尋常でなくなって来た世界の気候


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猛威を振るう自然災害
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さらに遠のいた「和平への道」
奇跡のワンカット
発生し続ける巨大台風
一歩踏み出したシリア・イラク情勢
憑依現象の恐ろしさ
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知られざる中国社会の実体 @
世界を驚かせたトランプ氏の勝利
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深まるトルコとEUの亀裂
修羅場を迎えたシリア内戦
読者へのメッセージ
近づく経済破綻の背景 @
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尋常でなくなって来た世界の気候
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アレッポの戦闘、アサド政府軍勝利
中国・農民族の悲惨な実体
中国から農民が消える!
自滅に向かう中国
世界を駈ける衝撃的ニュース
シリア内戦終結への協議始まる
国連でイスラエルに対する非難決議採択
トランプ次期大統領のもたらす危険
読者へのメッセージ(2)
拡大するアジアの危機

砂漠に雪が降り、洪水で砂漠が
        海と化したサウジアラビア

 
 

 
 


雪の中を歩くラクダ。 終末に向かう地球の異常気象を示す驚くべき光景だ。
 

 

 

経済記事に時間を取られお伝え出来ずにいたが、中東や南欧、東南アジア、オーストラリア、米国など世界各地で季節外れの寒さや高温に襲われる一方、豪雨や豪雪に見舞われ被害が広がっている。 中でも驚きなのが砂漠地帯のサウジアラビア一帯が見舞われている豪雨や降雪、降雹である。 

サウジアラビアの降雪については、先月末、砂漠を歩くラクダの背中に雪が積もっている珍しい写真を見て驚かされたばかりであるが、サウジアラビアで、今月に入って今度は南西部、東部、北部 地区の首都リヤド、メッカ、メディナといった大都市一帯が経験したことのないような豪雨に見舞われ、死傷者の数も数十名に達し、砂漠地帯一帯が海と化すという信じられない状況が発生している。

サウジアラビアといえば国土の大部分は砂漠で、北部にネフド砂漠、南部にルブアルハリ砂漠が広がっており、暑い国というイメージが浮かぶ。 しかし、首都リヤドの気候をウイキペディアで調べてみると、確かに6〜8月の気温は平均気温が35〜36℃と高いものの、12〜2月の平均の最低気温は一桁台になっているので想像以上に寒い日もあるようである。

今年の冬、1月には、85年ぶりの雪が降り話題になっていたが、今回、降雪と降雹のあった11月は平均最低気温は14.3℃で、記録に残る最低気温は7℃である。 その11月の21日前後に大変な豪雪と降雹に見舞われたわけであるから、まさに驚きである。

さらに先月末から今月はじめにかけて、サウジアラビア一帯を襲っている異常気象は一段と激しくなって来ており、今度は記録的な豪雨に見舞われ 、砂漠地帯一面が「大海原」と化す事態が発生したのである。 首都リヤドの年間の降雨量はわずか94.5ミリ。 降雨量の多い11月から2月にかけても、各月の降雨量は7〜13ミリしかない。 

そのリヤド一帯で砂漠が水に覆われたというのだから驚きである。 先ずは、掲載した降雪と降雹、洪水の写真を見て頂こう。

 
 

 
 

 

 
 

 
 

 

 
 

 
 


まさに砂漠が海と化した驚くべき光景。 土を盛られた道路だけが辛うじて残った。
 

 
 

 
 


以下3枚の写真を見ると、砂漠に広がった洪水の凄さが実感出来る
 

 
 

 
 

 

 
 

 
 

 

 

 

 

ボリビアの「干ばつ」で巨大な湖が消えた

 
 

 
     

降雨量が極めて少ないサウジアラビアや中東各地が洪水や降雪に見舞われ 、砂漠が海と化している一方で、カリフォルニア州を中心とした米国西部や、湖北省や安徴省、湖北省を中心とした中国では、5〜6年前から広大な地域で干ばつが広がり、多くの川が姿を消し、干し上がった湖が数多く出現している。

数日前、南米のボリビアでも、長年続いている干ばつが年々ひどくなってきており、国の半分近くが水不足に陥っていることを知ることとなった。 ボリビア中西部の標高3700メートルのアルプス地域にあるPOOPO(ポオポ湖)と呼ばれている湖が、完全に干し上がった写真を見て驚いた。 どうやら住民が漁が完全に出来なくなってしまったため、村を離れる事態が発生しているようだ。

湖と言っても我々日本人が考えるような面積ではなく、ポオポ湖は国で二番目に大きい湖で、その面積は琵琶湖の2倍近くある巨大な湖である。 それだけにボリビアで発生している干ばつがいかにひどいかが想像できる。 

ポオポ湖はボリビア最大の湖・チチカカ湖と繋がっており、チチカカ湖の水位が下がると流れ込む水量が減る仕組みになっているため、遺跡探索で何度か訪ねたことのある標高4000メートルのチチカカ湖の水位も下がっているのではないかと気になるところである。因みにチチカカ湖は琵琶湖の13倍ほどの巨大な湖で、湖の中に水草で作られた浮島があり、そこには人々が暮らしている。

 
 

 
 

 
ポオポ湖はかっては満々と水をたたえる美しい湖であった。

 
 

スマトラ島の「大地震」、死者100人を越す

 
 

 
     
 

このところ地震の頻度が増してきている。 イタリアのM7の地震で大きな被害が発生したのはまだ記憶に新しいところだ。 なのに、その後、ニュージーランド、福島とM7クラスの地震が相次ぎ、 一昨日はインドネシアのスマトラ島北部でM6・5の地震が発生し、100人を越す死者が出ている。

ユーラシアプレートとアラビアプレートの境界が走るイタリアやギリシャと言った国々では、比較的地震がよく発生するが、それ以外のヨーロッパでは地震が起きることはほとんどない 。 ところがそんなヨーロッパで、今年の春先辺りから中規模の地震がしばしば発生するようになって来ている。

3月にはスウェーデンでM4・6(過去100年で最大規模)、4月にオーストリアのウィーン近郊でM4・4、フランスのラ・ロシェル近郊でM5・2、9月にルーマニアでM5・2、11月にポーランドでM5・2の地震が発生している。 ポーランド地震では探鉱が崩れ8名が死亡している。

そうした状況の中で、12月に入って奇妙な地震が発生している。 西はポルトガルから東のトルコに至るなんと9ヶ国にわたって連鎖的 な地震が発生しているのだ。 国名で言うなら、ポルトガル、スペイン、フランス、ドイツ、イタリア、セルビア、ギリシャ、ブルガリア、トルコで、震度はM2・2からイタリア のシチリアのM4・2まで、規模は小さいものの、これまでに起きたことのない「地震の波」が9ヶ国を走り抜けたというわけである。

気候の変動だけでなく、地震や噴火などこうした異常事態が世界各地で次々と発生しているのだが、我が国のマスコミはそうした状況を伝えることはほとんど皆無だ。 そのため、多くの国民はいつもと変わらない世の中が続いていると思い込んで暮らしている。 しかし、状況は決して見過ごせるほど、尋常な状況ではなくなってきているだけに、読者におかれてはしっかり頭に入れておいて頂きたい。

 

 

 
 

 

 
 

 
 

 

 
 

 




 

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