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  《 最新の霊的知識とあの世の不思議 》

最近、私が学んだスピリチュアル世界の不思議な事柄を何点か、シリーズでお話することにしよう。まず最初は、我々の魂は幾つにも分かれることが出来るという話である。

分魂(分霊)

スピリチュアルの世界の研究が進み、霊的世界の姿が次第に明らかになってきている今日でも、まだ肉体が自分自身そのものであると、考えている人が多い。しかし、あなたや私という本体(魂)は肉体とは別の存在で、肉体はあくまで魂が一時的に纏(まと)った衣装(媒体)に過ぎない。だから、もしもあなたが死を体験したとしても、本体の魂は決して消滅することなく存在し続けるのだ。

それでは、死後、魂は肉体に代わってどんな衣装を身につけることになるのだろうか? それは死後に住む世界によって変わってくる。死後の世界は大別して「幽界」、「霊界」、「神界」に分かれるが、それぞれの世界に応じて、魂は「幽体」、「霊体」、「神体」と随時衣装を替えていくことになる。

地上界から離れて幽界から、霊界、神界へと進むにつれ、その世界を構成している粒子は微細となり、そのエネルギーの波動は次第に高くなっていく。それゆえ、身に纏(まと)う衣装もそれに合わせて幽体、霊体、神体と次第に微細で高波動の物質へと変化していくことになる。我々が死者の姿を見ることが出来ないのは、 彼らは肉体の目では認識できない高い波動の肉体に衣装替えしているからである。

ここまでのことは、スピリチュアルの世界を少し勉強した人なら誰でもが理解していることである。問題は、この我々の本体である魂が幾つにも分かれることが出来るという点である。 古くから行われている霊界通信でも、魂の分離(分魂)については伝えられることが少ないため、知らない人が多い。私はシルバーバーチの霊訓などを読ん で知ってはいたが、長い間半信半疑でいた。

それは、魂が分離するということの意味が十分に飲み込めなかったからである。ところが、昨年出版されたブルース・モーエンの『死後探索2』(ハート出版刊)を読んで、分魂という不思議な現象が現実に起きていることを実感するところとなった。
 

ロバート・モンロー研究所

読者はアメリカにあるロバート・モンロー研究所をご存じだろうか。ここには、ヘミシンクと呼ばれる音響技術を使って意図的に肉体離脱し、多次元世界を探索することができる施設が用意されている。

個室に入った体験者は両耳にステレオ・ヘッドフォンを当て、左右の耳で二つの異なる周波数の音を別々に聞く。例えば毎秒400サイクルの音を片耳で聞きながら、もう片方の耳で410サイクルの音を聞くわけである。すると、双方の脳半球は、二つの音のサイクルの差、毎秒10サイクル(410―400サイクル)の脳波を発して同調し始める。この脳半球が同調した状態を「ヘミシンク」と呼ぶ。

ヘミシンクした脳波の周波数が、例えば「レム睡眠」(夢見睡眠)の脳波に等しければ、それを聞いている人はレム睡眠状態に入っていく。この時、意識のはっきりした覚醒状態の脳波を生じさせるもう一組の音を使用すると、脳は睡眠状態でありながら、覚醒した意識が肉体から離脱して別の次元へ移行することが可能になる。

こうして意図的に別の次元、つまり霊的世界に移動した意識は、研究所のコントロールタワーの指示に従って霊的世界のさまざまな階層を探索できるというわけである。

この驚くべきヘミシンクの技術は1970代にアメリカの実業家ロバート・モンローが開発したもので、このテクノロジーを用いて霊的世界の探索の旅を体験できるモンロー研究所には、今、世界中から多くの人々が訪れて肉体離脱による不思議な旅を体験している。

コロラド州デンバーで技術コンサルタントとして働くブルース・モーエンも、このモンロー研究所で、何度か霊的世界への不思議な旅を体験し、魂の分離の事実を実体験することになるのであるが、その不思議な体験談を話す前に、霊的世界の構造について簡単に触れておくことにする。

 

霊的世界は階層別世界

霊的世界が幽界、霊界、神界・・・・といった何層もの階層を成していることは先述した通りであるが、幽界の中も、さらに何通りもの階層に分かれている。実は、この世と霊的世界との最も大きな違いの一つが、この階層の存在である。

我々が生活している地上界では、知的レベルや精神的レベル、人格的レベルにおいて千差万別の人間が一堂に集まって同居している。それは、あなた町の隣人を見てみればすぐわかることである。

親切な人もいれば意地悪な人もいる。仕事熱心な人もいれば、怠け者もいる。人助けを好む者もいれば、人を傷つけることに快感を覚える人もいる。

しかし、霊界では、各自の意識のレベルによって住む世界が明確に分かれているため、こうした考え方や行動内容が相反する人が一緒のエリア(階層)に住むことはないのである。

