読者の善意が集まった驚きの結果

先ずは、カピ村の小学校・幼稚園の建設へご寄付頂いた皆様に厚く御礼を申し上げます。　学校建設のご案内を記載させて頂いたのが３月９日の昼頃、その数時間後から送金 しましたというメールが届き始め、あれよあれよという間に予定していた１５０口（１５０万円）を越してしまいました。

この調子では案内していた２５日の締め切りまで延ばしたら、予定額を超えてしまうのではないかと、急遽、締め切り日を繰り上げ１８日に変更する旨のご案内をさせて頂いた次第です。　しかし、それでも 最終的には、振り込みを頂いた方の人数は２３５名、総口数は予想を遙かに超える約６０９口（６，０８６，１６８円）に達しておりました。 　合計金額に端数が出ているのは、３０００円前後の端数で振り込まれた方が２名おられたためです。

当初は皆様からのお振り込みに私からの１００万円ほどを加えて、必要な金額になるかと考えていたのですが、私の分を加える余地がまったく無くなって しまい、さてどうしよう。　嬉しい悲鳴とはこのことを言うのでしょうか。　

そこで、セサル・ラトーレ氏と打ち合わせをし、お振り込み頂いた６００万円余に私からの支援金５０万円を加えさせて頂いて、６，５８６，１６８円のファンドを作り、その中から小学校用の給食センター と鉄棒などの運動器具を備えた運動場、３００冊の図書を追加させて頂くことにしました。

給食センターの見積もりを取ったところ、Ｓ（ソル）建てで、２０９２４ ソル＝ ６０６５ ドル。
円換算７０９,６０５円（こちらをクリック）となりましたので、 それに運動場と図書費の概算４００,０００円を加えて総工費　２,９４８，０４９＋７０９,６０５円＋４００,０００円≒４ 、０００、０００円をセサル氏に送金させてもらうことにしました。　

下段に ２３日に振り込みしました振込用紙のコピーを添付しておきましたので、ご確認下さい。

残りの金額２,５８６､１６８円については、カピ村から徒歩で７〜８時間ほど離れた村にもう一つ作ってあげたい小学校があるとのことですので、そちらの建設資金に回させて頂くことにしました。　そちらの詳細については、セサル氏が６月のはじめにカピ村を訪ねた際に、村の人達と打ち合わせを行い必要な金額を算出して来て頂くことにしました。　次の学校は小学校だけですのでこの金額で大丈夫だと思います。 もしも不足分がありましたら私が追加しますので、ご安心下さい。

これで、カピ村には今までペルーで作った学校の中で最も充実した校舎が出来上がり、幼稚園児と小学生が初めての学校生活を送ることになります。　その上、皆様のお陰でもう一校の小学校が寄贈できることになりました。 なんとも嬉しい限りです。　したがって、ご支援頂いた皆様は 、ペルーに２つの学校を寄贈して頂くことになりますので喜んで下さい。　カピ村は８月中に、もう一つの村は１０月中に完成を予定していますので、より素晴らしい学校が無事完成されますように祈っておいて下さい。

今回、私が驚いたのは、送って頂いたメールに、日々掲載しているＨＰに対する感謝と激励の言葉が数多く添えられていたことです。　なにかと厳しい状況の中 、長年にわたって掲載し続けて来たわけですが、そんな記事が読者の徳積みの心を呼び起こし、今回の学校建設支援につながる一助となったとするなら、 嬉しい限りです。

実のところ、ＨＰも書き始めてからほぼ１５年目に入り、少々バテ気味でしばらく休ませて頂こうかと思っていたところだったのですが、今回頂いた感謝と激励のメールを起爆材にして、これから先も 、時の至るまで、なんとか頑張って書き続けていくことにしました。

ご寄付頂いた方の中には、徳乃蔵に来られるために蓄えていたお金の中から、支援金を捻出された方もおられたようです。 遠方の方のようなので、しばらく徳乃蔵には来られなくなってしまったのではないかと、心が痛みますが、そうした話をセサル氏に伝えたところ、 彼も絶句してしまい、しばらく会話が途切れてしまいました。　改めて、彼から「 ご支援頂いた皆様に、心からの感謝の気持ちを伝えて下さい 」とのメッセージを頂きましたので、お伝えさせて頂きます。

以上、セサル氏と共に感謝の気持ちを込めて決算報告をさせて頂きます。

下段の表は、ご支援頂いた方々の匿名希望者を除いた芳名一覧表です。　万一、お名前が抜けておられる方がありましたら、至急メールをお願い致します。　なお、ご支援頂きながらメールの発送をして頂けてない方が何人かおられま したので、匿名を希望しておられる方の名前が記されているかもしれませんが、ご容赦下さい。