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2012年アセンション最後の真実』発刊

新刊『2012年アセンション最後の真実』が学研社から出版され、8月6日には書店に並ぶことになった。

今年11月には、アセンションを題材としたハリウッド映画が上映されることになっており、それに向けてアセンションや2012年問題を取り上げた本やテレビ番組が人目をひくことに なりそうである。

しかし実際のところ、アセンションなる現象がいかなるものであるか、また、人類が大異変に見舞われると言われている「2012年問題」が 何を根拠にしたものなのか、まったく理解でき ていない人々が多く、それよりも、その種の話をまったく聞いたことすらない人が大半ではなかろうか。

そうした状況で、マスコミや映画会社が一種のブームのように、興味本位でこの問題を取り上げることは非常に危険である。なぜなら、かっての「ノストルダムス予言」が話題になった時のように、人によっては、世紀末的な捉え方をすることによって、無用な恐怖心をもったり、刹那主義的な行動に出たりする懸念があるからである。

そこで本書では、下記の目次を見て頂ければわかるように、第1次スピリチュアリズムの発生から現在進行中の第3次スピリチュアリズムへの流れを説明する中で、霊的世界の存在を明らかにし、死と呼ばれる現象が決して恐怖すべきものではない点や、人類の魂の故郷が実は遠い銀河の彼方にあったこと、長大な旅路の末に、我々は今、大いなる学びを終えてその故郷へ戻ろうとしていること、それこそがアセンション現象の本当の姿であることなどを語っている。

取材を進める中で驚かされたことは、大人がアセンションの到来を信じようが信じまいが、幼い子供たちはこの世に誕生する前に、フォーカス27と呼ばれる霊的世界ですでにその様子を見せられてきており、潜在意識の中では、地球と人類のビックチェンジを先般承知であるという点であった。

それよりも、幼い幼稚園児が母親に自分は太陽系の他の星からやって来たことや、やがて地球は現在の人類がかって経験したことのないような一大カタスロフィーに遭遇することを語って聞かせているのである。

またある女子大生は、マウリツィオ・カヴァーロ氏が体験したのと同じ状況で、母親や兄弟と共に宇宙船に空中軽挙される場面を幻視させられている。この女性やカヴァーロ氏は乗船した際に自分の手の先をみると、透けて見えたと語っている。これは、まさしく宇宙船と同じ波動の高次元にアセンションした証である。

さらに本書には、顔の部分が半透明体である人間を2度にわたって目撃した女性の例や、写真を撮ると、肩から上が透けて写る子供の例が掲載されているので、読者は驚かされるに違いない。

こうした現象を実際に見聞きすると、もはやアセンションが起きるか起きないかを論じている段階ではないことを実感されるはずである。いつ、いかなる状況でそれが発生し、その先、あなたや私はどうなっていくのかが問題なのである。

読者におかれては、HPの年間購読料だと思って1800円を本代に回して頂き、しっかり読んで頂きたいものである。 400ページを超す本書を読み終えられた読者には、必ずや心に残るものがあるはずである。

皆さんのお力で増刷を重ねベストセラーになり、多くの人が宇宙の真理とご自分の真のアイデンティティーを確かめられんことを、心から祈願している。

 

 

 
 



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目次
 

第1章  ここまでわかった死後の世界

130年前人類救済の大計画が始まった/霊的世界の構造/霊にも「体」がある/人は輪廻転生を通じて成長を遂げる/霊的世界は何のために作られたのか? ・・・・

第2章  類魂による霊的世界の仕組み

フォーカス24〜26はいつわりの天国/「地獄」はそこにいるものにとっては「天国」/魂の分離と分魂について/守護霊をとらえる新たな視点/類魂を越えて更なる世界へ・・・

第3章  私たちは星から来て星へ帰る

人類の祖先は猿などではない/どうして魂は宇宙を旅するのか/すべては琴座から始まった/シリウスからオリオンへ、そして地球へ ・・・・

第4章  もうすぐ死後の世界は消滅する

幽界はどうして出来たのか/セティー1世が住むフォーカス26の世界/「地球に代わる新たな3次元世界」の正体/幽界の神々に放たれた一喝 ・・・・

第5章  カルマの法則と人生の過ごし方

カルマの法則が加速化している!/鶴の恩返し/カルマの解消のされ方/アセンションという言葉の本当の意味/チャネリングが持つ怖い面/残された人生をどう生きるか

第6章  すでにアセンションは始まっている

振動数の上昇がもたらす意識の覚醒/覚醒するワンダラー/土星からやって来た子ども/UFOがテレビカメラの前に現れた/3・5次元のUFOが続々と現れてくる/間もなく「宇宙船天空に満つる日」がやってくる ・・・・