モンロー研究所では、それぞれの階層をフォーカス20とか、フォーカス30とかと呼んでいるが、「幽界」はフォーカス23から27に分かれており、最も高い世界フォーカス27の領域に至ると、そこには、「癒しと再生の場」が 用意されている。ここで、魂は地上界で傷ついた心を癒し、人生の総括をした後、進化についてさまざまな事を学びながら、再生に向けての準備をする。

しかし、地上での生を終えたあと、すべての魂がフォーカス27へ戻ることが出来るわけではない。多くの魂はフォーカス23から26の世界に留まり、一定の期間を経た後でフォーカス27にたどり着くことになる。フォーカス23から26に留まる期間は魂によってまちまちで、数ヶ月、数年の短いケースから数百年、数千年に至る長大な年月まで千差万別である。

因みに、フォーカス23の階層は、死後も自分の死が自覚出来ない魂が留まる世界で、それらの魂は己の死を自覚できずにいるため、死に至る際に感じた恐怖や痛みから抜けきれず、たった一人きりで悶々と苦しみ続けている。

この階層には、戦争や交通事故、それに地震や津波などの自然災害によって死を迎えた人々の多くが集まっている。こうした人々は、死が突然にやってきたため、自分が死んだことを理解できず、地球のエネルギー系に縛られたままその世界を離れられずにいるのだ。

 

ブルース・モーエンの事例

ブルース・モーエンはある時、フォーカス23の世界で苦しんでいる霊的存在を救助し 、「癒しの場」であるフォーカス27に連れていくために用意されたライフ・ラインプログラムに参加することになった。

ヘミシンクによって肉体を離脱した後、霊的世界のガイド(高級霊)に導かれてフォーカス23に行ってみると、そこには14世紀頃、イスラム世界の部族間の戦いで亡くなったジョシュアという若者の霊がいた。

若者は部族間の戦いで、村の防戦にあたっていた最中に敵から飛んできたヤリが右脇、胸郭(きょうかく)のすぐ下に突き刺さり、長く恐ろしい苦痛の末に、肝臓の感染症で死を迎えることになるのだが、あまりの苦しみのために、死後も自分が死んだことが理解できないまま、苦しみの世界に留まり続けていたのだ。

ブルース・モーエンは、苦しみ続けているこのジョシュア に、自分が既に死んでしまったことを自覚させ、癒しの世界であるフォーカス27に連れていくことになるのだが、実は、このジョシュアという男は、モーエンの分魂だったのだ。そのことをガイドから知らされたモーエンには、思い当たる節があった。

というのは、モーエンはアメリカの白人男性では90万人に1人しかいないという奇病・サルコイドーシス(類肉腫症)を患っていたからである。この病気は肝臓と胆嚢の組織の内部に炎症を起こす感染症によく似た炎症で、彼はこの病気の検査の最中に大変な苦しみに襲われ、モルヒネを投与しても効かず、あまりの痛みに失神してしまうほどであった。

モーエンは、大昔に死んだまま苦しみ続けていた自分の分身・ジョシュアの影響を受けて、原因不明で治療法のないサルコイドーシスとう奇病を患い、ジョシェアが経験したのと同じ苦痛を身体の同じ部分に感じていたというわけである。

モーエンは、この病気のためにいつか自分は死ぐことになるのだという意識を、長い間持ち続けていた。しかし、イフ・ラインプログラムに参加して自分の分身を救ったことによって、症状は快方に向かい、「サルコイドーシス」が自分の人生に致命傷となるという考えが消えていった。

モーエンの分身の一つであるジョシュアーの魂は、700年前にこの世に誕生し、部族戦争で死んだ後、「幽界」で苦しみ続けていた。一方、分身の片割れであるモーエンの魂はジョシュアーの後700年経って地上界に誕生 し、肉体離脱によって死後の世界を探索して分身に遭遇する。まるで、モーエンは霊界から旅立ったまま帰還しない、おのれ分身を救出するために、地上界に降りてきたようである。

自分の他に別の自分が違う世界で存在しているという考えは、非常に奇異に感じられ、一般的になかなか受け容れ難い。しかし、モーエンの体験は、それが現実的なことであることを示している。

 輪廻転生のサイクルは拙著「人間死んだらどうなるの?」にも書いたように、およそ250〜300年だといわれている。とすると、魂は1万年の歴史の中で、わずか数十回しか地上での生活を送ることしかできず、学ぶ機会はわずかなものになってくる。

ましてや、ジュシュアーのように、死後700年もの間フォーカス23の世界で留まって、無意味な時間を費やしてしまうようなことがあると、学ぶ機会はさらに限られてくる。これでは魂の進化はあまり期待できない事に なってしまう。ジョシュアーの場合はまだいいほうで、魂によっては、数千年の長きにわたって幽界の低い世界から離れられないものもいる。

しかし、もしも魂の分魂が可能であるならば、幾十にも分かれた魂は輪廻転生に頼ることなく、さまざまな時代に誕生してたくさんの経験を積むことが出来る。そうした分離した魂が霊界に戻り合体するなら、その進化は大いなるものになるはず だ。

どうやら、魂の分離には、重要な意味が隠されているようである。
 

 

 
 


新春の富士

 

 

 

 

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