とは、マヤ族を指し、北の鷲の民とはホピ族を中心とする北米インディオ、そして、南のコンドルの民とはインカ人など南米原住民を指している。

ドン・アレハンドロは昨年来日された折りに、「マヤの長期暦の終わりを前にして開かれるこの儀式は、新しい時代の到来を迎えるためのものである」と 語っていた。つまり、それは、地球と人類にとって新たな旅立ちが始まる儀式でもあるのだ。その重要な儀式が今行われているわけである。

それに先立ち、ドン・アレハンドロから次のようなメッセージが発表されている。

 

われわれ現地のマヤ族は、人類や動植物の生命、さらに母なる地球を守るために集合した。なぜなら、地球上の生命が危険にさらされているからである。多くの人間が気づいているように、いま世界で起こっていることは偶然ではない。

例えば、次のようなことである。世界のさまざまな地域を襲っているハリケーンや激しい嵐、ある地域では気温がますます高くなり、他の地域では寒冷化する状態、河川の死と多くの生物種の消滅、溶解する氷河、世界のあらゆる地域における自然災害の発生など、これらはわれわれが自然界とのバランスを失ったことの証左である。

全世界で人間の行動を変化させることがどうしても必要である。母なる地球はわれわれ人類全体に責任を負っている。人類の生命を維持し、地球を助けて新しい世代に未来を受け継ぐために、マヤ族はあらゆる人々を招待する。

マヤ長期暦では、いま13バクトゥンと13アナウのカレンダーがまさに終わろうとしている。これはゼロ年になるのだ。それは、いままで5200年間続いた太陽の年が終わり、数時間の暗黒の時間がやってくることを意味している。

   ★ 13バクトゥンと13アナウのカレンダーとは、一般的に言われている2012年12月23日
      で終了するカレンダーのことであるが、ドンは来日の際に、グレゴリオ暦の日付がどこま
      で正確かどうかは不明である、と述べていいる)

この数時間の暗黒の時のあとには再度太陽の期間がやってくる。これから始まる太陽の期間は、これで6度目である。新しい太陽の期間に入るにしたがって、地球の調整が行われ、天候とともに人間の社会に大きな変化がもたらされる。

世界は変容し、人類は、相互理解と社会的正義、ならびに平等が支配する共存共栄の時期を向かえる。これが人類の新しい生き方だ。

新しい社会秩序のもと、人間は空の雲のように、国境もなく規制もなく、好きなところへ移動できる自由な時代に入る。われわれはまさに鳥のように、パスポートなしで旅行できるようになる。われわれはまさに川の流れのように、すべての人間が同じ目標を目指すようになる。

マヤの予言は変化のときを告げている。マヤ長老会の経典「ポップ・ヴフ」には次のようにある。「いま夜明けの時である。仕事を完成させるために夜を明けさせよ」


われわれ一人一人は宇宙と関係をもっている。この関係が、われわれの態度が他の人達と調和しているかどうかに反映するのだ。変化のときはきた。相互に互いを理解し、より人間的になるときがきたのである。

 

ここで、述べている「人間は空の雲のように、好きなところへ移動でき、鳥のように、パスポートなしで旅行できるようになる」とは、まさに次元上昇した後の人類の姿そのものである。

また、暗黒の後の新しい太陽とは、次元上昇を果たした人々が眺めることになるアセンション後の太陽のことである。つまり、3次元の肉体の眼では見ることのできない新しい太陽がまもなく輝き出すのである。

その前に、人間によって傷つけられ汚された「母なる地球」が蘇らねばならないのである。読者はその意味をよく考えておく必要がある。

今回の祈りの儀式には13のドクロが揃うようである が、ドクロ伝説が伝えているように13のドクロが一堂に会することによって、大きなエネルギーを発揮するとしたら、人類にとって「念願の時」の到来がまた一歩近づ くことになるかもしれない。

となると、当然、これから先、我々は天変地異、経済の崩壊、感染症の蔓延など厳しい状況に遭遇することになるに違いない 。ホピ族の言う「大いなる浄めの日」の到来である。しかし、これらの出来事は皆、産みの前の苦しみであることを自覚し、正しい死生観、価値観を持って穏やかな日々を送ることが肝心である。

今回の儀式には、日本から比嘉良丸氏も参加しているので、来月初旬に帰国したら、詳しい話やドンからの新たなメッセージを皆さんにお伝えできるかもしれない。

 

 

 

 

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