第7章 2012年へいかに生きるか

アセンションそれはいつ起きるのか?/異星人から見たアセンション/一大異変の兆候/全人類が地上界を離れることは避けられないのか?/ポールシフトによって大量死が起きる ・・・・

エピローグ  

魂の席/離脱/宇宙船から生まれ変わる地球を眺める

 

 

 

第1次スピリチュアリズム運動の発生


19世紀中頃、アメリカのハイズビルという小さな寒村で起きた心霊現象をきっかけに、霊的世界の存在との交信を交わす「降霊会」ブームが発生、 それはやがて大きなスピリチュアリズム運動のうねりとなって、まるで野火が枯野に広がるがごとく、欧米をはじめさまざまな国々へと広がり、人々を霊的世界に目を向けさせることとなった。

その結果、イギリスやアメリカをはじめ世界の多くの国々の人々が、死後も人は生き続けることや、死後の世界がそれまで信じていたような暗く静寂な世界ではなく、 この世よりさらに生き生きとした光り輝く世界であることを知るようになった。

キリスト教の教義ではそれまでは、死後の世界はイエスが再臨され後、死者の行く先を天国と地獄に分けるまでの、仮の休憩所的な世界でしかなかっただけに、欧米のキリスト教徒 たちには大きな驚きを与えるところとなった。

また、仏教や神道の国としてそれなりの霊的知識を持っていた我が国においても、 同様な驚きをもって迎えられるところとなった。 浅野和三郎博士という世界的な心霊科学のスペシャリストが登場し、死後生の存在と霊的世界の実相を世に広めたのは、この時であった。

なにゆえ世界的なスピリチュアリズム運動が突如として勃興することになったのだろうか。それを解く鍵は、 その後数十年して人類が遭遇することになる第一次世界大戦とそれに続く第2次世界大戦にあった。

1914年から18年にかけてヨーロッパを主戦場に世界的規模で行われた大戦では、これまでの戦争と違って、爆撃機や戦車、毒ガスなどの殺傷力の大きい近代兵器が使われ たことや、参戦した国々が広範囲であったこともあって、戦死者の数は1000万人、戦傷者の数は3000万人、一般市民の死傷者も500万人に達し、かって人類が体験したことのない惨事となったのであ る。

その後、人類はその教訓を生かせず、6000万人を超す膨大な死傷者を産み出すこととなった第2次世界大戦へと進み、再び大量の生命を地上から霊的世界へと送り出す ところとなったのである。

こうした事態の発生を予知していた高位の霊的存在たちは、地上に生きる人々が死に対する無用な恐れを無くし、死後、戻るべき霊的世界(フォーカス27)に 無事帰還できるよう、前もって 「死後生」と「霊的世界」の存在を一人でも多くの人に知らしめようと 計画したわけである。

それこそが、アメリカの一寒村から始まったスピリチュアリズム運動の潮流が、欧米から世界へと広がることになった大きな理由であったのだ。 そして、その運動の指揮をとられたのがナザレのイエスであり、そのスピリチュアリズムの潮流は今もなお続いているのである。

 

第2次スピリチュアリズム

20世紀も後半に入った1980年代、世界は再びスピリチュアリズム運動の波が押し寄せることとなった。19世紀の霊媒や降霊会に変わってその主役を務めることとなったのは、臨死体験者や退行催眠者、それに、生まれ変わりを記憶する人々であった。

彼らは、死後生や死後世界の存在ばかりでなく、カルマや輪廻転生の仕組み、さらには、この世に生を得ることの意味を明らかとする大任を果たすこととなったのである。

第1次スピリチュアリズムとの大きな違いは、レイモンド・ムーディー博士やエリザベス・キューブラー・ロス博士のような医学界に席をおく優れたメンバーがその指導役となったことであった。また、臨死体験などの不思議な体験は、特定の人間というのではなく、世界中のあらゆる国々の 、大人から子供まで何十万、何百万人という人々によって語られたという点も、 画期的なことであった。

その結果、物質至上主義的な考えが加速度的に進む中、正しい霊的知識を得て、形ある物や富といった物質的価値観から目に見えない精神的なものに価値感を転ずる人々が出現するところとなっていった。しかし、まだその数はナザレのイエスたちが望むものから はほど遠いものであった。

それから30年、時の流れが加速度的に進む中、次なるスピリチュアリズム運動の波が押し寄せるところとなった。それは、輪廻転生の更なる先にある 「人類誕生の秘密」や、「魂のふる里の謎」といった我々が長年求め続けてきた究極の真理を解き明かすこととなったのである。

驚いたことに、我々人類は忽然とこの地球という星に誕生したのではなく、宇宙の未知を探索し、魂の大いなる成長を遂げるための旅路の中で、遠い銀河の果てからやって来ていたのだ。 悠久の昔、天の川銀河の一角、琴座の星々に出現したヒューマノイド(人間型生命体)は悠久の時を経て、シリウス、プレアデス、オリオンへとその住処を 広げながら、未知なる世界の探索を続けてきたのである。

その間、人類は住む世界を5次元的世界から4次元的世界へ、さらに3次元的世界へと次元を下げることによって、高次元世界では学ぶことの出来ない貴重な体験を積 みながら成長してきていたのだ。この世が「苦しみ」と「悲しみ」の世界であったことには、そういった意味があったのである。

さらにその体験を深めるために、地球への移住の基地となっていたフォーカス35と呼ばれる5次元的宇宙基地から、転生の拠点となるフォーカス27の世界に移動する際に、分魂 と融合という驚異的なシステムを用いてきていたというわけである。


新たなる旅立ちに向けて

そして今、人類は長大な歳月の旅から得たたくさんの学びを携えて、再び高次元の世界へと旅立つ時を迎えようとしているのである。それこそが、最近、世界中の人々が話題にし始めている「アセンション」 と呼ばれる現象なのである。

こうした、第1次スピリチュアリズム運動や第2次スピリチュアリズム運動では、うかがい知ることの出来なかった宇宙から眺めた 地球と人類に関する驚くべき真実を知らしめつつあるのが、 ヘミシンクによる肉体離脱体験者やチャネリングと呼ばれる宇宙的存在との交流をするチャネラーたち、さらには叡智(えいち)溢れる宇宙人とコンタクトを 続けているカヴァーロのような人々などである。

私がわずか数年の間に、2012年問題の元となっている長期暦の保持者であるマヤの最高神官、ドン・アレハンドロを招聘(しょうへい)し、比嘉良丸氏というカミンチュに出会い、坂本政道氏や飛鳥昭雄氏という特異体験を持つ人物と対談を果たし、さらには、マウリツィオ・カヴァーロ氏という希有な宇宙人コンタクティーから驚異的な話を聞けたのは、みなわけあってのことだったのである。

今、霊的世界の高位なる存在や宇宙の5次元的存在が、なにゆえここまで一気に人類に深遠な真実を明らかにしようとしているのか? それは、地球と人類が共に新しい次元に生まれ変わる「アセンション」と呼ばれる現象と 、それに伴って発生する惑星規模の大異変が、間もなく起きようとしているからである。

 それは、人類がこれまでに体験した第1次、2次世界大戦や自然災害、飢餓、感染症などのカタストロフィーをはるかに上回る、想像を絶するほどの大異変である。

それに先だって、すでに、霊的世界では幽界の消滅と神々の神界への引き上げという一大異変が始まっている。そうした変化を受け、 幽界にいる神々の世界でも大混乱が発生する一方、地上界でもその影響を受けて、死後にこの世を離れられずにいる自縛霊などに驚くべき変化が発生し始めている のだ。

程なくしてこうした動きは我々人類に及ぶこととなる。 というより、すでに始まっていると考えた方がよさそうである。いま我々が目にしている気候異変や世界経済の破綻、政治情勢 の混乱、人心の攪乱、奇っ怪な殺傷事件などは、まさにその現れであるのだ。

こうした状況、時の流れの中で 刻々と伝えられた情報を元に書き上げたのが、この度、学研社から出版することになった新書『2012年・アセンション最後の真実』である。この本は、『死んだらどうなるの?』 から『アセンションに向けて』、『祈りの島「沖縄・久高島」』、そして、『5次元体験の超衝撃』と続いてきた、 一連の精神世界とアセンションの探求、それに先史文明の探索やUFO研究の総まとめとなるものである。

アセンションによって、人類がいかなる道に進んでいくことになるのか、またその発生の時期や、さらにはそうした事態に備えていかなる心構えを持って生きるべきかなどの点を、より具体的に記している。

精神世界やアセンション、さらには、これからやってくる地球と人類のビックチェンジの行く末に関心をお持ちの方は、ぜひ急いで読んで頂きたいものである。光り輝く新たな世界に向かって時が刻一刻と近づいている今こそ、本書によって一人でも多くの方が「意識の覚醒」を果たされ、ふるさとの母星に旅立たれんことを願っている。

 

 

 

 

 

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